ブログメンタル
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チャンスに出くわしたら注意せよ![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/02/15(火) 14:45
「一発で決めようとしない!」である。
せっかく来たチャンスを焦って一発で決めようとして
結局ミスしてしまう人が多いのだ。
テニスって粘りが必要なスポーツ。
我慢して繋ぎ続けた方が勝率は上がる。
ミスしてもらった方が効率良くポイントを稼げるからね。
だけど、当然試合に慣れている人が相手だと、その相手も
粘りの重要性を知っているから、なかなかミスしてくれない。
そんな相手走らせたり裏をかいたりして、やっとチャンスが
巡って来ると、やっぱり喜んでしまうし、これを逃すと
またチャンスがいつ来るか分からないので、焦って
一発で仕留めようとしてしまうのだ・・・。
もちろんチャンスは決めないといけない。
でもチャンスって「一発で決められるチャンス」と
「相手を追い詰めるチャンス」とあるんだよ。
「一発で決められるチャンス」であれば、もちろん決める必要が
あるけど、「追い詰めるチャンス」の時にはまだまだそこから
ラリーを続けて、相手を追い込み更なるチャンスを引き出さないと
いけない。
まだ途中段階なんだよね。
俺が「一発で決めようとしない!」と叫ぶ時は
大抵この「相手を追い詰めるチャンス」の時に、無理して
一発決めしようとする人の時。
優勢に立っているけど、もう少しそこから相手を追い込んで
相手を焦らせようよ。
実際試合中も、ポイントが決まる時って、「決めてやる!」という
時より、相手を右に左に、後ろに前に走らせている途中段階で
「あれ・・・決まっちゃった」ということが多い。
「決めてやる!」と鼻息荒くプレーしている人、
その気合が空回りしているせいで、結果的にミスが
増えたりしてないかい?
もっと落ち着いて、攻撃的に繋いで行けよ。
上達のカギはプライドである[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/12/22(水) 17:05
合同練習を開催した。
都内の色んな学校の選手が一緒になって、基礎練習から
実戦練習まで、仲良くしながらも互いにライバル視しながら
4時間練習を行うというもの。
参加校は7校。
各校とも4名ずつ代表で参加してもらって開催。
どの学校も全国的に有名・・・という学校では無いのだが
それぞれ参加した選手たちは、その学校のテニス部上位選手
というだけあって、皆しっかり良いショットを打っている。
でもこのレベルから更に上に這い上がるにはもう一つ何かの
キッカケが無いと難しい。
そのキッカケを何とか彼らに与えてあげたいと思っているんだけど
そのキッカケで重要なのは何かというと・・・プライドである。
名も無い学校同士で集まったとしても、やはり互いに誰が
どこの学校の何番手か気になる。
そうなると自分自身も周りに見られている以上、あまり
恥ずかしいプレーは出来ないしもちろん負ける訳にはいかない。
「あいつスゲェ!」って思われたいし、負けたりすると
自分だけじゃなくて、自分達の学校もなめられる気がして
悔しくなる。
試合にどんどん出て、選手として活躍している人達は
常にそういった意識を持ち、どんな時もどんな場面でも
きっちり結果を残して自分自身をアピールしようと意識する。
そんなプライドを持ち合わせて毎日頑張っていないと、
結果を出せる選手にはなれないのだ。
最後にダブルスのポイント練習をして、勝ち抜き戦を行った。
最後の最後で負けて落ちた選手は「悔しい!!!」と
叫んでいたけど、やっぱり心からそう思えるくらいの練習環境を
もっとこれからも皆に与えてあげたい。
「嬉しい!!」「悔しい!!」という気持ちが沢山あるだけ
自分自身を成長させようという気持ちが芽生えて頑張れるし
それが本当の強さを産み出してくれるのである。
ちゃんと自分を信じてる?[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/11/15(月) 11:55
そういう言葉をよく使うんだけど、言うが易し。
実際それを試合中に徹底するのは難しい。
調子良くて、リードしている時は良いんだよ。
「俺って凄い!!」「俺はナイスだ!」
そう思って好きな事が好きなだけ出来てしまう。
でもそうじゃない時に「俺って凄いんだ!」と思えるか
と言うと、無理だね。
さっきまでリードしていたのに、追い付かれて逆転を
許してしまった途端「ほら見ろ、俺ってホントダメな奴」って
心にいるもう一人の自分がそれ見た事かと、そんなことを
言い始める。
そうなると、もう試合に集中するどころじゃない。
なんで俺はダメなのかを考え始めてしまう。
例えば「今週、勉強忙しくて全然練習出来てなかった」とか
「昨夜、あまり寝て無かったから」とか挙句の果てに
「相手が強過ぎる」だの「あのスライスがむかつく」なんて
思ってしまって感情的になってしまう。
「自分を信じる」ってことはそういう意味では本当に
難しい。
でもやっぱり試合ではピンチの場面でもしっかり自分を信じて
プレーし続けないといけないのだ。
ではどうやれば自分を信じ続けることが出来るだろうか・・・。
それは・・・「精神論」にしないこと!!
「自分を信じる」って事は、
「今現在自分の出来る事をちゃんと用意している」
って事なんだよ。
ピンチの場面であれば、そのピンチの場面でしかも
調子を落としている自分のテニスで一体何が出来るかを
冷静に理解して、出来る事を黙々とこなそうとすること。
そうすることが「自分を信じる」ってことであって
「俺は何でも出来るから、何でもやってやる!!」と
無茶な事を強引にやる事ではない。
だからこそ普段の練習でも「究極のピンチな場面」などを
想定して、その場面ではどんなプレーをするのかをちゃんと
練習しておかないといけないし、それを覚えておいて試合中に
それを選べるようにしておかないといけない。
そういう選択が出来るテニスプレーヤーになれば
どんな場面でも「俺はこういう場面ではあのプレーがある」と
心がぶれないで「自分を信じる」プレーが続けられるのだ。
皆、自分を信じて頑張り続けようぜ!
ビビって、当たり前[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/10/22(金) 23:53
高一の5月の大会。
そりゃ、4月からテニスを始めたんだから、緊張するはず。
自分でもびっくりするくらいラケット振れず、ちょこんとボールを
なんとか当てる程度。
でもその当てるだけテニスだったのに、初試合、初勝利で
勝てたのだから、相当相手もビビってたんだろうね。
でもそんな「初めて」という緊張感とは別で
ビビった思い出は4年前の試合。
規模としてはそんな大きな大会ではなく、俺の中では
十分優勝を狙える大会で、気合入れて臨んだのだが
準々決勝で対戦した相手がとにかく走りまくっては
スライスで返球しまくるとい超ディフェンシブな奴。
1セット目から競りに競った末にタイブレークとなり
そこでミスをたくさんさせられて落とすと、そのまま2セット目も
最悪な内容でやられて敗退となった。
勝てると思った相手に崩されて負けた悔しさは、相当なもんで
ラケット投げるは大声でわめくは、本当にマナーも守れないくらい
俺は完全にダメ人間になっていた。
そうなった原因は、先ほども書いたけど相手の超粘る
ディフェンステクニックを嫌がってしまい、段々強引なテニスで
ポイント取ってやろうと思ってしまったこと。
それによりミスが増えてしまい、最後は
「俺のストロークは、入らない・・・・」と自分自身のショットを
信じなくなったのだ。
そうなるとラケットを振れなくなり、最後はホント当てる程度の
粗末なプレーで散ったのだ。
ちょっと初めて試合出た時の「びびり」とは違うが
ラケットを振れなくなったという点では一緒だね。
でもその1ヶ月後、違う大会で念願の優勝を飾る事が
出来たのだ。
でもその決勝もけっこう危なくて、若干ビビったんだけど
その前の悔しい敗退で得た経験を基に乗り越えたんだと
思う。
大事な場面は必ず緊張する。
「勝ちたい!」と思えば思うほど緊張するもんだし
レベルが上がって、大会の規模が大きくなったり、
勝つための意識が強くなったりしても緊張する。
でも大事なことは、そんな場面になったら何をすれば
良いのかって事を事前に考えて用意しておくことだね。
しっかりシュミレーションして、何をすべきか今一度
考えてみよう。
伊達選手。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/30(木) 01:02
東レの大会で伊達選手、大活躍だった。
シャラポワに勝ち、その後ハンチュコバにまで
勝ってしまった。
残念ながらスキアボーネには敗退したけど
彼女の活躍には皆大興奮させてもらったよ。
なんで彼女はこんなビッグな選手達に勝つことが
出来たんだろう。
原因は色々ある。
伊達選手のプレースタイルが彼女達のパワー系の
スタイルのリズムを狂わせたことも大きいし、コートサーフェイスが
伊達選手の得意な有明のコートってこともある。
シャラポワやハンチュコバ側に問題があった可能性も大いにある。
でも一番大事なことは・・・「勝つつもりでいた」ということ。
そんなの当たり前・・・と思っているそこの君、
勝つつもりでい続けることの難しさって半端じゃないよ。
もちろん、試合始まる前は多くの人達が相手選手に対して
「絶対勝ってやる!!!」
という気合は入っている。
でもいざ試合が始まった時、どこかで壁にぶち当たる。
そうなると心ってけっこう脆く崩れやすいのだ。
「このままでいいのだろうか?」
「このスタイルでは勝てないんじゃないだろうか。」
「相手が強いから、ここまで競っただけでも俺はエライんじゃないの?」
そんな悩みや心配事が試合中にムクムクと湧いてくることで
どうしても試合最初に決意した「勝ってやる!」的なモチベーションが
落ちてしまうんだよ。
確かに自分より強い相手と対戦したら、負ける可能性の方が高い。
でもその負ける可能性をいかに減らす事が出来るかが重要となる。
敗退の確率を減らして減らして、最後は自分よりも相手の負ける
可能性が高い状態であれば勝利に結びつくこともある。
それを信じて黙々とプレーしたのが伊達選手だと思うよ。
相手がどれくらい大物であっても、自分のテニスを信じて
コートに立ち続けることが出来た伊達選手はやっぱり凄いね。
これからも頑張って欲しい。
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