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ブログテニス技術

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上手い選手のここを見ておけっ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/12(火) 14:45

テニスというのは本当に面白いスポーツで
色んな要素から成り立っている。
配球やポジションなんかの作戦も重要だし、
相手と向き合って打ち合うからメンタルの部分も
かなり勝敗に影響されるので考えておかないと
いけない。
 
でも何だかんだ言っても、やっぱり技術力は外せない。
いいアイデアが浮かんでも、速い足を持っていても
技術がしょぼかったら、そういったことが実行できず
無駄に終わってしまうかもしれないからね。
だからテニスやっている人は技術のことを考える癖が
付いている。
 
その技術を考える時はもちろんフォームのことを考えると
思うんだけど、テニスのフォームって重要な部分と
そうじゃない部分があるのを知っていた?
上手い人のフォームを最初のテイクバックの仕方から
スウィングの角度、腕の伸ばし具合や打ち終わりの恰好に
いたるまで全て丸々コピーしても、そう簡単には上手い人の
ショットと同じようなのを打てないでしょ。
重要なポイントを抑えておいて、その部分を中心に上手い人の
打ち方を自分流に取り入れなきゃいけないのだ。
じゃあ上手い人のショットを見た時に、どこに一番注目して
真似をすればいいんだろう?
 
その答えは・・・打点なんだよ。
まずはちゃんとした正確な打点を覚え、その打点を徹底して
真似しながらボールを捕らえることが出来れば、打つボールに安定感が
生まれてコントロール能力、安定感なんかが身に付くんだよ。
 
だから、フォームを作る時に大事なことは、まずどこが
打点かしっかりと把握し、相手が打って来る色んな種類の
ショットに対して一定の打点を保てるようにしておこう。
しかも打点を安定させると色んなことが自然と改良されていくんだよ。
 
例えばコンパクトなテイクバック。
いつもテイクバックが「大き過ぎる!!」と色んな人から
注意受けている人も癖なのでなかなか直しづらい。
そこでテイクバックをどうかするというより、打点を安定させることを
考えながら修正する。
すると、大きなテイクバックじゃ当然打点が遅れてしまうので
意外と簡単にテイクバックはコンパクトになりやすい。
 
それから準備も早くなる。
正確な打点をイメージするには、準備は終わって無いといけない。
なので準備も早く終えるようになるんだよ。
でも打点って、軸足やグリップの握り方によって微妙に
違ってくるので、上手い人を見ても参考程度にしておこう。
打点を安定させると、驚くほど上達は早い。
フォーム全体も大事だが、常に打点を中心に考えておくこと。

良いフォームは自分で開発出来なきゃなきゃダメ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/07(木) 23:57

テニス上達のためには良いフォームを身に付けないと
いけないんだけど、どうやって良いフォームって身に付ける?
身近に良いコーチがいれば、手取り足取り自分に合った
フォームを指導してもらえるかもしれない。
でも、そんなマンツーマンで付きっきりのコーチが身近に
いる人なんて少ないでしょ?
加えて、そんな優秀なコーチがいたとしても、やっぱりその選手に
合った良いフォームって言うのは基本的に自分自身で開発しないと
いけないものなんだよ。
 
じゃあどうやって開発するか・・・というと、当たり前だがコートに
立ってまずボールを打ってみること。
これが基本。これが当たり前。
でもその後が大事。
それは、打ったボールがどうなのか検証しなきゃいけないってこと。
試合の中で使えるショットなのか、使えるとしたらそんな場面で
使えるショットなのか、違うとしたら具体的に何が違うのか、
弾道の高さ?スピード?回転量?方向?
打ちながら、自分のショットを客観的に観察しながら検証し
そして次のショットはそのデータを活かして打つ。
それを繰り返すと、徐々に自分の思い描くプレーに合った
ショットが打てるフォームになるのだ。
 
当然レベルが上がって来ると、よりハードな条件の中で
その検証を行わないといけない。
それは速いボールを打ちこまれた時や、沢山動かされた時、
そして体力消耗した状況の時、精神的に不安定な時・・・などなど。
もちろんそういう困難な状況下では、打つショットも目を見張る
スーパーショットじゃなくて、地味な返球でも安定していれば
ナイスショットだし、そういうのが試合の中では必要なんだよね。
 
そういう状況を練習であえて作り、その中で結果を見ながら
ショットを磨いていくと、一番試合で必要とするショットのフォームを
身に付けることが出来るんだよ。
皆、そういう環境を作って練習してる?
優しいボール出しだけで練習していると、甘いテニスしか
身に付かないから、本番の試合で一番苦しい時に困る事に
なるぞ!!
 
下の動画は、大成高校の綿貫選手と小堀選手。
いつもはしっかりボールを打てる彼らも、練習でかなり
追い込んでドリルを行うとこういう状態になる。
こんな感じで体力使いきって足ももつれ始めた中で、いかに
良いショットを出せるか、そしてそういうショットを安定させて
打ち続けられるかを突き詰めて日々練習していると、強い選手に
なれるんだよ。
 

サーブとストロークは一緒なんだよ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/06(水) 11:16

サーブは入れないといけない。
そんなこたぁ、誰でも知ってるよね。
言われなくとも分かっている。
入らないとストロークが良くてもボレーが素晴らしくても
出番がないんだから。
 
でもだからと言って、いつまでも当てるだけの
サーブはマズイ。
しっかり振り抜いたサーブで安定感を出して行かないと
いけない。
でも振り抜いているつもりでも、やっぱり試合の中では
ビビって振り抜けていない時があるでしょ?
そこで怖々サーブを振っていると色々問題があるんだよ。
 
もちろん一番の問題点は威力が弱いこと。
レシーブにバシッと叩かれてしまう。
でも意外とレシーブもそういう緊張した場面では一緒になって
ビビっていることもあるので問題は意外と違う部分に表れる。
それは・・・サーブを打った後のストロークなのだ。
 
実はサーブとストロークって、スウィングスピードがリンクしている。
しっかりとサーブでスウィングスピードしっかり出して振り抜ければ
ストロークも同じように振り抜ける。
サーブでビビって予定外に当てるだけのサーブになると、その後の
ストロークも影響を受けて振り抜けない事が多いのだ。
でもセカンドサーブなると頭の中は「頼むからサーブ入ってくれ・・・」と
100%サーブを入れることしか考えず、サーブ入れた後のショットの
ことなんて微塵もイメージ出来ていない場合が多い。
そうなると簡単に当てるだけサーブの影響受けて、
当てるだけストロークになりやすいんだよ。
 
だいたいサーブ打っただけでポイントが終わるということはあまり無い。
サービスエースか相手のレシーブミスかダブルフォルトの場合だけ
なんだから、普段からサーブを打った後のストロークのことまで
考えてサーブの構えをしておかないといけないよ。
そしてそのイメージの中では、しっかり振り切ったサーブと、同じリズムで
振り抜いたストロークをセットでイメージする事だね。
 
サーブは重要だけど、単なるラリーの最初のショットに過ぎない。
その後の展開の事まで考えておくと、意外とサーブが良くなったり
するんだよ。
意識してみよう!

現代ラケットなら現代テニスを[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/03/16(水) 01:21

最近のラケットの傾向は、軽いくせして
コントロール力がある・・・というもの。
昔・・・と言っても遥か昔のウッドの頃、そんな時代の
ラケットは重かったねぇ。
俺は高校生の時にテニスを本格的に始めたけど
年に数回は家族とテニスっていう機会はあって
子供の頃はウッドラケットも扱った事はあるからね。
 
さてそんな重いラケットは一気にラケットヘッドを上に
振り抜くことが難しい。
だから後ろに反動付けて、そのまま前へ大きくラケットを
運ぶ感じだったんだけど、今の軽いラケットだとそんなに
後ろへ反動をつける必要無く一気に振り上げることが可能だ。
コンパクトな小さなテイクバックから、一気に上へ振り抜けるから
一昔前に比べると、やっぱりボールの回転量(スピン量)は
格段に増えてきたね。
 
でもやっぱりそうなっても、前へボールを飛ばそうとする
意識を持っているので、ラケットを大きく後ろへ引いてしまうことが多い。
そうなると現代の最先端ラケットの良い部分を発揮させにくいよ。
それから走り回ってボールを追いかけている足とスウィングの
タイミングも崩れてしまうし・・・。
 
とにかく現代テニスは、前後のスウィングよりも上下動の
スウィングがメインになってきたので、より回転量の調整が
しやすくなったことと、コンパクトスウィングになったおかげで、
踏み込んでのライジング系のショットが打ちやすくなり、
より前後の動きが重要になってきた。
 
そんなメリットを感じてる?
あまり感じていない人は勿体ないよ。
普段から大きく後ろへ引いてしまってるんじゃない?
前後のスウィングばかりしてないかどうか、一度皆も
チェックしてみよう。

この打ち方って合ってますか?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/03/10(木) 10:09

打ち方を覚えるって難しい。
俺もレッスンの時に「この打ち方って合ってますか?」と
よく質問を受ける。
どの選手の打ち方を参考にすれば良いのか悩んでいる人は
やっぱり多いよね。
 
俺自身、選手時代にどうやって各ショットの打ち方を覚えたか
あまり記憶にない。
それは遠い昔だから・・・というんじゃなくて、徐々に調整して
身に付けた打ち方だからだ。
例えばグリップにしても、選手によって持ち方が違う。
どの選手の真似をすればいいのか迷うでしょ?
好きな選手のを真似すれば良いのか、同じプレースタイルを
真似すれば良いのか・・・。
 
でもグリップの持ち方って、どれくらい回転量が必要かって
ことと、スウィングスピード、この二つによって決まるんだよ。
だからナダルが好きだし、ナダルみないなプレースタイルを
やってますって人でも、ナダルくらいスウィングスピード速くなきゃ
あのグリップは意味が無いどころか使いづらいのだ。
 
じゃあどうすれば良いかって言うと、結局は結果を見ながら
調整出来るようにしないといけない。
「もっと弾道を上げたい」
「もっと回転量を増やしたい」
「もっとショットのスピードをつけたい」
「もっと相手の速いショットに対応したい」
試合の中で感じた色んな要求に応じられるようにして、
調整して行くと徐々に自分のテニスに合った打ち方へ
変化していくのだよ。
 
だから「打ち方合ってますか?」って思う人は
その打ち方によって、結果がどうなっているのかを
まずは確認しよう。
自分の思うように打てている人は、その打ち方が合っているし
もっと違う結果を望む人は、そこから調整して行けば良い。
自分で調整出来ない人は・・・テニスの上達は難しい。
とにかく自己検診と調整能力を身に付けよう。
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