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てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
ブログ2011/11
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嫌われるのではなく、嫌がられろ。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/11/02(水) 11:25
テニスは相手あってのスポーツ。
だから試合中は、自分自身のプレーをよくすることも大事だけど
対戦相手である相手のプレーを下げさせることも重要なのだ。
だから試合中に相手が嫌がることを仕掛けて、やりにくいなぁって
思わせることを色々と持っていないといけない。
例えばスライスショットをずっと相手バックハンドに集め続けるとか
ネットプレーを急に混ぜるとか、わざとペースを乱すようなゆっくりの
ショットを使うとか、コースを隠したり騙したりすることも有効だね。
きっちりとコートの端から端へ打ち分けることももちろんOKだし、
ゆっくりのクロスラリーから、一気にストレートへ速いショット・・・なんて
いうことがきっちり出来ることも嫌がれる。
でもそういった戦術的なこと以外にも、相手をイライラさせたり怒らせたり
する方法がある。
それは、ケンカ腰で相手へクレーム付けたり、ジャッジを誤魔化したりする方法。
そういった行為により、相手はテニスのプレー以外の部分に集中力を
奪われて実力を発揮できなくなることがある。
クレーム付けることは問題無いが、ケンカ腰で威嚇するのは
恫喝である。
大いに問題だ。
ジャッジを誤魔化してポイント奪うのと同時に、相手にストレスを与えるのは
当然ルール違反だし、これは許されない行為。
しかしテニスの試合は大きな大会以外は殆ど審判が付かないことを
良い事に、こういった恫喝や汚いジャッジで試合を優位に進めようとする
選手がいるのだ。
そういうことをする選手達は、そもそも始めからそういったやり方で
強い選手になるつもりはなかっただろう。
でも、試合の中でそういうことをすることで、相手を効率的に潰すことが
出来る・・・ということを学んでしまい、それを頻繁に使うようになったのだと思う。
でもそういうやり方を覚えると、間違いなく常習者になってしまい、段々と
周りで「あいつは、ああいうテニスをするヤツなんだ・・・」と広まり
結果的には練習相手などやダブルスでのパートナー探しなどの
テニス環境に影響が出て来る。
選手の場合はスポンサーや所属先の関係にも響いて来る。
いつの世もどの年代もそういう選手がいるので、今後も恐らく
そういった形で相手を威嚇したりジャッジの汚い選手はいなくならないと思う。
なので、そういった相手に対応する対処方法を考えておく必要性と
自分自身もそういった行為に走らないようにしなきゃいけない。
正々堂々とテニスの戦術や技術で対決して負けた場合、
相手に対して「悔しい!」と思うが尊敬の念は生まれる。
でもそうじゃなくて、汚いテニスで負けた場合は相手に対して「憎悪」を
感じる。
これは本当に悲しい事である・・・。
相手には嫌がれなきゃいけないが、嫌われないようなプレーを
心掛けよう。
目の前の勝利よりももっと大事なことを失うぞ。
だから試合中は、自分自身のプレーをよくすることも大事だけど
対戦相手である相手のプレーを下げさせることも重要なのだ。
だから試合中に相手が嫌がることを仕掛けて、やりにくいなぁって
思わせることを色々と持っていないといけない。
例えばスライスショットをずっと相手バックハンドに集め続けるとか
ネットプレーを急に混ぜるとか、わざとペースを乱すようなゆっくりの
ショットを使うとか、コースを隠したり騙したりすることも有効だね。
きっちりとコートの端から端へ打ち分けることももちろんOKだし、
ゆっくりのクロスラリーから、一気にストレートへ速いショット・・・なんて
いうことがきっちり出来ることも嫌がれる。
でもそういった戦術的なこと以外にも、相手をイライラさせたり怒らせたり
する方法がある。
それは、ケンカ腰で相手へクレーム付けたり、ジャッジを誤魔化したりする方法。
そういった行為により、相手はテニスのプレー以外の部分に集中力を
奪われて実力を発揮できなくなることがある。
クレーム付けることは問題無いが、ケンカ腰で威嚇するのは
恫喝である。
大いに問題だ。
ジャッジを誤魔化してポイント奪うのと同時に、相手にストレスを与えるのは
当然ルール違反だし、これは許されない行為。
しかしテニスの試合は大きな大会以外は殆ど審判が付かないことを
良い事に、こういった恫喝や汚いジャッジで試合を優位に進めようとする
選手がいるのだ。
そういうことをする選手達は、そもそも始めからそういったやり方で
強い選手になるつもりはなかっただろう。
でも、試合の中でそういうことをすることで、相手を効率的に潰すことが
出来る・・・ということを学んでしまい、それを頻繁に使うようになったのだと思う。
でもそういうやり方を覚えると、間違いなく常習者になってしまい、段々と
周りで「あいつは、ああいうテニスをするヤツなんだ・・・」と広まり
結果的には練習相手などやダブルスでのパートナー探しなどの
テニス環境に影響が出て来る。
選手の場合はスポンサーや所属先の関係にも響いて来る。
いつの世もどの年代もそういう選手がいるので、今後も恐らく
そういった形で相手を威嚇したりジャッジの汚い選手はいなくならないと思う。
なので、そういった相手に対応する対処方法を考えておく必要性と
自分自身もそういった行為に走らないようにしなきゃいけない。
正々堂々とテニスの戦術や技術で対決して負けた場合、
相手に対して「悔しい!」と思うが尊敬の念は生まれる。
でもそうじゃなくて、汚いテニスで負けた場合は相手に対して「憎悪」を
感じる。
これは本当に悲しい事である・・・。
相手には嫌がれなきゃいけないが、嫌われないようなプレーを
心掛けよう。
目の前の勝利よりももっと大事なことを失うぞ。
長期遠征ストレス[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/11/01(火) 10:13
選手活動から離れてもうずいぶんと経つ。
先日偶然東名高速のサービスエリアで、選手時代の
仲間達とばったり会って「おぉ!!何やってるの?」って
聞いたら、「今から兵庫で試合ですよ!!」と生き生きとした
表情で答えてくれたのを見て、羨ましいって思った。
選手とかコーチが一緒にチームとなって、遠征に行くのって
やっぱり楽しいからね。
でも国内で選手活動している時って、どこかの大会に
出場してそれが終わるとウチに帰る。
近場の試合なんかは当然ウチから通うし、ちょっと遠くても俺なんか
特にホテルとかに泊まらず、頑張ってウチから通っていた選手だから
決勝まで勝ち残ったとしても、ホームシック的なものにはならなかった。
でもスペインにいた時は選手7,8名とコーチでチームを作り、それで
3週間も4週間も色んな場所に移動しながら試合に出続けるんだけど
それが結構俺にとってはきつかった。
テニスの試合は刺激的で楽しいんだけど、俺の場合、テニスがちょっとその
レベルに追い付いていなかった部分もあって、勝っても予選一回戦だけとか・・・。
あとは殆ど予選の一発目で撃沈されて、早々に大会は終了してしまう。
そうなると、もう他の選手の応援と自分の練習をその試合会場で
やるしかない。
ホテルの宿泊も仲の良い選手と一緒という訳にはいかないので
けっこう何日も泊まっているとストレスになってくるし、晩ご飯は
チーム一緒に食べるのが決まりだから、待ってないといけない。
特にスペイン人って晩ご飯を食べ始めるのが夜10時とかだから
もう待ちきれなくてイライラしていた。
じゃあ他の選手はどうなのか・・・というと、楽しそうに見えたよ。
でもやっぱり長期間ずっと家を離れて、家族や恋人と会えないのは
ストレス溜まるみたい。
でもそこで俺と違ったことは、試合で勝ち進めるということ。
結局テニスの遠征で来ているんだから、そこで勝ち上がる喜びを
得られるからこそ、遠征の辛さを忘れられるって感じかな。
俺は空しく初戦負けが続き、テニスコートで得るストレスも更に
加わったって感じかな。
そうなると、「早くウチに帰りたい・・・」なんて思ってしまう。
「テニスで勝ち上がってやろう」よりもそれが強くなると危険だ。
でもこういう考え方もあったかも・・・って最近思う。
テニスで勝てないストレスがあるから、長期遠征が辛かった・・・ではなく
長期遠征を楽しめなかったから、テニスの試合でも勝てなかった。
確かに海外で強くて活躍している選手って、どの国行っても
どんなメンバーとでも何だか楽しそうにしているなぁ。
とにかく選手は長期遠征が付きもの。
上手く遠征を楽しめないと、実力が発揮できなくなる。
先日偶然東名高速のサービスエリアで、選手時代の
仲間達とばったり会って「おぉ!!何やってるの?」って
聞いたら、「今から兵庫で試合ですよ!!」と生き生きとした
表情で答えてくれたのを見て、羨ましいって思った。
選手とかコーチが一緒にチームとなって、遠征に行くのって
やっぱり楽しいからね。
でも国内で選手活動している時って、どこかの大会に
出場してそれが終わるとウチに帰る。
近場の試合なんかは当然ウチから通うし、ちょっと遠くても俺なんか
特にホテルとかに泊まらず、頑張ってウチから通っていた選手だから
決勝まで勝ち残ったとしても、ホームシック的なものにはならなかった。
でもスペインにいた時は選手7,8名とコーチでチームを作り、それで
3週間も4週間も色んな場所に移動しながら試合に出続けるんだけど
それが結構俺にとってはきつかった。
テニスの試合は刺激的で楽しいんだけど、俺の場合、テニスがちょっとその
レベルに追い付いていなかった部分もあって、勝っても予選一回戦だけとか・・・。
あとは殆ど予選の一発目で撃沈されて、早々に大会は終了してしまう。
そうなると、もう他の選手の応援と自分の練習をその試合会場で
やるしかない。
ホテルの宿泊も仲の良い選手と一緒という訳にはいかないので
けっこう何日も泊まっているとストレスになってくるし、晩ご飯は
チーム一緒に食べるのが決まりだから、待ってないといけない。
特にスペイン人って晩ご飯を食べ始めるのが夜10時とかだから
もう待ちきれなくてイライラしていた。
じゃあ他の選手はどうなのか・・・というと、楽しそうに見えたよ。
でもやっぱり長期間ずっと家を離れて、家族や恋人と会えないのは
ストレス溜まるみたい。
でもそこで俺と違ったことは、試合で勝ち進めるということ。
結局テニスの遠征で来ているんだから、そこで勝ち上がる喜びを
得られるからこそ、遠征の辛さを忘れられるって感じかな。
俺は空しく初戦負けが続き、テニスコートで得るストレスも更に
加わったって感じかな。
そうなると、「早くウチに帰りたい・・・」なんて思ってしまう。
「テニスで勝ち上がってやろう」よりもそれが強くなると危険だ。
でもこういう考え方もあったかも・・・って最近思う。
テニスで勝てないストレスがあるから、長期遠征が辛かった・・・ではなく
長期遠征を楽しめなかったから、テニスの試合でも勝てなかった。
確かに海外で強くて活躍している選手って、どの国行っても
どんなメンバーとでも何だか楽しそうにしているなぁ。
とにかく選手は長期遠征が付きもの。
上手く遠征を楽しめないと、実力が発揮できなくなる。
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