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技術の前に体力作り[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/05(水) 15:02

5月5日は子供の日!

ま、何歳までが子供というのか分からないが

高校生はまだまだカテゴリーとしてはジュニアなので

この子供の日にしっかりとテニスを考えてもらいたい。

 

俺は子供・・・小学生の頃、サッカーをやっていた。

その他に、水泳、空手、ソフトボールなんかもやって

身体を鍛えていたんだけど、それは幼稚園の頃から

小児ぜんそくを患っていたため。

「身体を鍛えなきゃ!」と親から、どんどんスポーツを

やるように言われたんだよ。

 

将来テニスやりたいなんて思っていなかった俺としては

学校の友達皆と一緒にサッカーをしているのが楽しかった。

でも結果的にこのサッカーがテニス選手を始めてからかなり

プラスになっている事が感じられた。

 

それは・・・体力だ。

テニスは、体力を消耗するスポーツなんだけど、その体力を

ちゃんとしっかり消耗させるのは、意外と難しいんだよ。

練習中、体力使いきるのは簡単だけど、試合中に体力を無くすほど

ラリーを続けるためには、それなりの技術がいるでしょ?

 

だから、テニスを始めたばかりの小学生なんかを見ていると

ただラケットに当てるだけの練習ばかりで、スポーツの

基礎である「走る」と「止まる」のコンビネーションが出来ない

ことが多いんだよね。

 

皆もテニスの練習する時に、打つことばっかり考えて

いないか?

まずは技術を上げたくなる気持ちは分かるけど、とにかく皆、

しっかり走り込みをしておかないと、テニスの技術が上がったのに、

その技術をお披露目する体力がどんどん落ちていたら、残念な

結果に終わってしまうよ。

 

とにかく、走り込み!!

技術力上げる前に体力上げておかないと勝てないよ!

テニスの数え方[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/04(火) 15:04

テニスのスコアの数え方って面白い。

スーパーショットでポイント取っても、たったの

1ポイント。

4ポイント取らないと1ゲーム取れないし、相手が先に

4ポイント取っちゃうと、そのゲームは取られてしまって

さっきのスーパーショットが無効になってしまう・・・。

 

5-0でリードしていても、後1ゲームが取れないと試合は

終わらないってのも、テニスでは焦る要因の一つだね。

大量リードの後に守りに入ることも出来ないもどかしさは、

誰もが経験したことあるでしょ?

 

そういったスコアの数え方を考えると、テニスはどういう風に

プレーすれば良いのか見えて来ると思うんだよ。

デュースまでもつれたら別だけど、普通にやれば4ポイントで

1ゲームでしょ?

その4ポイントをどういうポイントの取り方で得ようとしているのか

考えている?

 

4ポイント全部、ナイスショットでは無理でしょ?

それだと逆にプレッシャーがかかる。

4ポイント全て、相手のミスを待つ・・・これも、よっぽど

相手が下手じゃないとあり得ないよね?

となると、思い切ったナイスプレーな攻撃で得たポイントと、

その攻撃で与えたプレッシャーで相手がミスをしてくれるポイントの

割合を考えてみようよ。

 

俺の場合、1ゲーム4ポイントのうち、1ポイントは必ず思い切った

攻撃を混ぜるようにしていた。

残り3ポイントは、その攻撃を利用して相手からいかにミスを

もらうか・・・を考えていたよ。

だからミス待ちの時も、単なるボーっと待つんじゃなくて、

「ほらっ!また攻めるぞ!!甘いと攻めてやるぞ!」と相手にアピール。

ホントは攻める気無かったりしても、これをアピール出来る

雰囲気を作り上げないといけない。

 

そうやって、思い切りの良い攻撃と、それを利用したミス待ちの

プレーを上手くその時の状況に合わせて選択して勝つための法則を

作ることが出来れば、5-0リードで「後1ゲーム・・・」とびびり始めても

やるべき事と、それをどの時にどのくらいやるのかが見えて来るので

焦らないテニス選手になれるんだよ。

 

とにかく試合の中で、どういう配分が良いのか考えよう!!

おとうちゃんとテニス[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/03(月) 15:09

俺の父はテニスをしている。

小学校の先生だったんだけど、今はもう退職して

毎日毎日、朝から晩までテニスコートで仲間と

テニスをし、そして北海道、九州などにも遠征して

試合にも出場している。

 

そう、単なる遊びテニス程度ではなく、おじさんだけども

年齢別の全日本選手権で優勝したり、大阪代表で国体に

出場していたほどのスーパーテニスおじさんなのだ。

 

俺がテニスを始めたのも、そんな父の使わなくなったラケットが

ごろごろ家に転がっていたから、何となく高校の時に始めた。

でも、テニスを始めてから思った。

「父親と同じスポーツはするもんじゃない・・・」って。

 

そんなレベル高い父からしてみれば、テニス初心者の俺の

テニスは見てられない感じだったろうね。

コートへ何度か連れて行ってもらって、一緒にテニスやったけど

全然相手にならないうえに、「もっと走れ!」とか

「諦めるな!」「何度ダブルフォルトするんだ!」って

ずっと言われ続ける。

高校生の頃は、誉められた思い出なんて無かった。

 

親子だけに厳しい言葉に感じ、テニスは好きだったが

親とはテニスをしたくない・・・という気持ちになってしまった。

それもあって、高校卒業後は大阪から上京して、関東で

テニスコーチしながら選手活動。

 

でもね、ある程度選手として活躍できるようになってから

父とテニスした時に、「お前のストローク、ええなぁ。」の

一言をもらった。

嬉しかった。

やはり、この人に一番誉められたかったんだよ。

今は、大阪帰るたびに、父とコートに立つのが楽しみに
なっている。

お出迎えください・・・[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/02(日) 15:10

相手がアプローチしてきた!

ボレーで決めようと前に出て来ている!

さぁ君は、その相手に対してどういうショットを打つ?

 

ここでビビると足を止めて、ボールを待ってしまう。

受身の形だね。

実はこの待ってしまう時間が結構問題になるんだよ。

 

アプローチ打ってきた人は、ネットに詰めて来るでしょ?

しっかりネットに近づいた方が、パス抜かれにくいから

出来るだけ良いポジションに入れるよう前に出て来る。

と言うことは、そこで一歩も踏み込まずにこちらがパスを打つと

その分相手が時間的にも良いポジションへ近づけるというわけ。

 

だからパス打つ方の人が一歩でも前に踏み込んで、ボールを

迎えに行くことが出来れば、それだけ相手は一歩分、ポジションが

後ろの状態でボレーしないといけない。

となると、その方がパス打つ側にしてみれば有利なんだよ。

 

スライスでスゥーっと伸びて来る嫌なアプローチを打ってくる

人いるけど、待たずにしっかり踏み込んでパスを打ち、ネットに

近づけさせないようにしよう!

でも逆の作戦もある!

なかなか打たずに引きつけておいて・・・・ロブというパターン。

待てば待つほど、相手はネットに近づこうとするのを利用すると
こういう展開もありだね。
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