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朝練習は当たり前[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/14(土) 16:00

高校生の頃、朝練習というのは無かった。

 

でも父親の仕事ついでに車で送ってもらっていた

 

俺は、朝7時半頃には学校に着いていたから

 

一人でサーブ練習したりしてたけど、そんなに

 

きっちりとした朝練習ではなったな。

 

 

高校卒業後、コーチ派遣会社に就職し

 

横浜のスクールでコーチを始めたんだけど、そこは

 

朝練習をする習慣があるところだった。

 

基本的には皆で行うと言うよりは、朝練習大好きな

 

先輩コーチに「お前、朝練習付き合えよ!」と

 

命令されて渋々・・・という感じだったな。

 

 

俺自身、上京してきた理由はテニスコーチとして

 

頑張る為に来たのであって、選手として頑張りたいと言う

 

思いは全くと言っていいほど無かったからね。

 

朝練習するより、仕事ギリギリまで寝ていたかった。

 

 

でも怖い先輩達に逆らうことも出来ず、毎朝6時にコートへ

 

立って、怖い先輩達のボールを受けて練習に付き合った。

 

でもそれから徐々に自分自身のテニスの上達に興味を

 

持ち始め、試合に出場して結果を求めるようになってくると

 

いつしか、朝練習は最も重要な練習時間となった。

 

 

朝練習をハードに、しかも効率的に行うようにするためには

 

当然ちゃんと睡眠を取らないといけないし、もちろん寝坊は

 

時間のロスだから絶対ダメ。

 

朝練習を通していつの間にか、テニス中心の生活に変わったかも。

 

 

でも、やっぱり朝は眠いし、真冬の朝練習は寒いし、引退する最後の

 

方まで「あぁ、もっと寝ていたい・・・」と思いながら、家を出ていた。

 

しかし、「朝練習は当たり前」という習慣が身に着いていたから

 

続けられた。

 

そしてその習慣を植え付けてくれたのは、最初上京したての俺に

 

「朝練習、付き合えよ!」と命令してくれた先輩達。

 

今でもその先輩には感謝だね。

自分らしい普通のプレーを[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/13(金) 13:04

ピンチの時、どうする?

 

チャンスを迎えた時、何をする?

 

相手がムチャクチャ強かったら?

 

全然攻めてこないで、粘りまくる相手なら?

 

 

テニスって色んな場面を経験するでしょ?

 

逆に言うと、何でもない時って無いくらいだ。

 

リードしてたら、それはそれで

 

「最後までリードできるかな・・・」と不安が過るし

 

リードされていたら当たり前に焦って来る。

 

 

でも基本的に色んな場面に遭遇するけど、やることって

 

そんなに大きくは変わらないもんだよ。

 

「ピンチだから、ここはスペシャルショットを・・・」なんて

 

打つ余裕は無いし、そんなスペシャル持ってたら

 

多分、ピンチの前にどんどん使ってしまうと思う。

 

 

もちろん、2パターンか、3パターンはちゃんと持って

 

おきたいんだけど、その持っているパターンをしっかり

 

どの場面でどう使うのか、考えておかないといけない。

 

例えばサーブ&ボレーを普段から練習している人は

 

それをどんな場面で使うのかってことまで考えておかないと

 

結局登場場面を見失って、出番なし・・・なんてことになる。

 

 

逆に、焦り過ぎて、普段自分が思っているような

 

プレーに陥ってしまうこともある。

 

とにかく試合中は焦りやすいし、興奮もしやすい。

 

冷静でいる事って難しいんだから、ちゃんと普段から

 

「自分らしい普通のプレー」っていうのを考えておくこと。

 

当然、そのプレーを一番練習しなきゃいけないしね。

スプリットステップ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/12(木) 07:27

相手が打つ瞬間、スプリットステップをする。

 

このスプリットステップって凄い大事。

 

皆、どういう風に行っているだろうか?

 

 

よく雑誌とかには「筋反射」ということで書いてあるけど

 

そういう専門的な難しいことはとりあえず置いといて

 

条件として何が必要かを考えてもらおう。

 

 

まず大事なことは、スプリットステップを行うタイミング。

 

当然、相手が打ったショットに対して素早く対応するために

 

行うんだから、相手が打つ前にはスプリットステップをやろうと

 

し始めておかないといけない。

 

そして相手が打つ瞬間にはしっかり着地して次の動作に

 

移れるようにしたいもんだ。

 

 

その着地の瞬間、自分のフォア側、バック側、どちらにも均等に

 

行けるように、両足にも均等に体重を掛けなければいけないし

 

前へダッシュ、後ろへ下がって打つ・・・という前後の動きへ

 

移らないといけない場合もあるので、少し踵気味で着地した方が

 

姿勢も保ちやすくて、多方向に動きやすい。

 

 

着地したと同時に相手がショットを打ってくる。

 

さぁ、そのショットを見定めていざ飛んできたボールの方向へ

 

動くのだが、その動きをスムーズにスタートするためには、

 

スプリットステップの着地時に膝を曲げて腰を落として

 

ロケットスタート出来るようなためを作っておきたい。

 

そのためにも、スタンスは肩幅よりも広く取って、膝曲げやすく

 

腰を落としやすくすること。

 

 

スプリットステップは、たまに「スプリットジャンプ」なんて

 

言い方があるけど、俺はどちらかと言うとジャンプよりも着地が

 

重要だと思うので、ジャンプはあくまでも小さく。

 

両足均等に体重乗せるための予備動作として、

 

着地の方に注目して欲しい。

 

 

せっかく反応が良いのにその後の動作が上手くいかない

 

人をよく見かけるから、このスプリットステップはしっかり

 

意識をしながら練習するように!!

お国柄[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/11(水) 07:26

スペインのアカデミーで練習していた時、

 

周りには世界各国から選手が集まってきていた。

 

気候が良いから一年中テニスが出来るし、

 

こうやって集まるからレベルの高い大会もたくさん

 

開催されるし、とにかく毎日世界各国の選手達と一緒に

 

練習をした。

 

 

もちろん、それぞれ個々に性格や人間性は違うんだけど

 

やっぱりお国柄ってある。

 

当時はロシアからたくさん選手が来ていたんだけど

 

ロシア人の男子選手はとにかく揉め事が多かったよ。

 

ロシア人同士でもケンカをよくするし、コーチに対してケンカ腰で

 

いくのもロシアの男子選手。

 

でもロシア人の女子選手は全員って言って良いほど

 

社交的で明るい子達が多かった。

 

語学にも堪能で友達も多く出来る子ばかり。

 

 

イタリア人は何かと遊ぶ事ばかり考えている感じ。

 

男子選手は女の子の事、女子選手は男の子の事ばかり。

 

明るい性格は良いんだけど、一緒のアパートだったり

 

一緒に遠征なんか行くと、たまに面倒に思うのがイタリア人。

 

 

スペイン人は皆良い人!!

 

でも楽観的過ぎたり、いい加減過ぎたりするのが、ちょっと

 

気になる事もあった。

 

「この人、性格悪いなぁ」とか「この人、暗いなぁ」って

 

人とは殆ど会ったこと無かったね。

 

その代わり、すぐに感情的になって言い合いになることも。

 

でもすぐにそんなことも忘れて、また楽しく話が出来る。

 

そんな人達。

 

 

ま、他の国の選手達も色々と特徴はあるんだけど、

 

我々日本人もかなり不思議な民族と思われていたようだ。

 

とにかくそういう人達が集まる場所ってのは面白い。

 

リーダー作り[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/10(火) 10:20

俺はもともとテニススクールのコーチをずっと

 

やってきたんだけど、その中で大人にレッスンもしたし

 

ジュニアにもレッスンした。

 

選手なんかにもレッスンしたんだけど、スクールの中って

 

コーチがリーダーになるから、コーチである俺が仕切って

 

レッスンを進めていけば良い。

 

 

でも現在活動している「部活支援活動」をやりながら、色んな学校の

 

部活を見るようになって思ったのは、コーチがいない部活が殆どだから、

 

ちゃんとリーダーを作らなきゃ・・・ということ。

 

顧問の先生は、常にコートへ立てる訳ではないので、リーダーとは

 

違うよね。

 

あくまでも監督である。

 

となると、キャプテン、部長・・・などの生徒代表がリーダーシップを

 

発揮させないといけない。

 

 

このリーダーシップ発揮出来るキャプテン、もしくは部長がいるかどうかが

 

部全体の成長に関わって来る。

 

スクールは、テニスコーチの目の届く範囲に定員を設定しているから

 

全員が横並びで良いんだけど、部活ってのは皆で活動しながら

 

上達を目指さないといけないから、リーダーを筆頭にちゃんとした

 

体制が出来ていないと、自分勝手な輩や落ちこぼれて付いていけない

 

生徒が出てきてしまう。

 

 

高校の部活は、この時期はもう3年生が引退して2年生中心で

 

回っていると思う。

 

しっかりと2年生のキャプテン、部長はリーダーとして計画、実行、

 

そして全体が上手く機能していない時には「こらぁ!!」って怒れるように

 

しておかないといけないし、今の段階から来年のリーダーとなる1年生の

 

ことも考えておかないといけないね。

 

 

テニスは個人競技だけど、部活は団体活動。

 

テニス部皆が全力で頑張れるように、しっかりとしたリーダーを作る事が

 

出来れば、必ず良い結果と良い思い出が築けるはず。

 

頑張れ!!!

 

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