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ブログ技術【ネットプレー】

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ネットプレーは何が違う?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2012/02/14(火) 11:08

ネットプレーがストロークと違うこと。
ハーフボレーの例外もあるが、まずノーバンドと
ワンバウンドの違いが大きい。
それから、ネットプレーのテンポの方が早いことが多い。
ボレーボレーなら尚更だ。
そしてネットプレーの方が決めのショットになりやすい。
ということはネットプレーの方が緊迫した状態に
陥りやすい。
ネットに近い場所にいるってことも大きな特徴だね。
 
それらのことを考えると、ネットプレーを向上
させるためには、相手ショットをノーバウンドで
返球しやすくするためにコンパクトで操作しやすい
打ち方にするのが好ましい。
早いテンポに対応するためにも重要。
そのためにはテイクバックをどこに持っていくのか
そして打点はどのくらい前にしないといけないのか、
それをきっちり決めて、分かってないといけないね。
 
決めのショットになりやすい・・・ということも、一見
「決まりやすい」からプラスに思ってしまうけど、
決め急いでしまうことにもなりやすいし、緊張もしやすい。
なので、そのためにもスライス回転を調整出来るように
しておきたい。
決めるためにはパワーよりもコース。
コースをきっちり狙う時も、緊張した場面で安定感を
損なわないようにする時もスライス回転量が
重要になるんだよ。
 
ネットに近い・・・という特徴はどういうことを意味するか
というと、それはディフェンスが弱いことになる。
なので、ネットプレーに出ていったと同時にディフェンスを
完全に忘れてしまうと、ホントに抜かれまくりで
やられやすいプレーになる。
 
決めのショットになりやすいネットプレーではあるが
決め急がないで、ホントのチャンスが来るまで
ジワジワと追い込んでいってディフェンスのことを
頭の片隅に置いておきながらプレーできるように
してもらいたいね。
 
ストロークとは単なる打ち方が違うんじゃなくて
そういった特徴をしっかり把握しておくこと。
それらを頭にいれて、どんどんトライしてみよう。

隙間に差し込め[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2012/01/03(火) 07:42

ネットプレーに行くと足元を狙われる。
これは当たり前。
低いボールが自分の足元へ飛んでくる。
その時、ボレーをしようとしている君は何を見ている?
 
何を見ている・・・と言われても、ボールが自分の方へ
飛んで来るんだから、ボールを見ている・・・と答えた人、
不正解!
いや、ボールも見ないといけないから不正解でも
ないかな・・・・。
俺の場合、足元へ相手が打ってきた時、何を一番
見るかというと、ボールと地面の隙間だ。
 
どんなに低いボール・・・と言ってもラケットがスッと
入る余地があれば、そこへ上向きしっかり作ったラケットを
差し込むことで、コンパクトなボレーが打てるので
ローボレーでも苦戦しにくい。
どんなに厚いラケットを使っていたとしても、
ボールと地面のちょっとした隙間には入れられるでしょ?
 
でもボールの下の隙間にスッと入れながら打つには
当然打つ前にラケットはボールよりも上から
スタートさせないといけない。
だって、ボールの下からスタートして、ボールの下に
ラケットを入れたらボールとラケットは当たらない。
ローボレーと言えど、ちゃんと打つ前にヘッドアップ
させて待ってないといけないんだけど、どうしても
低めに飛んでくるボールを見ると、ラケットヘッドも落として
しまい、持ち上げる系のボレーになりやすいんだよ。
気を付けよう。
 
もし入れる余地が無い場合はどうするかって?
その時はハーフボレーになるんだよ。
でも前足をしっかり出すことが出来れば、かなり自分の
ポジションよりも前に打たれても、ノーバウンドで
ローボレーを打つことが出来る。
ボールと地面との隙間、しっかりチェックだ!!

ポーチボレーは変えてる?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/12/20(火) 09:26

ダブルスの中でポーチボレーに出るということは
かなり重要なこと。
成功させるためには色んなことに気を付けないと
いけない。
例えば、飛び出すタイミングだとか、どういう状況で
出るとか、相手の配球パターンとか・・・。
でもそれを全て挙げるときりがない。
今回は技術的な部分に絞って考えてみよう。
 
まず普通のボレーと違ってくるのはボールを打つ場所。
飛び出していって出来るだけネットに近いところで
触りたい。
俺なんかネットの真上で触るくらいの気持ち、下手すりゃ
オーバーネット?ってくらい前で打つのが理想の打点。
 
となるとラケットのグリップはいつものボレーより
厚目に持てると前でボレーをしやすい。
このちょっとしたグリップチェンジが出来れば前に
打ちに行きやすいし、何よりテイクバックも小さくて
済むからネットに向かって斜め前に突っ込んで
行くポーチボレーの動きが出来る。
 
もう一つの注意点は体の向きだね。
よく真正面でポーチしてしまう人がいるけど、それだと
打てるコースが限られる。
相手ボレーにぶつけるか、真ん中狙うか、クロスに
打つか・・・・。
少し肩を入れて横向き状態のまま出ることが
出来れば、逆クロスへのポーチボレーがやりやすくなる。
このコースが打てると、その後センターにも決まり
やすくなるので重要なんだよ。
 
厚目のグリップでよりネットに近い打点、
そして体の向きで逆クロスも可能にすると、ポーチボレーは
かなり成功率は上がると思うよ。
試してみよう。

ボレー、食わず嫌いになってない?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/12/07(水) 12:26

自分自身のことってよく分かってる?
テニスを強くするには、自分自身のことを
よく分かってないといけないでしょ?
得意、不得意をちゃんと見極めておかないと
練習する時や試合する時に、何を優先させれば
いいか、分からなくなってくる。
 
そんなことを偉そうに言っている俺は、自分自身の
テニスのことを完璧に分かっているか・・・と言うと
意外と怪しいんだよね。
だって選手生活をスタートさせた20代前半、俺は
ネットプレートバックハンドが超苦手で、フォアハンド
ストロークとサーブがメインだったんだけど、
引退する頃には、バックハンドスライスとネットプレーが
かなり試合の中でキーワードになる形になっていた。
人間、この先どう変わるか分からないもんだ。
 
だから意外と「食わず嫌い」と同じで、苦手なショットも
ホントは苦手なんじゃなくて、ただコツを掴めず
もがき苦しんでいるだけだったりするのだ。
その中でも特に俺の中で不得意から得意に変わった
ものは、先程も出てきたけどネットプレー。
今じゃダブルスのみならず、シングルスも結構
ボレー中心となっている。
 
そんな「不得意→得意」というのを数年間で変化すると
何がキッカケで、何を掴んだのかハッキリと覚えている。
ま、色々あったんだけど、考え方の部分では
「決めるボレー」から「脅かすボレー」に変わったこと、
そして技術的な面では「自分の力でボールを飛ばす」
から、「相手の力・ボールとラケット独自の飛ぶ力」に
変わったことが大きい。
 
この考え方と技術的なことを掴んでからは
今までの自分のネットプレーが嘘のように変わった。
もちろん、ある日いきなり上手くなったわけじゃないけど
そういったことを掴んでからは、確実に手応えがあったのを
覚えているし、逆に言うとそういう何かヒントを掴めない
限りは、練習しまくっても全然上達しないどころか
苦手意識ばかりが膨らんでいったのも覚えている。
 
ボレーが苦手って思ってる人、俺も開眼した
考え方と技術、意識してトライしてみて。
これをキッカケに、今までネットプレーが不得意
だったのが「好き!!」になるかもしれないよ。

ドライブボレーで相手を逃すな[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/12/02(金) 17:51

あまり使わないけど、結構重要度の高い
ショットの中にドライブボレーがある。
皆、試合の中で使っている?
俺は・・・使うね。
必ず試合の中では何本か登場する。
 
どんな時使って、どういう効果があるかというと
相手がロブばっかりあげて、こっちと打ち合おうと
しなかったり、苦しい状況になった相手が時間稼ぎで
ロブを上げたりしたときにドライブボレーの出番。
いちいちバウンドさせていると相手に時間を与えて
しまうから、ノーバウンドでしかもストロークでよく使う
トップスピン系であるドライブボレーは、
「そんな時間稼ぎは許さないよ!」ってアピールするのに
もってこいなのだ。
 
成功させるポイントは、普通のストロークの時よりも
ちょっと高めの打点と、あまり打つ前にヘッドダウンを
行わないこと。
前に詰めて打つから、走っていくステップと合わせやすい
打ち方にすることだね。
高めの打点はブロックの要素があって相手のショットの
威力を利用しやすくなるので、コンパクトなスィングに
しやすい。
ヘッドダウンをしっかりしてしまうと、
思わずボールが来るのをジッと待ってしまって、相手に
時間を与えかねない。
 
でも一番練習してもらいたいのは、使うタイミングだ。
相手を追い込んでもう一歩ってところで
ロブを使って時間稼ぎをするような相手に対して
「許さん!」とばかりにノーバウンドでドライブボレーを
打って経験を積みながら、ドライブボレーを使うタイミングを
探っていくことを普段のラリー練習でもやっておかないとね。
試合中にいきなりやることは出来ないよ。
 
ロブばかり上げるやつに苦しんだ経験がある人、
しっかり普段から練習しなよ。
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