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ミスくださ~い!![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/10/07(金) 18:11

テニスはミスが多い方が負け。
そういうスポーツだ。
いくら凄いフォアハンドストローク持っていても、
ビッグサーブ持っていても、決め続けることは出来ないし
それをやろうとすると、自分自身にプレッシャーが掛かってしまう。
 
だから試合に出た経験のある人は、普段の練習でもバシバシと
決めることばかり考えないで、しっかりと繋ぐ練習をするでしょ?
自分のミスを極力減らそうとすることの大事さを考えるようになるのだ。
 
でもそれで自分のミスが少なくなったとしても、相手のミスを
増やさないと試合では勝てないよね。
ま、人によって何を嫌がるかは微妙に違ってはくるけど
相手選手が嫌がる要素は普段からしっかり抑えておこう。
さて、何があるかな・・・?
 
まずオーソドックスに、緩いショット。
これは結構重要アイテムだね。
速いショットを織り交ぜて、緩急をしっかり付けられたら
どのレベルでも嫌がってくれる。
伸びて来るスライスショット・・・・これも結構嫌がってくれるね。
トップスピンで高く弾ませるってのも有効。
回転を多く掛けて変化させるパターンは色々使えるよ。
 
他にはバックのハイボレーやバック側へ浅くてバウンドしないような
ショットを送る・・・というのも嫌がる確率的は高い。
3歩以上動かないと打てないような所へ配球する・・・というのも
あるけど、ランニングショットが得意な相手だと、逆に調子上がって
しまうこともあるので、そういう人には逆に、同じショットを同じ所へ
打ち続けて足を止めさせると嫌がってくれることもがある。
 
ショットだけじゃなく、ダブルスのポーチみたいなネットでの
プレッシャーをかける動きも、ミスを引き出すことを考えて
動かないといけない。
だからジッと相手を見て打つのを待っているネットプレーヤーより
相手が打とうとしている前に動いて気持ちを動揺させたり、コースを
誘導したりしなきゃ相手は実力を発揮してしまう。
どんな動きをされると嫌な感じを受けるのか、経験したことがある人は
それを活かして行けば良い。
 
負けた試合はどうしても相手選手の良かった要素が頭に
残るんだけど、実際は地味な嫌がらせがこちらのミスを大量に
生み出しているんだよ。
一見地味だけど、ジワジワ効いて来るようなパターンや
ショットをとにかく普段から見付けておこう。
もちろん、ショットの質を上げるって事も重要。
頑張ってミスを大量にもらって来い!

悪い流れ、良い流れ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/29(木) 10:25

試合の中で「流れ」というものがある。
「良い流れ」の時もあれば「悪い流れ」の時も。
良い流れの時は、やることなすこと上手くいき
ポイントがどんどん入って来るんだけど、悪い時は
何やってもダメで、相手はもう手が付けられないくらいの
感じになってしまうことも。
 
レベル差があまりにもある試合の時はちょっと違うことも
あるけど、ある程度レベルが同じだったり、まだ互いに手が届く
範囲のレベル差の場合、この「流れ」を試合中に意識して
プレーをしないと勝てるチャンスを逃したりしてしまうこともあるし
勝てる相手にやられることもある。
自分のプレーをよくすることだけではなく、その時々の流れを
感じとって、それを基に何をすべきか考えないといけないんだよ。
 
良い流れが来ている時はどうするのか・・・・。
この流れを活かしたいので思い切った攻撃を増やす。
しかしここで間違ってはいけない。
攻撃と言いながらも「決める」というわけではないのだよ。
攻撃的姿勢を見せて、悪い流れにいる相手選手をより混乱させるのが
狙いで、その結果ミスをもらい続けようとするのが魂胆なのだ。
自ら決めてポイントを稼ごうとすると、今度は自分の方にミスが増えるし
そうなると相手がディフェンスに専念出来てしまう。
 
じゃあ逆に悪い流れの時はどうすれば良いか。
有効なのは「流れを感じさせない」ということ。
どういう事かと言うと、悲観しないで黙々とプレーを続けろ・・・ということだ。
悔しそうな顔をしたり叫んだり、ラケットを叩き付けたり一発逆転の
ショットを増やしたりして、いかにも「今、悪い流れなんだ!!」って
相手に伝えるんじゃなくて、まずは自分の中で一番安定したショットを
メインにしてラリー数を増やしながら、相手に「安定感」をアピールしながら
「ミスを期待しても無駄ですよ」と印象付けること。
 
その為にも普段から悪い流れの時用に、安定感あるショットで
凌ぎ続けるプレーを練習しておかないといけない。
悪い流れの時用のこのプレーが出来ない人は、どんどん崩れていくのだ。
そうやって凌ぎ続けていると、徐々に相手は
「あれ?ちょっとポイントを取り辛くなってきた・・・」と感じるはず。
そうすると流れはちょっとずつ変わって来る。
そこで流れが自分の方へ来たと思った時に、今度は「良い流れ」のプレーを
サッと見せ付けることが出来ると、一気に流れは変わりやすい。
 
ま、まずは試合中にある「流れ」を感じ取れるようにすることが大事だね。
自分のテニスで頭いっぱい・・・という人、もうちょっと相手選手の表情とか
観察しながらプレーしてみよう。

必殺予告じゃんけん[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/21(水) 00:53

「俺、チョキ出そうかなぁ~」
じゃんけんをする直前、相手からそう言われたらどうする?
気にせず適当に出す?
それとも真に受けてグーを出す?
裏をかいてパーかチョキ?
じゃんけんする直前に言われるとちょっと慌ててしまうので
思わずそこで、どういうパターンに反応するのか決まって来る。
でもそういうのって、テニスでけっこう役立つことなんだよ。
 
どういうことかというと、ダブルスの時のボレー。
レシーブ対サーブ側のボレーヤーの場面だね。
例えばボレーヤーが「俺、チョキ出そうかな~」的な動きを
事前に正面のいるレシーバーに伝えると、そこでレシーバーの反応が
パターン化することがよくあるんだ。
むろんダブルスのゲームであって、じゃんけんじゃないから、そこで
本当にチョキを出したらダメで、その部分は変えないといけないよ。
何に変えるかというと、もちろん「ポーチ」である。
 
サーブ側のボレーヤーはレシーバーがレシーブする直前に
「俺、ポーチ出ようかな・・・」ってレシーバーに伝える。
そこでそのレシーバーが慌てて当初狙っていたクロスよりも更に
もっとクロスを打とうとするのか、それとも「じゃあストレート」って
ストレート狙いで来るのかを見定める。
特にストレートは、ストレートで一気に抜いて来るのか、それとも
ストレートロブで崩しにかかるのかも分けて覚えておかないといけない。
とにかく「ポーチ出るよ」って情報を聞いてしまった相手はそれに対して
どういう対処で臨むことが多いか分類して覚えると、その後の展開を
決めやすい。
 
「俺、ポーチ出ようかな・・・」って事前に相手へ伝えたボレーヤーは
そこでポーチをホントに出た方が良いのか、フェイントにした方が
良いかは正直分からない。
でも、どっちでも良いんだよ。
ただそういう提案を事前に相手へした場合、その相手はどういう反応を
するタイプか覚えておくことの方が大切。
でもね、どっかで一回くらい思いっきりの良いポーチをしておかないヤツは
「俺、ポーチ出ようかな・・・」って事前にアピールしても相手は
あまり焦ってくれないので、注意が必要だよ。
 
そういうヤツはじゃんけんでも
「俺、チョキ出そうかな~」って相手へ伝えても
「ハイハイ・・・」と軽く流されるようなタイプの人。
せっかくダブルスは事前にボレーヤーがネット前に
いるんだから、「俺、ここでポーチ出るよ!」ってアピールしたら
相手が慌ててしまうような存在になることがまず必要だな。
 
ポーチを駆使してダブルス強くなりたいと思っている人は
まず誰か見付けてじゃんけんをしてごらん。
もちろんじゃんけんする直前に自分の出そうとしている
手を披露して、その反応から何を出すか呼んで、実際の
手を考えることが出来れば、ダブルスのボレーヤーの考え方が
見えて来ると思うよ。
お試しあれ。

気が付けばドロップショット[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/08/01(月) 01:48

ドロップショットをよく使う。
もともとパワーの乏しい俺のテニスだから
このドロップショットが俺の決め球というか
ポイント取りに行く時のキッカケになっている。
 
いつから使い始めたのか・・・。
それは24歳で初めて行ったスペインで、スペイン人の
選手が皆使っているのを目の当たりにしてからだね。
あの時の衝撃は大きかったなぁ。
 
さて、そのドロップショットなんだけど、使う瞬間って
意外と無意識なんだよ。
でも昔・・・まだドロップショットが得意なんて言えなかった
頃は確実に
「よーし、今からドロップショットを仕掛けようかな・・・」
って思ってからドロップショットを打っていた。
 
下手すると、まだそのポイントが始まっていない段階で
「次のポイントでドロップショット使ってみよう」みたいに
思っていたんだよ。
 
そうすると、当然なんかギクシャクしたわざとらしい
動きになったり、打つ前にじーっとネット際を見てしまったり
して「あいつ怪しい・・・」って相手に見破られてしまうことが
多かった。
 
でも今は、自分の体が勝手にドロップショット打つ状況を
判断してドロップショットを繰り出してくれる感じ。
その状況とは何かと言うと、相手が後ろに下がってディフェンスを
固めているということ。
深いボールや速いボールをしっかり受け切ろうと、がっちり
守ろうとしている相手を見ると、身体が勝手に
「じゃあネット際に・・・」とドロップショットを選択してくれる。
 
身体が勝手に選択してくれる訳だから、当人の俺はギリギリまで
「打ち込んでやるぞ!!!」っていう勢いと言うか雰囲気を相手へ
見せ付けることが出来るし、それがあるから余計に相手は
下がってディフェンスをしようとして、ドロップショットが
決まりやすくなるんだよ。
 
皆も「速いショット」「深いショット」だけじゃなくて
それの後に「ドロップショット」という展開も仕掛けてみよう。
特に相手がディフェンス態勢に専念している時は
身体が「ここで、ドロップショット!!」って勝手に反応して
くれるまで、繰り返し練習してみよう。

ボレーに出てきたぞぉ!![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/07/27(水) 15:18

ボレー対ストローク、どっちの方が有利だ?

正解は・・・・わからない。
どっちだろうねぇ。
でもボレーの立場の方が相手を瞬殺しやすい立場にいるのは
確かなんだけど、その分ディフェンスし難いから
非常にやられやすい立場にいることも確かだね。
いわゆるハイリスクハイリターンってやつだ。
 
でもボレーが苦手な人って、どうしてもこのマイナス面を
意識してネット前に立ってしまう。
「早く決めないとやられてしまう!!!」って自分を
追い込んでしまって、思わずテイクバックがむちゃくちゃデカイ
ボレーで、ボールを大きくぶちかましてしまったりする。
 
逆に、ネットプレーを得意とする人は、プラスの部分を
自分で意識するだけじゃなくて、相手のストロークの
選手にもアピールする事が出来る。
「俺にボレーされると決められちゃうよ~!!!」と
いう感じで、ストロークの選手を不安がらせて速いショットを
打たせたりする。
そうすると、ショットは速いけどコースが甘くなってボレーの
餌食になってしまったり、その速さのせいでミスをしてしまったり
してしまうことがある。
結構、それがボレーの選手の狙いだったりするんだよ。
 
もちろんボレーのテクニックも大事なんだけど、この
リスクあるポジションで何を思ってプレーするかが重要。
少なくとも相手はボレーの選手がネットにいる以上、
のんびりとしたラリーは出来ないわけだから、そこで不安を
煽る存在になれれば、華麗に決めるボレーとはちょっと違うけど、
ポイント取れるネットプレーヤーになることが出来るし、
そういったことを楽しんでもらいたい。
 
でもねぇ、何やっても冷静に対処してくるストロークの
選手がいると、腹が立つよ、ホント・・・・。
ちょっとは焦ってもらいたい。
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