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てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
ブログテニスいろいろ
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ホントのテニスを楽しもう[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/09/05(月) 09:20
テニス好き?
好きだから皆、テニスを毎日頑張っているんだろうね。
俺も好きだよ。
楽しくてたまんない。
でもテニスのどういう部分が楽しいの?
何が面白いの?
俺の場合は、やっぱりネット挟んで向かい合う相手との
駆け引きというか勝負だね。
打ち合いながら、コースを変えたりポジションを変えたり
ボールのスピードを変えたりしながら駆け引きを楽しんでいる。
でも駆け引きだけじゃなく、逆にしっかり定番を貫いて王道を
見せ付けることもある種快感を覚えるよ。
これもまたテニスの醍醐味だね。
でもそういうテニスの楽しさを最初から感じていたかというと
そうではない。
最初はコートにボールを収めるだけでも大変なんだから
相手コートのどこに誰がいて、そいつが何を考えているか
なんて余裕持って観察することなんて出来ない。
しかしその頃からテニスは楽しかったよ。
その時は、新しいショットを覚えて技術的に成長することが
楽しかったな。
サーブが入らなかったけど、スピンサーブを覚えてダブルスフォルトが
減ったとか、バックハンドが入るようになったとか。
もちろんどのレベルになっても更に技術の向上は目指さないと
いけないんだけど、ある程度のレベルに達したらちゃんと今自分が
持っている技術を活かした配球やポジションなんかで相手と戦いながら
駆け引きを楽しむことを覚えないとマズイと思うよ。
でないと、テニスの楽しみが半減するし、方向性を
踏み違える可能性もある。
さあコートに立ったらネットの向こう側の選手を睨んでやれ。
「くそぉ!!やられた!!」と相手が悔しがるテニスを
今持っている自分の技術で工夫して無し遂げろ!!
相手との駆け引きをしっかり堪能してね。
好きだから皆、テニスを毎日頑張っているんだろうね。
俺も好きだよ。
楽しくてたまんない。
でもテニスのどういう部分が楽しいの?
何が面白いの?
俺の場合は、やっぱりネット挟んで向かい合う相手との
駆け引きというか勝負だね。
打ち合いながら、コースを変えたりポジションを変えたり
ボールのスピードを変えたりしながら駆け引きを楽しんでいる。
でも駆け引きだけじゃなく、逆にしっかり定番を貫いて王道を
見せ付けることもある種快感を覚えるよ。
これもまたテニスの醍醐味だね。
でもそういうテニスの楽しさを最初から感じていたかというと
そうではない。
最初はコートにボールを収めるだけでも大変なんだから
相手コートのどこに誰がいて、そいつが何を考えているか
なんて余裕持って観察することなんて出来ない。
しかしその頃からテニスは楽しかったよ。
その時は、新しいショットを覚えて技術的に成長することが
楽しかったな。
サーブが入らなかったけど、スピンサーブを覚えてダブルスフォルトが
減ったとか、バックハンドが入るようになったとか。
もちろんどのレベルになっても更に技術の向上は目指さないと
いけないんだけど、ある程度のレベルに達したらちゃんと今自分が
持っている技術を活かした配球やポジションなんかで相手と戦いながら
駆け引きを楽しむことを覚えないとマズイと思うよ。
でないと、テニスの楽しみが半減するし、方向性を
踏み違える可能性もある。
さあコートに立ったらネットの向こう側の選手を睨んでやれ。
「くそぉ!!やられた!!」と相手が悔しがるテニスを
今持っている自分の技術で工夫して無し遂げろ!!
相手との駆け引きをしっかり堪能してね。
スポンサー様[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/08/09(火) 12:08
高校生の頃、学校のコートを使って
練習をしていた。
たまに父親に他のコートへ連れて行って
もらったりしてテニスはしたけど、殆ど学校のコート。
ボールも部活で用意したボールを利用していた。
ま、テニス部員だったし、当然のことだろう。
卒業してからテニスコーチになると、そのテニススクールの
コートを使わせてもらって練習していた。
ボールも会社が用意してくれたし、大きな大会で勝ち上がるように
なると遠征費も出してくれた。
アメリカやスペインに行った時も補助してくれたのだ。
こうなってくると、「当たり前」なんて思えなくなって来た。
サポートしてもらった分、何かお返しをしないといけない。
となると・・・色々経験させてもらったことを、次の世代に
伝えて、共有出来るようにしないといけないし、もちろん戦績も
残して、所属している会社名を世に広めないといけない。
30歳で退職してフリーの選手になると、更にサポートしてくれる人達の
存在は大きく感じた。
所属先が無い俺に練習コートを貸してくれたり、ラケットやウェア
などをサポートしてもらったりすると、本当にありがたく感じ、その方々に
何をお返し出来るのかをいつも考えていた。
でも選手時代はとにかく結果を残すことが精いっぱいだったので
とにかくがむしゃらに頑張ったよ。
そう考えると、一番最初当たり前のように学校コートでボール使って
練習していた高校生時代は、そんなこと考えなかった。
コートを用意し、ボールを用意し、顧問の先生がいるという環境を
提供してくれる「学校」というスポンサーに対して、感謝の気持ちを
持ったことは無かったかもしれない。
確かに部活に入ると当たり前のことかもしれないけど、学校という
スポンサーがあって、自分はテニスが出来る・・・と考えた方が関係としては
自然だし、それに対して選手は応える義務があることも気付くことが出来る。
ただし、学校と言うスポンサーが求めるのは単なる
「戦績」と言う結果だけではない。
その部活を通して、身体の成長、心の成長、社会性や自己コントロールを
学び取るという結果でも良いわけだ。
そんなこと、当時の俺は微塵も感じていなかったなぁ・・・・。
おいっ!高校生や中学生!!
学校のコートを使えるのは当たり前と思ってないか?
感謝して使い、そして使った分だけ結果を残せよ。
そう考えた方が、テニスも成長出来ると思うよ。
練習をしていた。
たまに父親に他のコートへ連れて行って
もらったりしてテニスはしたけど、殆ど学校のコート。
ボールも部活で用意したボールを利用していた。
ま、テニス部員だったし、当然のことだろう。
卒業してからテニスコーチになると、そのテニススクールの
コートを使わせてもらって練習していた。
ボールも会社が用意してくれたし、大きな大会で勝ち上がるように
なると遠征費も出してくれた。
アメリカやスペインに行った時も補助してくれたのだ。
こうなってくると、「当たり前」なんて思えなくなって来た。
サポートしてもらった分、何かお返しをしないといけない。
となると・・・色々経験させてもらったことを、次の世代に
伝えて、共有出来るようにしないといけないし、もちろん戦績も
残して、所属している会社名を世に広めないといけない。
30歳で退職してフリーの選手になると、更にサポートしてくれる人達の
存在は大きく感じた。
所属先が無い俺に練習コートを貸してくれたり、ラケットやウェア
などをサポートしてもらったりすると、本当にありがたく感じ、その方々に
何をお返し出来るのかをいつも考えていた。
でも選手時代はとにかく結果を残すことが精いっぱいだったので
とにかくがむしゃらに頑張ったよ。
そう考えると、一番最初当たり前のように学校コートでボール使って
練習していた高校生時代は、そんなこと考えなかった。
コートを用意し、ボールを用意し、顧問の先生がいるという環境を
提供してくれる「学校」というスポンサーに対して、感謝の気持ちを
持ったことは無かったかもしれない。
確かに部活に入ると当たり前のことかもしれないけど、学校という
スポンサーがあって、自分はテニスが出来る・・・と考えた方が関係としては
自然だし、それに対して選手は応える義務があることも気付くことが出来る。
ただし、学校と言うスポンサーが求めるのは単なる
「戦績」と言う結果だけではない。
その部活を通して、身体の成長、心の成長、社会性や自己コントロールを
学び取るという結果でも良いわけだ。
そんなこと、当時の俺は微塵も感じていなかったなぁ・・・・。
おいっ!高校生や中学生!!
学校のコートを使えるのは当たり前と思ってないか?
感謝して使い、そして使った分だけ結果を残せよ。
そう考えた方が、テニスも成長出来ると思うよ。
褒められても、その気になるな[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/07/22(金) 04:41
とある高校でレッスンやった時にこんな質問というか
相談があった。
「いつも、色んな所で『良いテニスだね』って褒められるけど
なかなか勝てないんです。」
確かにその彼のテニスは素晴らしい。
ショットは速いし、動きも良い。
ボレーやサーブもこなせる。
これは「良いテニスだ!!」って俺も言いたくなるよ。
でもそれは彼のテニスを表面的に観て言った感想で
実際の評価は違う所にあるんだよ。
例えば、試合の時にコートへ相手選手が現れた時に
どっちのタイプの方がいいだろう?
一つは攻撃的なショットを持った選手。
もう一つはディフェンスがしっかりしている選手。
だいたいの人は、攻撃的より粘ってディフェンスしてくる
相手の方がちょっとウンザリする。
わかるでしょ?
もちろんかなりハイレベルで次元の違う攻撃をする相手なら
別だけど、同じカテゴリーの範囲内なら攻撃的なショットを受け続けても、
なんとか凌いで持ち堪えようと思えるし、そういう気持ちでプレーした方が
集中しやすかったりしない?
でもとことんディフェンスで粘る相手に、こちらが攻撃を
し続けなきゃいけないってゾッとする。
なので、パッと表面だけ観て評価されるのは「攻撃面」なんだよ。
でも実際試合に出場している選手達が、相手に対して探りを
入れたいのは「ディフェンス力」なんだよ。
このディフェンス力が無い人がいくら攻撃仕掛けても怖くない。
だから、質問してきた彼は、その彼が持っている攻撃面を
周りに評価されたんだよ。
しかも自分自身もその攻撃面を評価されたのが分かっているから
何とかその攻撃力を試合に活かそうとして、いつの間にか
ディフェンス面を磨くことを忘れている。
もちろんその素晴らしい攻撃力は活かしてもらいたい。
でも出番が来るまでは粘れるようにして、チャンスが来てから
使おうよ。
でも粘れないとその攻撃力は、苦しい時の
「一発逆転捨て身ショット」として使ってしまう可能性がある。
地味だから一見高評価を得られないけど、皆ちゃんと
ディフェンス部分を鍛えておいてね。
周りで観ている人達以上に相手選手から高評価を
得られる選手になろう。
相談があった。
「いつも、色んな所で『良いテニスだね』って褒められるけど
なかなか勝てないんです。」
確かにその彼のテニスは素晴らしい。
ショットは速いし、動きも良い。
ボレーやサーブもこなせる。
これは「良いテニスだ!!」って俺も言いたくなるよ。
でもそれは彼のテニスを表面的に観て言った感想で
実際の評価は違う所にあるんだよ。
例えば、試合の時にコートへ相手選手が現れた時に
どっちのタイプの方がいいだろう?
一つは攻撃的なショットを持った選手。
もう一つはディフェンスがしっかりしている選手。
だいたいの人は、攻撃的より粘ってディフェンスしてくる
相手の方がちょっとウンザリする。
わかるでしょ?
もちろんかなりハイレベルで次元の違う攻撃をする相手なら
別だけど、同じカテゴリーの範囲内なら攻撃的なショットを受け続けても、
なんとか凌いで持ち堪えようと思えるし、そういう気持ちでプレーした方が
集中しやすかったりしない?
でもとことんディフェンスで粘る相手に、こちらが攻撃を
し続けなきゃいけないってゾッとする。
なので、パッと表面だけ観て評価されるのは「攻撃面」なんだよ。
でも実際試合に出場している選手達が、相手に対して探りを
入れたいのは「ディフェンス力」なんだよ。
このディフェンス力が無い人がいくら攻撃仕掛けても怖くない。
だから、質問してきた彼は、その彼が持っている攻撃面を
周りに評価されたんだよ。
しかも自分自身もその攻撃面を評価されたのが分かっているから
何とかその攻撃力を試合に活かそうとして、いつの間にか
ディフェンス面を磨くことを忘れている。
もちろんその素晴らしい攻撃力は活かしてもらいたい。
でも出番が来るまでは粘れるようにして、チャンスが来てから
使おうよ。
でも粘れないとその攻撃力は、苦しい時の
「一発逆転捨て身ショット」として使ってしまう可能性がある。
地味だから一見高評価を得られないけど、皆ちゃんと
ディフェンス部分を鍛えておいてね。
周りで観ている人達以上に相手選手から高評価を
得られる選手になろう。
あいつ、やなヤツ。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/06/22(水) 09:22
試合の時、相手選手がどういうタイプだと嬉しい?
そしてどういうタイプだと面倒?
もちろん200キロのサーブ打って来るとか、
フォアハンドストロークが強烈でラリーにもならない
なんてとんでもないレベル差がある相手は嫌だけど、
ま、そこまでの人とは普段当たらないでしょ?
今自分がいるカテゴリーの範囲内だったらどうだろう?
嬉しいのはミスが多いタイプ。
攻撃力あってもミスが多ければ苦にならない。
左右に振ったらすぐにミスしてくれるのも楽だし
性格がキレやすくてミスを連発してくれるもありがたい。
逆に「面倒だな・・・」って感じるのは逆のパターンで
ミスをくれないタイプ。
ミスをさせる為に、コートを端から端に走らせたり
逆をついたり、ネットプレーを仕掛けてもなかなかミスをくれない
相手はちょっと面倒だ。
だってミスをくれないとなると、最後まで自分で組み立てて
決めないとポイントが稼げない。
もちろん良いプレーをする事自体はイメージしているから
問題無いんだけど、それを全ポイントでやらなきゃいけないと
気が遠くなってしまう。
理想は良いプレーをしたあとは、それを相手が警戒したり
焦ったりしてくれてミスをプレゼントしてくれるパターン。
スムーズに勝てた時は、だいたいこのパターンだよね。
ということは、普段の練習の時から振られても
攻撃仕掛けられても、焦らずキレずにミスをしないような
プレーをする選手を目指しておかないといけない。
そのうえで、どれだけ攻撃力を持てるかだよ。
走れない、粘れない、キレやすい・・・なんて人がいくら
パワーショット持っていたって相手は何とも思ってくれない。
相手に勝つためには地味だけどそういう要素が重要なんだよ。
そしてどういうタイプだと面倒?
もちろん200キロのサーブ打って来るとか、
フォアハンドストロークが強烈でラリーにもならない
なんてとんでもないレベル差がある相手は嫌だけど、
ま、そこまでの人とは普段当たらないでしょ?
今自分がいるカテゴリーの範囲内だったらどうだろう?
嬉しいのはミスが多いタイプ。
攻撃力あってもミスが多ければ苦にならない。
左右に振ったらすぐにミスしてくれるのも楽だし
性格がキレやすくてミスを連発してくれるもありがたい。
逆に「面倒だな・・・」って感じるのは逆のパターンで
ミスをくれないタイプ。
ミスをさせる為に、コートを端から端に走らせたり
逆をついたり、ネットプレーを仕掛けてもなかなかミスをくれない
相手はちょっと面倒だ。
だってミスをくれないとなると、最後まで自分で組み立てて
決めないとポイントが稼げない。
もちろん良いプレーをする事自体はイメージしているから
問題無いんだけど、それを全ポイントでやらなきゃいけないと
気が遠くなってしまう。
理想は良いプレーをしたあとは、それを相手が警戒したり
焦ったりしてくれてミスをプレゼントしてくれるパターン。
スムーズに勝てた時は、だいたいこのパターンだよね。
ということは、普段の練習の時から振られても
攻撃仕掛けられても、焦らずキレずにミスをしないような
プレーをする選手を目指しておかないといけない。
そのうえで、どれだけ攻撃力を持てるかだよ。
走れない、粘れない、キレやすい・・・なんて人がいくら
パワーショット持っていたって相手は何とも思ってくれない。
相手に勝つためには地味だけどそういう要素が重要なんだよ。
レッドクレーは大盛り上がり[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/05/31(火) 23:31
全仏が盛り上がっている。
シャラポワも勝ち残っているしね。
フェデラー、ナダルも勝つごとに調子を上げて
いるようだ。
さて、全仏と言えばレッドクレー、赤土のコート。
スペインに行った時、レッドクレーでとことん練習したんだけど
日本の土のコートとは随分と違う。
まず、砂粒一つ一つの大きさがかなり細かい。
だから「パウダー」って言われることもあるくらい。
そんな細かい粒子の土をがっちり固めて作ってあるから
かなりカッチカチに出来ているので、ボールのバウンドはけっこう
高く弾むんだよ。
一方日本のクレーコートは粘土質も含まれているから、さほど
高く弾む印象は無いかな。
そんなレッドクレーのコート、土台はしっかり固めてあって高く弾むが、
やはり表面にある土は微妙にデコボコなので、思い切って
踏み込みながらのライジング系攻撃ショットがちょっと打ちにくい。
イレギュラーする可能性があるからね。
だからハードコートやオムニコートの試合に比べて、
クレーコートの試合は、比較的しっかりバウンドさせてから
打ち合う内容になりやすいのだ。
しかし最近の全仏を観ていると以前ほど後ろに下がって
ストロークラリーをしている選手が少なくなったね。
ナダルを筆頭に、しっかりショートクロス系の攻撃ショットを
打つ選手が増えてきたから、下がってるだけでは守りが不十分に
なってきたし、今のテニスは繋ぎのショットと言っても、パワー系の
攻撃色強いストロークがメインになって来たから、やっぱり選手は
出来るだけ前で打とうと心掛けている。
それでもやっぱり他のサーフェースよりもラリー数は長いから
観ていてもどういう作戦で展開をしようとしているのか
分かりやすくて面白い。
見どころはやはり、崩された状態からどうやって逃げショットを
繰り出すかってところだね。
意外と忍耐強く、地味に耐える場面が多い全仏オープンはやっぱり
そういう場面が盛り上がるよ。
それからもう一つ楽しいのは、レッドクレーの色。
レッドクレーにカラフルな選手のウェアの色が綺麗だね。
さて、誰が優勝するのかな?
シャラポワも勝ち残っているしね。
フェデラー、ナダルも勝つごとに調子を上げて
いるようだ。
さて、全仏と言えばレッドクレー、赤土のコート。
スペインに行った時、レッドクレーでとことん練習したんだけど
日本の土のコートとは随分と違う。
まず、砂粒一つ一つの大きさがかなり細かい。
だから「パウダー」って言われることもあるくらい。
そんな細かい粒子の土をがっちり固めて作ってあるから
かなりカッチカチに出来ているので、ボールのバウンドはけっこう
高く弾むんだよ。
一方日本のクレーコートは粘土質も含まれているから、さほど
高く弾む印象は無いかな。
そんなレッドクレーのコート、土台はしっかり固めてあって高く弾むが、
やはり表面にある土は微妙にデコボコなので、思い切って
踏み込みながらのライジング系攻撃ショットがちょっと打ちにくい。
イレギュラーする可能性があるからね。
だからハードコートやオムニコートの試合に比べて、
クレーコートの試合は、比較的しっかりバウンドさせてから
打ち合う内容になりやすいのだ。
しかし最近の全仏を観ていると以前ほど後ろに下がって
ストロークラリーをしている選手が少なくなったね。
ナダルを筆頭に、しっかりショートクロス系の攻撃ショットを
打つ選手が増えてきたから、下がってるだけでは守りが不十分に
なってきたし、今のテニスは繋ぎのショットと言っても、パワー系の
攻撃色強いストロークがメインになって来たから、やっぱり選手は
出来るだけ前で打とうと心掛けている。
それでもやっぱり他のサーフェースよりもラリー数は長いから
観ていてもどういう作戦で展開をしようとしているのか
分かりやすくて面白い。
見どころはやはり、崩された状態からどうやって逃げショットを
繰り出すかってところだね。
意外と忍耐強く、地味に耐える場面が多い全仏オープンはやっぱり
そういう場面が盛り上がるよ。
それからもう一つ楽しいのは、レッドクレーの色。
レッドクレーにカラフルな選手のウェアの色が綺麗だね。
さて、誰が優勝するのかな?
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