大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ

ブログ練習

rss
<<前へ 次へ>>

より良いサーブ練習[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/06/21(火) 11:37

皆、部活の中でしっかりサーブ練習やってる?
サーブが大事って試合出ている人はよく分かるでしょ?
だから、ちゃんとサーブ練習の時間を取っていると思うんだけど
その時、「打ちっぱなし」のサーブ練習ばかりになっていない?
レシーブがいない状態で、皆一斉にサーブの練習をするのは
効率良いんだけど、意外とこの練習は盲点もある。
 
試合で自分がサーブを打つ時、まず何をする?
やっぱりスコアのこと考えるでしょ?
それから・・・レシーブで構えている相手選手を見るよね。
他には・・・?
それまで自分が打ったコースや、相手がレシーブ打ったコースを
思い出して、そのデータを基に今から打つサーブのコースや
球種を考えたりする。
 
結局、テニスは相手あってのスポーツなんだから、サーブの
練習をする時もその相手がいた方がより実戦的に出来るのだ。
もちろんフォームをチェックしたりする場合は打ちっぱなしの
方が良かったりもするんだけど、それしかやってない・・・なんて
ことになると、いざ試合でレシーバーを目の前にした時
ちょっと心の動揺とか余計な対抗意識が生まれてしまうんだよ。
 
レシーブ付きのサーブ練習は他にもメリットがある。
実際打ったサーブがどういう結果になるのかチェックできること。
パワーサーブで手応えあったのに、意外と簡単にレシーブされたとか
そんなにスピード出していないのに、レシーブが打ちにくそうだったとか、
ワイドにスライスサーブを見せておいて、急にセンターへ打ってみたら
効果があった・・・とか分かるからね。
 
サーブ以外のショットもそうなんだけど、テニスの上達って
とにかくパワー(スピード)だけじゃなく、他にもコースと
パターン(組み合わせ)が必要。
サーブ練習の時にはこの3つを全て意識した
「レシーブ付き」サーブ練習を是非行って下さい。
もちろん、ちょっとでも時間が余れば、一人でサーブ練習を
するっていうのも、引き続き頑張って欲しい。

ネットを挟めば敵なんだよ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/06/14(火) 11:45

皆の普段の練習メニューはどんな感じだろう。
ボール出し練習も入れるだろうが、やっぱりラリー練習が
殆どだと思う。
試合形式はそんなに大人数で出来ないからね。
その時の練習相手はどんな人?
仲は良い?
いつも一緒にやってる相手かな?
 
「一緒に強くなろう!!」と励まし合える仲間と練習出来ることは
素晴らしい。
だけど、打ち合っている以上、相手は敵なんだからラリー練習と
言えどもやっぱり相手に何かをしないといけない。
お互い相手を気持ちよくラリーさせるようなショットばかりじゃ
試合の時にも倒したい敵の調子を上げるテニスになってしまうよ。
 
もちろん、限られたスペースの中でのラリー練習だから
右に左に相手を揺さぶったり出来ない場合が多いと思うし
攻撃的に打とうとし過ぎてミスばかりするのもダメ。
じゃあラリー練習の中ではどんなことをして打ち合っている相手に
「ん?なんかやりにくいな・・・」と思わせることが出来るだろう。
 
まずは緩急をしっかりとつけること。
特にゆっくりのショット、これをメインに行いながら打ち込むチャンスが
来るのを待って、いざチャンスが来たら自分の持っている速いショットを
咄嗟に切り替えて使えるようにする。
黙々と同じ所に打ち続けるラリー練習していても、この流れで行えば
試合の流れやイメージも掴み易い。
 
それからショットの種類を変えてみるのも重要だね。
トップスピン系のストロークを打ちながらスライスを混ぜる
なんてことは必ず練習しておこう。
特にスライス打った後にしっかり踏み込んでトップスピンを
掛けられなくなる人って多いからね。
トップスピンから急にスライス、スライスラリーから急に
トップスピンで打ち込み・・・・などの練習は必須!
 
軸足の切り替えもしっかり練習しておきたい。
後ろ足を軸足にしたオープンスタンス系のラリーから
一気に前足を軸にした踏み込み系のライジングショットは
何度も練習しながら身体に覚えさせないと試合では絶対
ビビって使えない。
 
とにかく色んなショットの組み合わせや切り替えを
行いながら、打ち合っている練習相手がどんな時にやりにくそうか
観察しておこうね。
仲の良い練習相手でも、打ち合っている以上は敵として調子を
落とさせるつもりでラリー練習を行おう。
 
でも、その練習相手も同じように色々仕掛けてきたら、それこそ
良いラリー練習に発展していくよ。
「力を合わせて、ラリーを続けようね!」
なんてラリー練習は初心者のうちだけ!
ラリー練習は戦いだ。
相手をぶっ潰せ!

限界のその向こう[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/05/26(木) 10:19

大成高校の男子テニス部でレッスンを行った。
放課後4時からスタートして5時半には終わるので
どんどんローテーションして進めて行く。
一面は俺が担当してボール出しでドリル。
もう一面はクロスストレートラリーで互いに左右へ
振りまわす。
 
ドリル練習の内容はひたすら左右に動いてストローク練習、
2セット目はネットプレーを含めた前後の動き。
限界まで行うのでかなりキツイ。
スウィングスピードが落ちたらすぐに「もっと振り抜いて!」
と間髪入れず注意し、打ち終わった後、一休みしようものなら、
「休むな!!すぐ戻れ!!」と叫ぶ。
 
その代わり、きっちり良いショットが打てた時は
「ナイス!!いいぞぉ!!!」としっかり合格点をあげる。
その合格点のショットをしっかり意識してもらい、全てのショットを
合格点にさせるように頑張ってもらう。
後半どんどん体力が消耗されてきつくなっても、
その合格点を目指してもらう。
 
「ダメだぁ・・・もう無理」
選手がそう思っても「まだまだいけるよぉ!!!」
と激励して続ける。
その励ましに応えて、そこから更に選手は頑張ろうとする。
そうすると、体力使いきってヘロヘロの状態でどうやって
合格点のショットを打つか考え始める。
そしてそういう時にナイスショットを打つことが出来ると
効率の良い打ち方になるし、自信も付くんだよ。
 
キツイ練習終わって皆でボールを拾っていると
「キツイですよ・・・」と愚痴をこぼして来るんだけど
けっこう彼らの表情は晴れやか。
苦しさを乗り越えた後は、気持ちも乗って来る。
問題は普段、コーチがいない段階でもきっちり自分を追い込む
テニスが出来るか・・・だね。
皆真面目に一生懸命やっているが、出来れば追い込み系の
練習は自分じゃなくて、周りの人に追い込んでもらいたいね。
その方が頑張れる。
 
テニスの練習は、それぞれが自分の練習をやるよりも
練習する人と、練習台になる人に分けた方がいい。
そして練習台になった時は、しっかり練習している人に
「まだまだいけるよぉ!!」とゲキを飛ばして追い込んでやろう。

ミスばっかだと、練習になんねぇよっ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/14(木) 00:23

テニスはミスが多いと負けてしまう。
だからミスしないように気を付けなきゃいけない。
そう思いながら練習の時もミスに気を付けてやらなきゃ
いけないんだけど、ついつい練習の時はミスをしない
安定テニスよりも、どれだけ攻撃出来るかってことに
意識が行ってしまいがち。
「強くなること=パワー」って思ってしまうからね。
 
でもちゃんと「安定感」を重視した練習を徹底させる方法がある。
それは・・・自分より強い相手と練習をすること。
いや、単なる自分より上ってことじゃない。
かなり自分より上のレベルの選手、もしくは恐れ多い存在ってくらいの
人と練習をする。
具体的に言うと、ムチャクチャ強くて怖い先輩・・・なんて良いかもね。
 
そんな相手に「おい、ちょっと俺の練習相手やってくれ」なんて
言われて一緒に練習する事になると、もう返球するので精いっぱい。
でもミスが多いとその強い相手の練習にならないから、もう必死で
ボールを安定させることに集中し、どうすればミスを減らせるかってことを
自然と学べるんだよ。
だって、一本のミスさえ許されない状況なんだから。
 
俺は高校の時、こういう怖い選手と練習するなんて
環境は一回も経験したことなかった。
でも卒業してテニスコーチに就職してからは、怖い先輩の
ヒッティングをやらされたし、ジュニア選手のヒッティングコーチも
やった(この時はメインコーチが怖かった!!)し、海外の行った先で
強い選手に頼み込んで練習してもらった時なんかも、ミスは絶対許されない
心境で何だか本番の試合よりも緊張した思い出がある。
でもそれらの経験から本番の試合でどうやって安定感を
構築するかを学んだんだよ。
 
でもなかなかそういう存在の先輩とか選手が自分のテニス環境に
いることは無いと思う。
見付けるためには、外のテニス環境・・・試合会場とか行って
自分より強い選手に「一緒に練習お願いできますか」って言うしかない。
そこでOKもらったら嬉しいけど緊張するよ~!!!
でもそういうのに慣れておかないと選手としてやっていけない。
 
それから部活であれば、後輩の為にも自分自身がピリピリと
緊張感のある先輩になる必要がある。
後輩に練習相手をしてもらった時、あまりにミスが多いようだと
「そんなんじゃ練習になんねぇよ!」ということをガツンと伝えて
プレッシャーを与えられる先輩になるべきだね。
もちろん先輩として、自分自身もミスしないようにしないと
いけないんだけど、それもまた良い練習が出来ると思うよ。

ミニラリーを試合で活かそう[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/03/29(火) 09:22

ミニラリーをやってるかい?
練習前にやってるかい?
俺は自分の練習の時もレッスンする時も
必ず最初はミニラリーから行う。
このミニラリーってけっこう良い練習なんだよね。
 
まずミニラリーのポジションに注目してみよう。
サービスライン辺りでしょ?
こんな前にいてプレーするって事はチャンスの時だ。
繋ぐばかりでチャンスボールの対処が苦手な人、この
ミニラリーポジションでのプレーを考えたら難しく無いでしょ?
 
それから打つボールはミニラリーの時、どんなのだろう?
相手もやはり同じようにサービスラインに立つから
サービスラインに立つ相手の前にバウンドするような
回転も加えた短いショットになるよね。
ただ実際の試合も同じように相手がいる所へそんな短いショットを
打ってあげると相手は喜んじゃうから、その軌道のまま相手のいない
サイドへ打ってみよう。
そうするとショートクロスのショットとなる。
サービスライン辺りからショートクロスが打てるとこれは
試合の中でかなり有効なショットになると思わない?
 
それから大事なのはもう一つ、ボールのスピード。
これもやはりミニラリーを想定したスピードにすることだ。
ここでドッカーンと打とうものなら、アウトしやすいし
端っこなんて狙いにくい。
もちろんパワーあるからそれなりに効果はあるだろうが
アレンジはし難い。
どっかで一本パワーショットを混ぜるのは良いけど、やはり
基本はミニラリーの時に使う程度のスピードで十分だ。
その方が色んなコースに打ち分けし易い。
 
そういったことを考えながらミニラリーを練習すれば、
かなりこの練習だけでも充実感味わえると思うよ。
練習相手と喋りながらのんびりミニラリーをしている人、
ちょっと実際の試合の状況と重ね合わせて練習してごらん。
けっこう実戦で役立ちます。
<<前へ 次へ>>

<< 2024年12月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31