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ブログ技術【ネットプレー】

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ボレーボレーのボレー[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/19(月) 09:26

ボレーの練習はどうやっている?
ボール出しでの基礎練習は別として、ラリー練習の時は
ボレーストローク?
それともボレーボレー?
どっちの練習が効果的なんだろう・・・・って言ったら
もちろん両方だね。
 
シングルスの場合は基本的にボレーストロークの
シチュエーションが多いけどダブルスとなるとボレーボレーの
場面も増えて来る。
ボレーストロークよりもテンポが速いこのボレーボレーをしっかりと
普段から練習しておく必要があるんだけど、ボレーボレー用の
ボレーとなると何が違ってくるんだろう。
 
まず一番はスウィングの大きさだね。
大きく後ろへテイクバックを取ってしまうと当然間に合わなくなり
打点が食い込まれたり、後ろ重心になってしまったりしてしまう。
でも意外と見落としているのはフォロースルーの方。
ボレーボレーなんだから、打ったボールはすぐに相手選手へ
渡るでしょ?
そのボールを相手がボレーする時には当然こっちは構え直して
おかないといけないから、とにかく打ち終わった後のフォロースルーは
コンパクトにして構え直しに専念しないとマズイ事になる。
 
だからテイクバックもフォロースルーもいつも以上にコンパクトにして
打たないといけない・・・ということを考えると、ボレーボレーの時の
ボレーは「ボールを打つ」というより「相手の威力を利用してブロック」という
感じになるかな。
ボレーストロークの時もストロークの人がしっかりとパワーのあるショットを
打ってきた場合はこのブロック系のボレーはよく使うけど、とにかく
相手がストロークである以上、そんなに慌てて構え直す必要ないから
やっぱりボレーボレーの時はちょっと特別だね。
 
ボレーボレーを日頃からたくさん練習して、早くコンパクトに
構えることと、ブロック系のコンパクトフォロースルーでこのタイミングに
ついていけるようにすることが大事。
ボレーボレーの速いテンポの中、グイグイ前へ詰めていけるくらい
テイクバックとフォロースルーをコンパクトにまとめられると
ダブルスでかなり活躍できるぞ!

ドライブボレーで許すまじ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/09(金) 11:31

試合に出場していると繋ぐことの大切さが分かる。
調子が良くて打ちまくったとしても、そんなの最後まで
続かないんだから、途中でやっぱり繋ぎショットを入れるだろうし
最初から繋ぐテニスに徹している人も試合会場でよく見かけるでしょ?
それだけ安定感が大事だって皆知っているんだよ。
 
でも繋ぎショットは安定感だけではダメで、もう少し他の
要素も欲しいところ。
それは「時間稼ぎ」。
特にコートの端っこへ走らされて打つ時なんかは、それをただ
返球するのではなく上へしっかり振り抜いてボールを持ち上げ
その滞空時間を利用して自分のポジションを整えることが重要。
 
じゃあ逆の立場で、君たちが攻撃している時、せっかく相手を
コートの外に追い出したのに、高々とボールを打ち上げて
繋げられたらどうしよう。
そのボールがバウンドするまで時間がかかる上に、バウンドも
高く弾むから更に時間掛かって、結局次のショットを打とうとしたら
相手はちゃんと真ん中へ戻っていて、空いているスペースは無くて
また一から崩し直さないといけなくなる。
 
そこでそんな相手と戦う時に重要なのは、ドライブボレーだ。
高々と上がったボールを見た瞬間、前へ走って行って
ノーバウンドで打つ。
ドライブ・・・と付いているから、ボレーなんだけどトップスピン系だね。
これを普段からしっかり練習していないと、試合中に相手を追い込んでも
トドメが刺せないよ?
 
最初にも言ったように、まずこのドライブボレーの一番の目的は
相手の時間稼ぎを許さないこと。
ドライブボレーは上手くいけば、パワー系のショットになるから
エースも狙いやすいんだけど、時間を奪えればそんなにパワーは
いらないし、パワーに固執すると当然ミスしやすくなって気軽に
使えなくなる。
そこは注意してね。
 
安定感を損なわないようにするためにも、ドライブボレーで
しっかりトップスピンの回転を作れるようにすることは忘れずに。
その為にも身体の向きや軸足の設定を丁寧に。
それから一番重要なのは、高々とボールを上へ打ち上げた
瞬間、一気に前へ迎えに行くスタートダッシュ。
ここで一瞬でも躊躇すると・・・そのボールをバウンドさせてしまい
結局相手に逃げられてしまうどころか、変なリズムに
させられてしまう可能性ある。
そういう相手と戦った経験ある人多いでしょ?
ドライブボレー、しっかり練習しておこう。

泥臭くサーブ&ボレー[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/06(火) 10:35

サーブ&ボレーのやり方を教えて欲しい。
そうよくレッスンの時に聞かれるんだけど、そんなの
サーブとボレーを普通に両方やればいいことだよ。
ん?もうちょっとコツ・・・・?
えーっと、大事なことは打ち方よりも待ち方にある。
 
もちろんトスはかなり前方へ投げて、打点を前に
したりすると、よりネットに近づけたりするんだけど、
サーブ&ボレーだからと言って、いきなりサーブを
サーブ&ボレー用に変えていくことは無い。
それよりもまず注意するべき所を抑えておこう。
 
まずサーブ&ボレーが下手な人ってどんな感じ?
せっかくサーブ打って前へプレッシャーをかけたのに
ボレーがもろくてすぐ崩れてしまう。
ボレーに手堅さが感じられないと、全然前へ出て来た時の
怖さが無いでしょ?
 
サーブ&ボレーはこのボレーの手堅さをどれだけアピール
出来るかが重要なんだよ。
もちろんナイスサーブでチャンス作って、浮いて来たのをボレーで
叩いて決めるってのも欲しいけど、そんなのどんな相手でも
期待出来るもんじゃない。
サーブもナイスなのを決め続けるのは無理だしね。
 
なので、サーブ&ボレーではまずボレーの手堅さをアピール。
ということは、まずサーブ打ってネットへ詰めるんだけど、相手選手が
レシーブする瞬間には完全に止まって、四方どこへでも動けるように
しておくことと、それを確実に深く、もしくはオープンコートのネット際へ
コントロール出来るようにしておこう。
逆に言うと、この手堅いボレーがあれば、多少サーブが甘くても次の
ボレーで挽回できる。
これがサーブ&ボレーの魅力なんだよね。
 
なので、サーブ&ボレーのやり方というか最大の注意点は
とにかくサーブ打って前へ詰めた時、相手がレシーブする瞬間
完全に止まり切って次のボレーに集中すること。
どんなにネットから離れていようと、慌てず止まらないと相手が打った
レシーブに反応出来なかったり、ステップが合わなくなるので要注意。
 
華麗なサーブ&ボレーも憧れだけど、まずは泥臭く相手の
ショットをがむしゃらにボレーしながら、ジワジワとネットへ詰めて
プレッシャーをかけられるサーブ&ボレーを練習しよう。

ボレーの初心者、集まれ!![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/08/16(火) 09:38

ボレーを教えるのって難しい。
ストロークみたいにワンバウンドしてから打つ訳では
ないので、初心者の人にとっては相手が打った後
あっという間に自分のところへ来てしまい、
あたふたしながら打つこととなる。
 
しかも初めてテニスする人がいきなりボレーを練習する
ことはないので、まずはストロークをやっているよね?
するとストロークの時に「ネットを越えなきゃ!」と散々
意識したから、どうしてもボールを打つ時にネットを越さないと
いけないことを考えてしまう。
 
なので、ボレーを打つ時もまずは目の前のネットを越す為の
行動をとってしまい、結局ラケットダウンから持ち上げるという
スウィングをしてしまう人が多い。
そこでネットを気にさせないために、ネット際ギリギリでボレーを練習
させるのも良いのだが、今度はオーバーネットしながら
モグラ叩きみたいなボレーをしてしまう。
 
ボールに触るのがやっと・・・というレベルだったらこの位置での
ボレーも良いと思う。
でももう少しレベルが上がった場合、ネットから離れてちゃんとした
ボレーポジションで練習してもらいたい。
そして考え方もストロークと同じ「ネット、越さなきゃ!」という
意識を持つこと。
 
ただし、そこでラケットダウンから始まるとさっき言ったように
実戦で使いにくい。
ここでスライスの打ち方を理解してもらう。
ラケットダウンからスタートして、持ち上げながら打つのは
トップスピン系(ドライブとも言う)なんだけど、スライスの
特徴はラケットでボールを持ちあげるんじゃなくて、ラケットで
ボールの下部を上向きのラケット面で触って持ち上げる。
 
サーブもスマッシュもそうなんだけど、とにかくテニスは
相手コートにボールをどう入れるか・・・が大事なんだけど
それ以前に立ちはだかるネットをどう越すかが重要。
そのためにはトップスピン系の持ち上げスウィングと
スライス系のようなボールの下へ潜り込みスウィングと
二つのパターンを使い分けられるようにしたい。
 
ボレーを最初に教える時には、基本的にはスライスを選択出来るようにね。
そうしないと、ネットから離れた場合はドライブ系、もしくは
ネットにドン詰めでモグラ叩き系になってしまう危険性がある。
 
さて、新一年生にはちゃんとボレーを教えてあげられているかな?

とりあえず、ゆっくりにしてしまおう[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/08/11(木) 13:14

ストロークしか打てなかった高校時代、
ボレーは練習しなかった・・・かというとそんなことはない。
皆で頑張ってボレー練習は行っていた。
ボール出し練習で何球も打ったけど、試合で
ネットプレーを使えるほどにはならなかった。
 
高校卒業してからボレーはちょっとずつ出来るようになった。
そこに行きつくまでには、とことんサーブ&ボレーを
しまくったり、上手いネットプレーヤーの人にアドバイス聞いたり
したんだけど、一番は「繋ぐボレー」を覚えたからだと思っている。
 
どういう事かというと、コーチという立場として、
レッスンの中で生徒さんに対して優しいボールを
ボレーで返球しないといけない場面が増えたのだ。
それまでは「決めなきゃ!」と思って打っていたので、一応
繋ぐつもりはあっても、相手ショットよりも速いボレーでの返球を
イメージしてたんだけど、レッスンの中では生徒さんのショットを
ゆっくりにして返球することが多くなり、意外とそれが実戦でも
重要だって気付いたんだよ。
 
ボレーが決まる時って、パワーとかスピードではなく、やっぱり
コースでしょ?
特にしっかりと深いアプローチで相手を下がらせることが
出来たら、その次に狙うチャンスがあるのは、逆サイドのショートクロス。
相手は慌てるとやっぱり一発パス狙いの速いショットを打って来るから
それをしっかり減速させて殺しながらボレーをする機会の方が
パワフルボレーよりも実用的なんだよ。
 
コーチをしていると、そうやって減速させる殺すボレーのタッチが
上手くなって安定感が身に付きやすい。
でも気を付けなきゃいけないのは、ただ殺すだけのゆっくりボレー
しか打てないのもマズイので、しっかりボレーも打てるように
練習しないといけないよ。
 
速いショットをゆっくりにして返球するボレーを普段の練習でも
取り入れつつ、甘いゆっくりショットには、それをがっちり打てる
ボレーを練習しておこう。
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