ブログメンタル
<<前へ | 次へ>> |
沖縄インターハイ[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/08/01(日) 07:01
沖縄インターハイが開催されている。
コーチしている大成高校男子テニス部は
東京を代表して団体戦に出場しているのだが
準々決勝で四日市工(三重)に敗退してしまった。
昨年もインターハイベスト8。
今年も同じ準々決勝敗退となったのだが
今年はメンバーからして、優勝の可能性も大きかった。
それだけにショックは大きい。
でも優勝を狙った大会での途中敗退は悔しいのだが
でも「どこまでいけるか・・・」と臨んで出場する大会の時より
学ぶべき事は多い。
優勝・・・ということは、全ての出場者の頂点に立つこと。
そのためには自分が何をすれば、他の出場者よりも優位に
立てるのかを考えないといけない。
考えるだけではなく、「勝たなきゃいけない」というプレッシャーにも
打ち勝つ必要がある。
「優勝するんだ!」という気持ちを持つと言うことは、己の持っている
力をしっかりと発揮させようとする習慣が身に付くし、
チャレンジャー精神より大事な、「勝って当たり前」的なチャンピオン
精神を生んでくれる。
優勝するつもりで臨んだインターハイ団体戦で敗退した
大成高校の選手達、個人戦で残っている選手もいるが
残念ながらこれで引退が決まった3年生もいる。
この悔しい敗退から何を学び、そしてそれをどこに繋げて
いけるかが重要である。
「ここまで勝ち上がれただけでも良かったね!」より
「この悔しさをどこにぶつければ良いのだっ!!!」の方が
絶対伸びるはずなんだから。
今後の彼らに期待する。
一丸となって[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/29(木) 01:19
とある高校のテニス部合宿でコーチとして
来てるんだけど、あいにくの雨・・・。
せっかくコートに立って、皆と一緒に打ち合ったり
振り回したりしたかったのに残念・・・。
と言う事で、宿舎の中でトレーニング&講義を
行った。
皆はもちろんテニスのレベルアップを目的に来ているから
内容は「どうやったら上達するか」ということになり
それぞれに自分のポイントパターンや、やられ方
自分のスタイルなどを考えて発表してもらったり
アドバイスしたりした。
皆、自分のテニスの課題や目的はしっかり見えてきた感じで
それなりに良い時間を過ごせたと思う。
が、それぞれ個人のテニスの目標は分かったけど、
その学校の部活としての目標はどこにあるのだろう?
そこで聞いてみた。
「この部活の目標はどこなの?」
すると、皆自分自身のテニスのレベルアップに手いっぱいで
とてもチーム全体の目標まで頭が回らない・・・という人が殆ど。
中にはちゃんと「○○の大会で団体ベスト8以上です!」と
答える人もいたけど、そんな少数だけでそう言っててもマズイでしょう。
テニスは個人スポーツなんだけど、部活ってチーム活動だ。
それぞれのテニスの課題はあるけど、チーム全体の
課題ってのもあって、それはチームの一人一人が認識してないと
マズイよね。
例え、今年入って来た1年生でまだまだレベルが低くて初心者に
近かったとしても、自分が所属している部活がどこを
目指しているのかちゃんと理解していないと、付いていけない。
個人戦は別として、団体戦はレギュラーにならないと
プレーできない。
でもレギュラーに選ばれなかった選手達も、自分達を
倒して上にいるレギュラーなんだから、一緒に戦っている
つもりで目的をしっかり持たないといけない。
自分のチームの長所と短所をしっかり把握して、短所の部分を
「自分が補ってやる!!!」なんて気持ちで臨まないといけない。
部活の中で一度皆で話し合ってみよう。
自分達の部活の目標はどこにあるのか。
そしてその目標を全員がちゃんと把握して、一致団結して
目指しているのか。
「私はレギュラーじゃないから・・・」なんてことを
スランプ脱出[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/27(火) 01:16
やってもやってもダメな時期ってあった。
けっこうそんな時期は定期的にあるんだけど
選手活動をしっかりし始めてから、一番最初に
スランプを感じたのは、23歳の頃。
アメリカから帰ってきて、最初の試合でかなり
良い戦績を出すことが出来たので、ランキングも付いて
ここは一気にブレイクしたいと思っていたら、その後
思ったほど戦績は伸びず、自分のテニスも空回り。
とにかくがむしゃらに練習して、試合も出まくって
何とかこの状況から脱したいと思っていたんだけど
全然ダメだったね。
「俺はこれが限界なんだろうか?」
そんなことも考えたりして、最悪な毎日だった。
自分自身に限界を感じた時ほど悲しい事は無い。
でもそこから抜け出すことが出来た。
キッカケは選手仲間。
それまでも凄い頑張って練習とかトレーニング
していたんだけど、選手仲間がまだまだ少なくて
練習相手とかも限られていた。
でも試合に出まくっていたおかげで、色んな選手と
遠征先で一緒に移動したり、食事に行ったり、アップを
一緒にやることで仲間意識が芽生える。
そうすると、色んな選手の色んなプレーを見たり
考え方を聞かせてもらったり出来るようになると、
今後自分自身のテニスをどうするべきか・・・とか
不調の時にはどういう風にすればいいのかを
学ぶことが出来て、それでスランプ状態から
抜け出せたんだよ。
でもやっぱり強い選手って、選手仲間がいっぱい
いるもんだと感じる。
テニスは個人スポーツなんだけど、そういう点では
しっかり仲間を作って、自分のテニスを助けてもらえる
ようにしておかないといけないね。
同じ部活にしか選手仲間がいないっていうのは
代表選手[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/23(金) 18:31
有明のコートで、都内の男子テニス部9校に
集まってもらって合同練習会を行った。
9校も集まったんだけど、各校のテニス部員皆に参加して
もらうと凄い人数になってしまうから、各校4名にその学校の
テニス部を代表して参加してもらった。
この「学校を代表して」というのが、俺はとても重要だと
思っている。
この前開催されていたワールカップは、各チーム
その国を代表して皆戦っていた。
オリンピックもそうだね。
甲子園で活躍する球児たちも、県を代表して頑張っている。
代表している事で、もう自分一人の活動では無いという
意識が働くのだ。
人間は調子いい時、上り調子の時には、いくらでも頑張れる。
でも伸び悩んでいる時、それどころか落ち込んでいる時なんかは
どうしても感情的になったり、自暴自棄になったりしてしまう。
それでも自分の活動が「誰かのため」「何かを代表している」という
意識を強く持っていると、そういった困難を乗り越えられるパワーを
掴むことが出来る。
レベルは色々だったけど、各学校の代表4名は、自分達の
テニス部のメンツを賭けてしっかり練習できただろうか?
どんな弱小校でも、やはりその学校のトップ4である以上は
そう簡単に負けられない。
ワールドカップとかオリンピックの規模とは全然違うが
「負けられない戦いがある」という気持ちは、やはり
どのレベルでも持つことが大事だね。
そして自分達を代表してい頑張っている人がいたら、
しっかり応援してあげることも重要。
頑張れ、代表選手達!!
自己コントロール力[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/17(土) 08:52
久し振りに練習した。
もう試合に出場していないから、レッスンの中でテニスを
することはあっても、自分のテニス上達のために練習することは
殆どない。
でも久し振りにやって思ったのは、自分自身と向き合うのって
難しい・・・ということ。
ただ向き合いだけなら簡単なんだけど、そこで
「暑いなぁ」
「疲れたなぁ」
「悔しいなぁ」
なんてマイナス要素を感じた時に、それに対して
「気にしない、気にしない!それより次にするべき事は?」
なんて対応が出来れば良いんだけど、「暑いなぁ」って
思っている自分に、「ホント暑い!やってられない!」なんて
発破をかけるような感じになると、もう倍くらい暑く感じてしまって
やる気が無くなってしまうのだ。
選手の時にはそういう自分自身をコントロールする
ことを毎回練習とか試合の時に意識して行ってきたんだけど
今、自分自身のテニスと向き合う事が少なくなった今、
こういう事って意外と難しいんだと実感したよ。
コーチでいる時には、常に生徒さんの事を客観的な目線で
見られるんだけど、自分の為の練習時にはグチャグチャに
なってしまった。
自分をコントロールできない人は、間違いなく試合では
勝てないね。
しっかり練習してもうちょっと自分自身と向き合わないと。
<<前へ | 次へ>> |
ブログ最新記事
- 参考にしたいし、参考にしてもらいたいし。 (07/27 10:23)
- 練習掘り下げトーク「クロスコートラリー編」 (07/27 10:13)
- 尊敬されているか不安ですか? (06/26 23:12)
- 湧き上がって来た闘志 (06/19 10:34)
- 練習“掘り下げ”トーク第一弾「ショートラリー』 (06/16 00:58)
- 喜怒哀楽コントロール (06/13 08:05)
- てにすまん練習メニュー深掘りトーク (05/27 23:13)
- 【動画】ゴムゴムボレーの作り方 (05/21 15:49)
- アレンジしながら練習メニューを考える (05/21 15:34)
- テニスの調子は空間認識能力で決まる? (05/12 00:59)
- 1ヶ月ぶりのオンコート (05/08 00:14)
- 福田勝志プロとのZOOMシングルストークセッション公開 (05/07 23:33)
- コーチはどう伝えるか。 (05/01 22:42)
- とにかく、食べよう。 (04/27 23:06)
- 自宅でボレー練習 (04/27 22:12)
- やりたいテニス、やれないテニス (04/23 23:50)
- おからブーム (04/23 23:13)
- 非日常を楽しんでいる。 (04/20 00:02)
- テニスコーチの言葉は何が貴重なのか。 (04/19 23:34)
- 誰かに何かを伝える仕事 (04/17 23:59)
アーカイブ
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(4)
- 2020年5月(7)
- 2020年4月(9)
- 2015年3月(1)
- 2015年1月(1)
- 2014年10月(2)
- 2014年6月(2)
- 2014年5月(2)
- 2014年4月(3)
- 2014年3月(4)
- 2014年2月(1)
- 2014年1月(5)
- 2013年12月(3)
- 2013年11月(2)
- 2013年10月(3)
- 2013年9月(2)
- 2013年8月(3)
- 2013年7月(2)
- 2013年6月(3)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(6)
- 2013年3月(8)
- 2013年2月(8)
- 2013年1月(9)
- 2012年12月(9)
- 2012年11月(8)
- 2012年10月(17)
- 2012年9月(5)
- 2012年8月(12)
- 2012年7月(22)
- 2012年6月(21)
- 2012年5月(23)
- 2012年4月(21)
- 2012年3月(22)
- 2012年2月(21)
- 2012年1月(22)
- 2011年12月(22)
- 2011年11月(22)
- 2011年10月(21)
- 2011年9月(22)
- 2011年8月(23)
- 2011年7月(21)
- 2011年6月(22)
- 2011年5月(22)
- 2011年4月(21)
- 2011年3月(23)
- 2011年2月(20)
- 2011年1月(21)
- 2010年12月(23)
- 2010年11月(22)
- 2010年10月(21)
- 2010年9月(22)
- 2010年8月(29)
- 2010年7月(31)
- 2010年6月(30)
- 2010年5月(29)