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てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
ブログ2011/6
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汗をかこう!夏に備えよう![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/06/09(木) 08:11
日に日に暑さが増して行く。
皆、ちゃんと身体を暑さに慣らしているかな?
暑さに対応するためには、キャップを着用したり
飲み物を摂ったりするのも大事なんだけど、しっかりと
汗をかきやすくするためにも、汗腺を開かせておくことが
重要だよ。
だから現役の頃は、このシーズンに入るもう少し前
3月とか4月頃から、暑くない日でもガブガブ水を飲んで、
汗を大量に出そうとしたもんだ。
暑い日は「のど渇いた!!!」って水を自然と飲むけれど
まだ寒かったりする日が多い3月頃は、結構意識して
水分摂取しないと飲まないからねぇ。
3月でも一日水を2リットルは摂取しておきたい。
しっかりと汗腺を開かせておくと、ジャンジャン汗をかいてくれて
体温調節がスムーズになり、真夏のカンカン照りの中でも
比較的しっかりプレーが出来る。
ちょっと汗っかきな体質になるけれど、その方がやはり体は
軽く感じる。
ちなみに真夏でも2時間以内の運動であれば水だけで十分なんだよ。
スポーツドリンクとかミネラルを補給しなくても良い。
でも、それだとフラフラしてエネルギー不足、ミネラル不足になる人は
朝食、もしくは昼食の摂取が足りない人。
そうなるとスポーツドリンクは必要になるけれど、出来れば食事で
しっかりと栄養補給して、運動時は水だけでOKなようにしておくのが
好ましい。(※2時間以内の運動の場合)
ということは、ちゃんと食事で栄養を補っているのに
運動するごとにスポーツドリンクを飲んでいる人は、カロリー過多に
なるんだよ。
「運動しているから・・・」と言ってガブガブ飲んでいる人、気を付けてね。
今年の夏も暑いのかな?
しっかり今のうちから正しい水分補給を行い、汗腺を開かせておいて
しっかり真夏もテニスが出来るようにしておこう。
皆、ちゃんと身体を暑さに慣らしているかな?
暑さに対応するためには、キャップを着用したり
飲み物を摂ったりするのも大事なんだけど、しっかりと
汗をかきやすくするためにも、汗腺を開かせておくことが
重要だよ。
だから現役の頃は、このシーズンに入るもう少し前
3月とか4月頃から、暑くない日でもガブガブ水を飲んで、
汗を大量に出そうとしたもんだ。
暑い日は「のど渇いた!!!」って水を自然と飲むけれど
まだ寒かったりする日が多い3月頃は、結構意識して
水分摂取しないと飲まないからねぇ。
3月でも一日水を2リットルは摂取しておきたい。
しっかりと汗腺を開かせておくと、ジャンジャン汗をかいてくれて
体温調節がスムーズになり、真夏のカンカン照りの中でも
比較的しっかりプレーが出来る。
ちょっと汗っかきな体質になるけれど、その方がやはり体は
軽く感じる。
ちなみに真夏でも2時間以内の運動であれば水だけで十分なんだよ。
スポーツドリンクとかミネラルを補給しなくても良い。
でも、それだとフラフラしてエネルギー不足、ミネラル不足になる人は
朝食、もしくは昼食の摂取が足りない人。
そうなるとスポーツドリンクは必要になるけれど、出来れば食事で
しっかりと栄養補給して、運動時は水だけでOKなようにしておくのが
好ましい。(※2時間以内の運動の場合)
ということは、ちゃんと食事で栄養を補っているのに
運動するごとにスポーツドリンクを飲んでいる人は、カロリー過多に
なるんだよ。
「運動しているから・・・」と言ってガブガブ飲んでいる人、気を付けてね。
今年の夏も暑いのかな?
しっかり今のうちから正しい水分補給を行い、汗腺を開かせておいて
しっかり真夏もテニスが出来るようにしておこう。
ストローカーボレー[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/06/08(水) 12:39
全仏オープン男子シングルス、ナダルが優勝!!
スペインにいた頃、まだ17歳だったナダルを生で
観たこともあるので、以前より彼には思い入れがある。
嬉しい!!
彼の強烈なフォアハンドストロークはやっぱり凄い!!
でも試合を観ていると、意外とボレーが多いのが
分かるでしょ?
一昔前に「ストローカーと言えばこの人!」と言われた
アガシもまたボレーが多かったんだよ。
二人とも共通するのが、「華麗なボレー」と言うより
ストロークで相手を崩し切っておいて、あとはほんの少し
トドメを指すためのボレーって感じだね。
この「トドメボレー」を持ってるかどうかで、試合中のメンタルって
かなり違って来るんだよ。
もしトドメボレーがないと、当然その前のストロークでせっかく
相手を追い込んだのに、そこから逃げられてしまう可能性が
出て来る。
そうなると、逃げ切れないように、返球出来ないくらいの凄い
パワーやコースを狙ったストロークを打つように自分へ命令するでしょ?
でもそこから無理が生じ始めてミスが出るんだよ・・・。
逆に「返球されてもいい。その後にボレーがあるから・・・」と
思いながら攻撃ストロークを打つと気分的にも楽だし、もし相手が
返球して来ても、それを予測して対応出来る。
結果、リラックスした自分は意外と良いプレーを生んで、
繋ぐつもりだったのにエースになったりする事さえある。
もちろんレベルが高い相手になると、「返球されても良い」と
思いながら取らせたのをカウンターでやられてしまうこともあるが、
それを恐れて「触られたくない!決めなきゃ!」という気持ちになると
結果、相手にやられる以上に自分のミスが多くなるのだ。
「俺はストロークを武器に戦いたい!」
そう思っている人は、もちろんそのストロークを活かして
頑張ってもらいたいのだが、その先にはボレーがあるって事を
忘れないように。
そしてナダルの試合をよく観てみよう。
どういうネットプレーを混ぜているのか。
全仏でV6を達成している彼は決してパワフルフォアハンドだけじゃ
ないってことが分かるよ。
スペインにいた頃、まだ17歳だったナダルを生で
観たこともあるので、以前より彼には思い入れがある。
嬉しい!!
彼の強烈なフォアハンドストロークはやっぱり凄い!!
でも試合を観ていると、意外とボレーが多いのが
分かるでしょ?
一昔前に「ストローカーと言えばこの人!」と言われた
アガシもまたボレーが多かったんだよ。
二人とも共通するのが、「華麗なボレー」と言うより
ストロークで相手を崩し切っておいて、あとはほんの少し
トドメを指すためのボレーって感じだね。
この「トドメボレー」を持ってるかどうかで、試合中のメンタルって
かなり違って来るんだよ。
もしトドメボレーがないと、当然その前のストロークでせっかく
相手を追い込んだのに、そこから逃げられてしまう可能性が
出て来る。
そうなると、逃げ切れないように、返球出来ないくらいの凄い
パワーやコースを狙ったストロークを打つように自分へ命令するでしょ?
でもそこから無理が生じ始めてミスが出るんだよ・・・。
逆に「返球されてもいい。その後にボレーがあるから・・・」と
思いながら攻撃ストロークを打つと気分的にも楽だし、もし相手が
返球して来ても、それを予測して対応出来る。
結果、リラックスした自分は意外と良いプレーを生んで、
繋ぐつもりだったのにエースになったりする事さえある。
もちろんレベルが高い相手になると、「返球されても良い」と
思いながら取らせたのをカウンターでやられてしまうこともあるが、
それを恐れて「触られたくない!決めなきゃ!」という気持ちになると
結果、相手にやられる以上に自分のミスが多くなるのだ。
「俺はストロークを武器に戦いたい!」
そう思っている人は、もちろんそのストロークを活かして
頑張ってもらいたいのだが、その先にはボレーがあるって事を
忘れないように。
そしてナダルの試合をよく観てみよう。
どういうネットプレーを混ぜているのか。
全仏でV6を達成している彼は決してパワフルフォアハンドだけじゃ
ないってことが分かるよ。
高い打点・・・厄介だね。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/06/07(火) 13:07
テニスの中で重要なことは、相手が取れないくらい
凄いショットより、相手が攻撃出来ないディフェンスショットを
持っているかどうかなんだよね。
もちろん超攻撃的ショットも欲しいんだけど、まずはしっかりとした
ディフェンスショットが無いと攻撃するチャンスも巡って来ない。
しかし当然相手も同じようにこちらに攻撃させないショットを
打って来るんだけど、その代表は高く弾むストロークショットかな。
下がりながら打たないといけないくらい、しっかり弾まされると
ちょっと攻撃出来ないどころか、自分のショットも浅く返球してしまい
ピンチに陥ってしまう。
高いショットの対処はしっかりやっておかないと。
まず普通のショットと何が違うのだろうか。
一番違う所はまず打点の高さである。
いつもの打ちやすい打点よりも高い打点で処理しないと
いけないってことは、スウィングを後ろから前に振ることが難しい。
ラケットダウンさせた状態から高い打点に向かって一気にラケットを
持ち上げてスウィングするため、完全に上下動になるよね。
よく「力が伝わりにくいから・・・」と苦手な人は目いっぱい後ろに
反動付けてテイクバックを大きく取ろうとするんだけど、そうなると
変に前後の要素が混じってしまって逆効果だ。
慌てずしっかり下からそのまま真上に振り抜くつもりで対処しよう。
その「上下動スウィング」する時なんだけど、
軸足は後ろ足(右利きの人のフォアの場合は右足)がいいよ。
前足はしっかり踏み込んでから、前に振り抜きやすいので
攻撃的なショットを打つ時には効果的なんだけど、後ろ足は
逆に持ち上げてボールに回転を加えることに適している。
なので、大きくバウンドする厄介なショットが相手から
飛んできたら、まずは身体の向きをターンさせて、後ろ足メインで
ボールの距離を調整してもらいたい。
その時慌てず後ろにひかないこと。
それよりもしっかりラケットダウンさせて、一気にラケットを
上に振り抜くキッカケを待っていよう。
そして丁度打つタイミングになったら、全体重をしっかりと
後ろ足に乗っけて、その後ろ足で上に蹴るパワーをキッカケに
上下動のスウィングを行い、上に振り抜こう。
もちろんこれも攻撃というより、凌ぐショットなので、弾道も高く
上げて回転量も出来る限りかけてあげることを忘れずに。
キーポイントの後ろ足に頼ることと、上下動のスウィング。
しっかりと持ち上げて、相手にも攻めさせないように
しながら凌げるようになれば大丈夫。
試合の中でもけっこうこれを使う場面があるので、皆普段から
練習しておこう。
凄いショットより、相手が攻撃出来ないディフェンスショットを
持っているかどうかなんだよね。
もちろん超攻撃的ショットも欲しいんだけど、まずはしっかりとした
ディフェンスショットが無いと攻撃するチャンスも巡って来ない。
しかし当然相手も同じようにこちらに攻撃させないショットを
打って来るんだけど、その代表は高く弾むストロークショットかな。
下がりながら打たないといけないくらい、しっかり弾まされると
ちょっと攻撃出来ないどころか、自分のショットも浅く返球してしまい
ピンチに陥ってしまう。
高いショットの対処はしっかりやっておかないと。
まず普通のショットと何が違うのだろうか。
一番違う所はまず打点の高さである。
いつもの打ちやすい打点よりも高い打点で処理しないと
いけないってことは、スウィングを後ろから前に振ることが難しい。
ラケットダウンさせた状態から高い打点に向かって一気にラケットを
持ち上げてスウィングするため、完全に上下動になるよね。
よく「力が伝わりにくいから・・・」と苦手な人は目いっぱい後ろに
反動付けてテイクバックを大きく取ろうとするんだけど、そうなると
変に前後の要素が混じってしまって逆効果だ。
慌てずしっかり下からそのまま真上に振り抜くつもりで対処しよう。
その「上下動スウィング」する時なんだけど、
軸足は後ろ足(右利きの人のフォアの場合は右足)がいいよ。
前足はしっかり踏み込んでから、前に振り抜きやすいので
攻撃的なショットを打つ時には効果的なんだけど、後ろ足は
逆に持ち上げてボールに回転を加えることに適している。
なので、大きくバウンドする厄介なショットが相手から
飛んできたら、まずは身体の向きをターンさせて、後ろ足メインで
ボールの距離を調整してもらいたい。
その時慌てず後ろにひかないこと。
それよりもしっかりラケットダウンさせて、一気にラケットを
上に振り抜くキッカケを待っていよう。
そして丁度打つタイミングになったら、全体重をしっかりと
後ろ足に乗っけて、その後ろ足で上に蹴るパワーをキッカケに
上下動のスウィングを行い、上に振り抜こう。
もちろんこれも攻撃というより、凌ぐショットなので、弾道も高く
上げて回転量も出来る限りかけてあげることを忘れずに。
キーポイントの後ろ足に頼ることと、上下動のスウィング。
しっかりと持ち上げて、相手にも攻めさせないように
しながら凌げるようになれば大丈夫。
試合の中でもけっこうこれを使う場面があるので、皆普段から
練習しておこう。
雨が降ってラッキー[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/06/06(月) 09:13
梅雨に突入。
雨が多い毎日で、部活もなかなか出来なくて
ストレスも溜まる。
人工芝のコートなら多少の雨でも出来るけど
クレーコートだとぬかるんで危ない。
スペインにいた頃練習していたテニスクラブは
クレーコートがほとんどだったから雨には弱い。
上がってもすぐには出来ないが、コートキーパーの
おじさんがいて、コート整備をしてくれた。
が、やはりそう簡単に使える訳じゃない。
そうなるとトレーニングになる。
コートの横にトレーニングジムの小さな小屋があったんだけど
せいぜい20名くらいしか使えない。
そうなると他の選手はどしゃ降りじゃなければ、
コートの周りをランニングになる。
でもやっぱりオンコートの厳しい練習よりかは随分
楽なので、雨が降ると「ラッキー!!」って当時は
思ってたよ。
ま、雨が降ったら「出来なくてラッキー!」と思うことは
良いこととは言えないけど、そのくらい普段から練習が
キツイとそう思える。
さて、皆も雨が降ってテニスが出来ないと
「ラッキー!」って思える?
思える人は、「あんなキツイ練習をしなくて済む・・・」
と思ってラッキーなのか、それとも単純にラッキーと
思っているのか・・・。
とにかく、雨が多いこの時期、コートに立てる機会が
減るので、練習出来る時にはガッツリ練習しておこう。
雨が降った時に「あぁ、あの地獄の練習をしなくて済む・・・」と
思えるくらいに。
雨が多い毎日で、部活もなかなか出来なくて
ストレスも溜まる。
人工芝のコートなら多少の雨でも出来るけど
クレーコートだとぬかるんで危ない。
スペインにいた頃練習していたテニスクラブは
クレーコートがほとんどだったから雨には弱い。
上がってもすぐには出来ないが、コートキーパーの
おじさんがいて、コート整備をしてくれた。
が、やはりそう簡単に使える訳じゃない。
そうなるとトレーニングになる。
コートの横にトレーニングジムの小さな小屋があったんだけど
せいぜい20名くらいしか使えない。
そうなると他の選手はどしゃ降りじゃなければ、
コートの周りをランニングになる。
でもやっぱりオンコートの厳しい練習よりかは随分
楽なので、雨が降ると「ラッキー!!」って当時は
思ってたよ。
ま、雨が降ったら「出来なくてラッキー!」と思うことは
良いこととは言えないけど、そのくらい普段から練習が
キツイとそう思える。
さて、皆も雨が降ってテニスが出来ないと
「ラッキー!」って思える?
思える人は、「あんなキツイ練習をしなくて済む・・・」
と思ってラッキーなのか、それとも単純にラッキーと
思っているのか・・・。
とにかく、雨が多いこの時期、コートに立てる機会が
減るので、練習出来る時にはガッツリ練習しておこう。
雨が降った時に「あぁ、あの地獄の練習をしなくて済む・・・」と
思えるくらいに。
全ては金星のために。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/06/03(金) 02:39
テニスを一生懸命頑張っている皆、
何のために練習しているんだ?
試合で勝つためだろ?
試合で勝つというのは、自分より格下に勝つことじゃない。
自分と同じレベルの人達でもない。
そんなレベルには当たり前に勝って、目指すは自分より
上のカテゴリーにいる選手達に勝つことが真の目的なのだ。
となると、そういった相手から勝利をもぎ取る試合をイメージ
しないといけない。
目を閉じてイメージしてごらん。
強い相手から自分がポイントを取り続けて勝利する自分が見えた?
そこで自分自身はどういうプレーをしているだろう???
現実的に考えて、自分より強い相手に対して、それを上回る
華麗な動きとパワフルなショットをイメージしてしまった人は、
考えが甘いんじゃないかな?
そんな気持ちよくプレー出来るのは相手のショットが甘い時。
格上の選手はそんなに打ちこめる展開にはなりにくい。
必要なのは、強い相手に対して「我慢強いテニス」が出来るかどうか。
もし仮に気持ちよくプレー出来てリードしたとしても、試合の終盤混戦に
もつれこむ可能性は高い。
そうなると結局は「我慢強いテニス」が要求される。
だから、普段の練習でも甘いショットをパワフルに打ち込む練習ばかり
やって「俺って、凄いパワーショット打てるようになってきた!」と
喜んでいると試合では結果を出しにくい。
そんなショットより、まずは相手のレベルの高い攻撃を受け切って
チャンスが来るまで耐え忍ぶ「我慢強いテニス」を磨いておけ。
とにかくコートの端から端まで何球連続でも動いて返球出来るように。
そうなると、大事なのは「ショットを決める」ことよりも、まずは
「逃げる」ということ。
自分が厳しい態勢になったとしても、そこから深いロブとか
ボレーの足元にボールを殺して打つなどが必要で、そこで
粘りまくって初めてチャンスが巡って来る。
「我慢強いテニス」の後に「パワフル攻撃テニス」が待っているのだ。
試合で勝って結果を残そう。
その為にも、今自分がいるレベルよりも上の選手たちを
倒せるように頑張ってくれ。
その為にも、まずは粘り切ってチャンスが来るのをひたすら
待てるテニスを確立させること。
目を閉じてイメージした時に、強い相手の強いショットを
ひたすら拾いまくってチャンスを待ち続けている自分の姿を
想像出来るようにね。
何のために練習しているんだ?
試合で勝つためだろ?
試合で勝つというのは、自分より格下に勝つことじゃない。
自分と同じレベルの人達でもない。
そんなレベルには当たり前に勝って、目指すは自分より
上のカテゴリーにいる選手達に勝つことが真の目的なのだ。
となると、そういった相手から勝利をもぎ取る試合をイメージ
しないといけない。
目を閉じてイメージしてごらん。
強い相手から自分がポイントを取り続けて勝利する自分が見えた?
そこで自分自身はどういうプレーをしているだろう???
現実的に考えて、自分より強い相手に対して、それを上回る
華麗な動きとパワフルなショットをイメージしてしまった人は、
考えが甘いんじゃないかな?
そんな気持ちよくプレー出来るのは相手のショットが甘い時。
格上の選手はそんなに打ちこめる展開にはなりにくい。
必要なのは、強い相手に対して「我慢強いテニス」が出来るかどうか。
もし仮に気持ちよくプレー出来てリードしたとしても、試合の終盤混戦に
もつれこむ可能性は高い。
そうなると結局は「我慢強いテニス」が要求される。
だから、普段の練習でも甘いショットをパワフルに打ち込む練習ばかり
やって「俺って、凄いパワーショット打てるようになってきた!」と
喜んでいると試合では結果を出しにくい。
そんなショットより、まずは相手のレベルの高い攻撃を受け切って
チャンスが来るまで耐え忍ぶ「我慢強いテニス」を磨いておけ。
とにかくコートの端から端まで何球連続でも動いて返球出来るように。
そうなると、大事なのは「ショットを決める」ことよりも、まずは
「逃げる」ということ。
自分が厳しい態勢になったとしても、そこから深いロブとか
ボレーの足元にボールを殺して打つなどが必要で、そこで
粘りまくって初めてチャンスが巡って来る。
「我慢強いテニス」の後に「パワフル攻撃テニス」が待っているのだ。
試合で勝って結果を残そう。
その為にも、今自分がいるレベルよりも上の選手たちを
倒せるように頑張ってくれ。
その為にも、まずは粘り切ってチャンスが来るのをひたすら
待てるテニスを確立させること。
目を閉じてイメージした時に、強い相手の強いショットを
ひたすら拾いまくってチャンスを待ち続けている自分の姿を
想像出来るようにね。
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