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ブログ試合【ダブルス】

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ダブルス、狙うのは弱い方の相手でホントにいいの?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/09/14(火) 08:24

ダブルスの試合の時、相手ペアのどっちが強いか

 

パートナーと一緒に見付けるでしょ。

 

当然、強い選手にボールを集めるより、弱い選手に集めた方が

 

ミスが期待出来るし、攻撃も弱くなるからね。

 

 

でもそうやってレベル差あるからと、弱い選手にボールを

 

集め続ける・・・という安易な作戦だけでは、やっぱり

 

限界がある。

 

そういうレベル差あるペアの弱い選手は、狙われることに

 

慣れていたりするしね。

 

 

強い方の選手も、自分にボールが回って来ないで

 

パートナーにボールが集中するのを知っているから

 

パートナーを狙って打って来る相手ボールを、逆に

 

思い切って強い選手が横取りにいけたりする。

 

 

なので、試合中にどっちの方が強いか弱いかの判断は

 

必要なんだけど、弱い選手に100%ボールを集める・・・という

 

作戦ではなくて、何球かに一回は効果的に強い選手にも

 

配球する必要がある。

 

強い選手にボールを送れば「あっ!俺にもボールが来るのだ」と

 

自分の持ち場を離れられなくなる。

 

そういう状態にしておいてから、弱い選手に集めていく。

 

 

強い選手と言えど、何でもかんでもスーパーショットが

 

打てる訳ではないので、きっちり足元のボレーとかバックの

 

ハイボレーなんかで打たせることが出来れば一発でやられることは

 

ないでしょ?

 

弱い選手からいかにミスをもらうか・・・は重要だけど、強い方の

 

選手を活躍させないことも大事なんだよ。

 

ダブルスボレーの仕事[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/30(月) 12:12

明学東村山高校の男子テニス部へ

 

ボランティアレッスンで行ってきた。

 

「ダブルス練習、お願いします!」

 

そう事前にリクエストあったから、ダブルス練習を

 

中心に朝9時から13時までみっちり練習。

 

 

もちろんシングルスもダブルスも同じテニスだから

 

技術的なことは大きくは違ってこないけど

 

戦術的なことはかなり違う。

 

特にダブルスはネットに「攻撃専門」のボレー選手が

 

いるんだから、この攻撃のエキスパートを

 

いかに使うか・・・が勝負となる。

 

 

でもこの攻撃専門の人の「攻撃」とは何なのかを

 

勘違いするとエライことになってしまう。

 

一般的にネットプレーヤーの「攻撃」とは、ポーチに出て

 

ポイントを決めることだと思ってしまうが、それだけだと

 

ポーチでポイント取れないと仕事してない事になるし

 

相手が上手いとポーチさえもさせてもらえない。

 

 

じゃあ「攻撃」とは何なのか・・・・?

 

それはポイントに結び付くような活動や行動をすること!

 

だからポーチも然りだけど、フェイント掛けてストレート誘ったり

 

ミスをもらったりすれば、それもポイントに繋がった事になるから

 

OKなんだよ。

 

極端に言うと、一本もポーチ決めなくても、動き回っていれば

 

それだけでもミスしてもらえる事もあるから、それも攻撃と

 

言える。

 

 

ダブルスの練習する時は、このボレーヤーが

 

ポーチを活用して、相手にとって「あいつ面倒だな・・・」と

 

思われる存在になることが大きな仕事だね。

 

そうなるとポイントに繋がりやすいのだ。

 

 

「でも、俺はボレー苦手だから・・・」

 

なんて言ってるやつ、そんなの関係ない!!!

 

ボレー苦手でも、動きまくってポーチ出たり、出るフリしたりして

 

相手の集中を妨げる動きはマスターしておこう!!

ダブルスが分かり始めた30歳[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/21(水) 09:50

ダブルスは苦手だった。

 

もしかしたら、今の方が現役の時よりも

 

ダブルスは強いかもしれない。

 

だって、現役の頃は「体力」がウリだったからね。

 

ダブルスで体力活かそうとしても・・・ちょっと難しい。

 

 

現役の頃からそんなにダブルス好きではなかったので

 

高校生の頃なんて、更にダメダメだった。

 

ボレーの技術も無かったし、戦術なんてさっぱり!!

 

おまけにバックハンドストロークはスライスしか打てなかった。

 

そうなると、勝つ要素なし・・・だね。

 

 

でも今はダブルス大好き。

 

いつ頃から好きになったかと言うと、現役引退する

 

3,4年前頃からだから、30歳になってからだね。

 

きっかけは、俺よりも若くてパワフルな選手と組む機会が

 

増えてきたこと。

 

 

俺は30歳だけど、パートナーは20代前半、時には

 

10代後半の選手と組んで試合に出場していた。

 

そうなると俺の役割は、そのパワフルかつ機動力抜群の

 

選手を活かすことに専念したんだよ。

 

 

その結果、一気に攻めまくってポイントを奪い取ることよりも

 

相手を一回崩すことを考えてプレーした。

 

 

すると、段々相手ペアの二人を観察し、パワフルなパートナーと

 

対称的なゆっくり目のショットで配球する事や、ショットのパワーが

 

無い分、ポーチなどの奇襲作戦を駆使してダブルスをするように

 

なったんだよ。

 

 

もちろん、パワフルなショットでプレーしていくダブルスもアリ

 

だけど、俺の場合はパワフルなパートナーと組んで、その選手を

 

活かして行くプレーが合っていたし、実際このスタイルを行うべき

 

人も多いと思う。

 

 

ま、大人にったら気付くことなんだけど、中学生・高校生の皆には

 

出来るだけ早く気付いてもらいたい。

 

ダブルス頑張れ!!

 

ナダルのダブルス!?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/08(木) 10:56

シングルス世界ナンバー1のナダル選手、

 

彼は世界で一番強いテニス選手だけど、ダブルスを

 

やったらどうなるだろうか?

 

彼がダブルスをやっているところを見たことないから

 

なんとも言えないけど、彼の持ち味はあまり

 

活かされないと思う。

 

 

フェデラーは北京オリンピックのダブルスで金メダルを

 

獲得したほど、ダブルスも上手い。

 

もともとパワフルなショットをウリにしているわけじゃなくて

 

相手選手を観察しながら、どこが有効か瞬時に見分ける

 

能力が高いうえに、多彩なショットを持っているから、ダブルスの

 

配球パターンも作りやすいのだろう。

 

ネットプレーも上手いしね。

 

 

一方ナダルは、ストロークの打ち合いからの展開が得意。

 

でもダブルスでは当然相手は前に出て来るので、

 

ボレーストロークの展開になってしまう。

 

じゃあ、もう一つの得意パターン、パッシングもあるんだけど

 

シングルスほど勝負を急がないダブルスのネットプレーヤーを

 

相手にした場合、パスが抜ける確率は落ちる。

 

 

じゃあナダルがネットに出たらどうなるか・・・。

 

彼はシングルスの中でも頻繁にネットへ出ていくが、それは全て

 

アプローチのストロークの段階で相手をしっかり崩して

 

出て来るので、その後のボレーはオープンコートへ

 

押しこむような粘りのボレー。

 

ちょっとダブルスの厚いあたりのボレーとはまた違う。

 

 

ということで、ナダルがダブルスやったら強いかどうかの

 

答えは・・・・強くない。

 

でも、これだけシングルスが強いナダル選手、ここまで

 

来れたのはやはり頭が良いから。

 

シングルスの試合の中で何が重要で、何に気を付けないと

 

勝てないのかしっかり考え抜く力を持っている。

 

 

と言う事は・・・・当然、ダブルスに出場する事があれば

 

彼なりにダブルスのパターンを考えてプレーするはずだ。

 

世界一の選手になるってことは、技やパワーだけでなく、考える力も

 

ナンバー1と言うことだから。

 

ということは、ダブルスもナンバー1になる可能性も無くは無い。

 

その時はどういうダブルスをプレーするのか、一度見てみたい

 

もんだね。

 

ダブルスって人が多すぎてつまんない!?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/06/18(金) 08:30

テニスとはシングルス。

 

テニスを始めた頃はそう思っていた。

 

1対1で打ち合って競い合う。

 

そういうイメージだった。

 

 

だから、打ち合っている相手に取れないくらいの

 

凄いショットを手に入れる事と、相手がどんなショットを

 

打ってきても返せるようにすることを考えて練習してきた。

 

 

でも、テニスとはダブルスというものもある。

 

ダブルスも、相手が取れないくらい凄いショット打ったり

 

相手のショットを頑張って返していればいい・・・と

 

思っていたんだけど、やっているうちに何だか違う気が

 

してきた。

 

 

例えばクロスの人と打ち合っていて、そのクロスの人を

 

打ち負かしてやろうと思っていたら、突然正面のボレーの

 

人が飛び出してきて邪魔に入る。

 

「おいおい、クロスの人との勝負に入って来るなよ!」

 

何度、そう思ったことか。

 

パートナーが相手と打ち合っている時も、チャンスボールが

 

来たら参戦出来るが、なかなかボールが回って来なかったり

 

すると「俺の仕事がない・・・」なんて思ったりしていた。

 

 

シングルスを主体にテニスというものを考えていた俺には

 

「ダブルスって、人が多過ぎてつまんない」

 

という風に思えたんだよ。

 

 

でもテニスってボール打つ人だけじゃなくて、打ってない人も

 

次のことを予測するために相手を観察したり、それまでの

 

データを思い出したり、フェイント入れてみたり、思い切った

 

勝負を仕掛けてみたり・・・とやらないといけないことが多いって

 

気付き始めた。

 

 

そうするとダブルスでのボレーの役割、ストロークの時

 

注意すべき事が分かって来たと同時に、シングルスの

 

時にも、相手を打ち負かすことだけじゃなくて、打とうとしている

 

相手に対してプレッシャーを掛けてミスを誘ったり、自分の

 

打って欲しいコースに誘導したり・・・とやるべきことが見えてきた。

 

 

ショットも磨かなきゃいけないけど、ボールを打っていない時

 

何をすべきか・・・・。

 

特にダブルスはそれを考えられないとやってられない。

 

ボールを打つ人は1人、でもそれ以外の3人とも次のことを

 

考えて動けるように、それぞれ仕事があるってことを忘れないように。
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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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