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ブログ技術【ネットプレー】

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バシッとバックのハイボレー!?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/11/24(木) 16:45

バックのハイボレーって力が入らないよね。
腕の裏側の筋肉がしっかり付いていれば、ある程度
バシッとボールを打てるんだけど、なかなか筋肉が
付かない部分だから、どうもしっかり振りにくい。
 
だから相手からも狙われることは多いんだけど、それを
しっかり返すことが出来れば一つ狙われる箇所が
減ることになる。
今回はバックのハイボレーについて考えてみよう。
 
まず大事なことは、他のショットもそうなんだけど、ラケットを
振り始める最初のパワーをどこに求めるかが重要。
動き始めたラケットはそこから一気に加速させやすいけど
止まった物体を動かし始めるのは一苦労。
そこで重要になるのは足だね。
後ろ足を軸にするのか、それとも前足に求めるかはその時の
自分とボールの関係によるんだけど、とにかく軸足を決めて
それが踏ん張ってくれたのをキッカケにラケットを振り始めると
思いの外簡単にラケットは動いてくれる。
 
とは言っても、そんなに驚くほどのパワースィングは期待できない。
となると、ボールを捉える瞬間のラケット面はちょっと厚目の
当たりにしたいもんだ。
自分の力を使って飛ばすことよりも、相手が打ってくれた
パワーを利用したボレーにしたいんだけど、面が厚ければしっかりと
相手のパワーを逃がさず受け止められる。
 
でもそこでどうしてもラケット面が厚くならないで薄くなり
回転ばかりかかってしまうようなしょぼいボレーになる人は
フォアボレーのグリップのままバックも打ってない?
もともとバックに自信がない人は、とことんフォアで取ろうとして
結局バックに来てもグリップチェンジ出来ていない人
多いんだよ。
 
ラケット振り始めに必要なパワーをくれる軸足と、相手の威力を
利用しやすい厚目の当たり、この二つだけでも結構
しっかりバックのハイボレーは返球できる。
でもここに腕の内旋運動なんかが加わると更に完璧と
なるんだけど、お薦めしたいのは、そのままロブで逃げる
という方法。
 
俺もよく試合中に使うんだけど、バックのハイボレーを
厳しい状態で打たされた時は、変に「バシッ」って打たないで
相手コートの深いところへ時間かけて逃げることが多い。
「無理させようたって、そんな作戦には乗らないよ!!」って
アピールするんだよ。
 
どのショットもそうだけど、難しいものは謙虚に返球するって
ことは基本だからね。
その代わり、得意なものは更に攻撃的になれるように。

足元の境界線[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/10/21(金) 15:02

ボレーはスライス回転が基本。
でもショートバウンドで打つハーフボレーに関しては
スライス回転ではなく、ある程度ラケット面を被せて
ボールをヒットさせるから、どっちかと言うとトップスピンに近い。
この辺りの切り替えが難しいからネットプレーが苦手って人は
多いんじゃないのかな。
 
足元のボレー、ノーバウンドで取るんだったらスライス系、
落としてハーフボレーにするなら、面を被せるトップスピン系、
どちらの技術もしっかり練習して身に付けることも必要なんだけど
と同時に、どっちで処理するかを瞬時に判断する判断力も
身に付けないといけない。
 
その判断を正確にするためには、しっかり自分の頭の中に
「ここまではノーバウンド処理、これ以上前はハーフボレー」という
線引きが出来ているかどうかになる。
相手は足元にどんどん集めてくるから、そこが曖昧だといちいち
迷ってしまって、その一瞬の迷いがミスに繋がる。
 
その線引きなんだけど、大事なことは前重心。
特にバウンドさせるハーフボレーは、ラケット面が被さっている分
しっかり前重心を保ってブロックしていかないといけない。
となると、あまり足元でバウンドさせると身体はのけ反ってしまって
重心は後ろになるでしょ?
そういうのは完全にノーバウンドで処理しないといけない。
 
だから足元ボレーで、ノーバウンドかハーフボレーかの
線引きをするためには、常に前重心を保って、前に前にボールと
取りに行きながら、それをノーバウンドで取れそうならノーバウンド、
前に取りに行ったけどバウンドしそうだったら、ワンバウンドさせて
ハーフボレー・・・っていう風にしていると境界線が見えて来る。
でも、前にボールを取りに行ったり、待ってしまったり・・・とその時々で
変えてしまうと、結局いくらやっても境界線が見えてこないのである。
 
それから足を一歩ちゃんと出してボレーが出来ると、けっこう
前のボールもノーバウンドで処理が出来るよ。
足が出ないと曖昧な範囲が広くなって判断ミスしやすい。
打つ時はちょっとでも良いから前足を出しながらボレーを
打てるようにするのも、足元ボレーが上手くなるキッカケになるよ。
まぁ、俺の経験上「落とすかどうか迷ったらノーバウンド!!」って
覚えておいた方が良い気がする。
迷った挙句、ハーフボレーを選択するとミスしやすいんだよねぇ。

繋ぐ気で決める!?スマッシュ!![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/10/18(火) 11:20

「苦手なショットって何?」って
レッスン中に聞くと色んなショットを皆が言うんだけど
その中でも上位に入っているのがスマッシュ。
「得意です!!」って言う人も中にはいるだろうが
そんな人も、試合の中で一本スマッシュミスをした途端
そこから急に打てなくなる・・・なんてことが起きやすいショット。
 
皆、苦手に思ってしまう理由としては、まず単純に技術的に
難しいショットというのもあるけど、他にもいろいろ考えられる。
その一つが「決めるショット」というイメージを強く持ってしまうこと。
「スマッシュ打つって事は、そこで決めなきゃいけない」
そう思うと、パワフルスマッシュを自分に要求してしまうが
技術的に難しいから、打つ前に躊躇したり不安がよぎったりして
それがミスに繋がりやすい。
しっかりミスしないスマッシュの技術を日々練習することも大事だけど
一番は「決まらなくても良いんだ」という気持ちで、繋ぎスマッシュを
身に付ける事だね。
 
繋ぎ・・・となると、回転をしっかりかけることが重要。
スライス系、トップスピン系の回転があれば安定して
どこへでもスマッシュ打てるよ。
となると、身体の横向き状態も作れないといけない。
でも繋ぐつもりで回転系スマッシュ覚えたとしても、意外とそれが
「決めスマッシュ」になりやすいんだよ。
 
回転掛けると威力は多少落ちる。
だけど、回転掛けた分両サイドへワイドに打てるから相手は
守りにくくなり、結果スマッシュが決まりやすくなるし、ボールが返って来たと
しても相手陣形は崩れているから、その次のボレーなんかで
トドメを刺しやすいでしょ?
 
「スマッシュ苦手・・・」って人は、まず「繋ごう」って気持ちを持つこと。
そのために回転を覚えること。
その回転を使って、両サイドへワイドに打ち分けること。
すると・・・いつの間にか決められるスマッシュが手に入れられる。
これを意識して練習して、スマッシュ好きになってくれ。

バックボレーで逆クロス!![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/10/10(月) 12:02

バックボレーが苦手な人って割合的に多い。
全然打てません!!って人もいるけど、とりあえず
返すだけなら・・・って感じなら出来る人は多いかな。
そんな「とりあえず・・・」的な人が特に苦手としているのが
逆クロスへのボレー。
クロスへは何とか返せるが、逆クロスに打てなくて困っている人
多くない?
 
出来ない理由は色々あるんだけど、一番の問題点は
準備段階で腕だけ動かして準備した気になっていること。
本当は腰(骨盤)を反応させて横向きを作って準備しないといけないのに
サッと腕だけラケットを横に持って行く準備はちょっと不十分だ。
 
そもそもボレーを打つ時の腕の動きって、肩が支点になっている。
右利きの人の場合、両手バックなら左肩だけど、片手バックなら
当然右肩が支点になる。
右肩が支点だから、バックボレーの時はその右肩をバック側である
身体の左側にちゃんと持って行かないといけないんだよ。
その為には身体を横向きにしてあげないといけないでしょ?
 
じゃあ両手バックは左肩支点だから、横向きはいらないか・・・というと
そうでもない。
両手バックも右肩をちゃんと左側に持って行くようにしてから
準備しないと、左腕の肘が曲がってしまい、左肩を支点にした
スムーズなスウィングが出来なくなってしまう。
 
腰(骨盤)よりもどうしても腕の方が器用だから、
とっさにバックボレーの準備をしようとすると、腕だけの準備になりやすいが
まずは右肩を左のバック側に横向きを作って近づけてあげると
スムーズに右肩を支点にしたスウィングが出来る。
そうすると・・・逆クロスへ流すバックボレーも出来てしまう。
ま、咄嗟のことだから身に付けるのは時間かかるが
意識してやってみよう。

上へ逃がせ!回転掛けろ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/30(金) 09:55

テニスは相手コートにボールを返すスポーツ。
だからどうしても打つ時は「前に飛ばさなきゃ!」って
思ってしまう人が多い。
 
でも実際プレーをしていると「前に飛ばそう」って意識は
実はあまりいらないんだ。
そもそもボールもラケットも飛ぶように出来ているからね。
スピードをある程度出すなら別だけど、基本的にちゃんと
ラケットの真ん中でボールを捕らえたら、ネット越えて相手コートへ
届いてくれるはず。
 
ストロークでもそうなんだから、ボレーになると尚更でしょ?
ただでさえ、ネットに近いところで打っているんだから、
ラケットを前後に振って前に飛ばす必要は無くなって来る。
それどころか、むしろボールを殺してネット際に落としたりする
「飛ばさないテクニック」が必要になってくるよ。
もちろん深く返球することも出来ないとマズイ。
前後のコントロールだね。
 
そのためには何が必要か。
必要なのは「上に逃がす」というテクニック。
深いボレーを打とうと思っているのに弾道が低いとボールは
サービスラインくらいしか飛ばない。
ボレーする時に上へ逃がして弾道を上げれば深く打つのは簡単だ。
ただボールにスライス回転を加えて、飛び過ぎだけは気を付けよう。
 
その「上へ逃がす」というテクニックを使って、そのまま真上に近い感じで
ボールを上げ、尚且つスライス回転をかなり多目に加えればネット際に
落とすことが出来る。
そう、「上に逃がす」と「スライス回転を加える」という二つの要素を調整
することで、深く打ったりネット際へ浅く落としたり出来るようになるんだよ。
 
その為には身体の向きも気を付けないとね。
横向きをしっかり作れれば、上にも逃がしやすいし回転も
掛けやすくなる。
ボレーストロークやボレーボレーの時、気を付けてやってみよう。
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