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有明合同練習会[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/10/28(木) 16:28

12月22日に東京の有明テニスの森公園で
男子高校テニス部が集まって、合同練習会を
開催する。
今年の夏にも猛暑の中行ったのだが大いに
盛り上がったので冬にも開催する事になった。
 
一つの学校から代表者4名ずつ参加してもらい
開催するのだが、例え結果が出ていないような
学校の部活と言えど、部を代表して出ている
以上は変なプレーは見せられないので、どの学校も
気合入れて参加してくれる。
 
毎回、そんな高いモチベーションを持って参加して
もらえるので練習会も緊張感ある良い雰囲気が生まれる。
俺はこの緊張感が張り詰めた状態ってのが
上達には絶対必要と思っている。
 
でも面白い事に・・・というか、残念なことに、インターハイとか
全日本ジュニアの会場にいる時の緊張感とは少し違うのだ。
なんか「負」の要素が立ち込めている感じ。
それは殆どの人達が「あの学校、強そうだ・・・」とか
「俺は上手くプレー出来るだろうか・・・」といった自信の無さから
来る感じ。
でも最初はそうだよ。
俺もそんな感じだった。
 
でもそんな緊張した人達の中から、誰かは結果を出す訳だ。
そうなると、それが自信となって段々「俺がこの中では一番だ!」と
思えるようになってきて、そこから一気にジャンプアップ・・・という
流れに持って行けるのだ。
 
例え結果が出せなくとも、とにかくそういった色んな学校の
色んな選手と交流する事で、自分のテニスや存在を覚えて
もらえるし、覚えられると自分自身の視野も広がり、客観的に
自分がどう観られているかを感じられるようになって来る。
これも上達の条件として必要なこと。
 
練習会が終わった後は、各学校のキャプテンや部長同士で
「今度、練習試合お願いします!」みたいな感じで、
ネットワークが生まれているのを見ると、開催して
良かったな・・・と思う。
強くなるにはまず、色んな人と練習したり対戦したりすること。
そして自分自身をアピールして覚えてもらうことで、
今後のテニスをどうすれば、より強くなれるかを客観的な
視点から検証する能力を身に付けること!!
 
平成22年12月22日、朝9時から昼の13時半まで、
合同練習参加したい高校生の男子テニス部を募集中!
希望の学校はtomo@tennisman.jp高西まで。

応援してもらいましょう[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/10/27(水) 11:24

初めてJOP大会で優勝した時の決勝は
コートの周りに100人くらいのギャラリーが
観てくれていた。
その日は決勝戦しかないから、その後にジュニアの
大会も開催される・・・ということで、その参加者の
ジュニア選手とその御両親達が大部分。
 
もちろん俺の応援に来てくれた人達もたくさん
いたんだけど、とにかく100人以上の人達が
俺の試合を観戦してくれる・・・という喜びと
決勝戦と言う緊張感、それが混然一体となって
とにかく最高の気分だった。
 
でも高校生の頃は試合を観られるのが
好きじゃなかった。
まず、俺の父親がテニス強かったから、大阪で
試合に出ると「あれ、高西さんの息子らしいよ」と
よく言われたんだけど、そんな強い父なのに俺の
テニスは当時弱かったから、自信なんて持てなかった。
 
でもある時を境に「俺のテニスを観て!」と思うように
なったのだ。
それは、自分のプレースタイルが見付かった時。
もちろんプレースタイルは今までコロコロと変わって
来たんだけど、その都度「俺は今、こういうスタイルで
テニスやってます!」と胸張ってプレーしてたからね。
 
プレースタイルが決まると、試合中にやるべき事が
決まって来るので、集中しやすい。
そうすると、迷いなく堂々とプレー出来るから結果も
出やすくなる。
結果が出やすくなると、当然もっと気合入れて頑張れるし
そういう姿を多くの人達に観てもらいたいと思うようになる。
 
そして多くの人達に観られている喜びを感じられると
自分でもびっくりするようなプレーが本番の試合で
出来るようになるんだよ。
皆も、自分の頑張る姿を誰かに観てもらおう!!
応援してもらえる喜びは、自分を変えるキッカケとなるのだ。

配球センス[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/10/26(火) 11:22

上手い選手を見ていると、打ち方なんかも
もちろん上手なんだけど、どこに打つかっていう
コース選びもセンスがあるよね。
「そこに打つかぁ・・・」
なんていうコースに打たれると、そんなにスピード
無くても相手選手は動けなかったりする。
そういうコース選びは試合ではとても重要だ。
 
そういったコース選びはどうやって身に付ければ
いいんだろう・・・。
よくレッスンでも選手に
「今のはどこに打てば良かったですか?」
なんて聞かれることはあるけど、実は正解は無いんだよ。
どういう事かと言うと、上手くいくかどうかの決め手は
「どこに打つか」ということ以上に、「相手がどこを警戒し
どこが無防備か」ということを見抜けるか・・・だから。
 
例えばチャンスボールをフォアハンドストロークで
しっかりと打とうとした時、相手がコートのど真ん中にいるとする。
相手が苦手なバック側に打ち込むか、それとも裏をかいて
フォア側に打ち込むか迷うところだ。
その時、相手がどっちに打ってくるか予想している方に打つと
思いのほか良い返球がくる可能性が高くなるでしょ?
だから、相手を観察して見極めないといけない。
 
「でも、そんな一瞬で相手を読み切れない!」
そう思ってるそこのあなた!!
そう言う人は、どっちかにしっかりと意識を向けさせて
おいてから、実際は逆に打つというやり方をしてみよう!!
さっきのシチュエーションで言うと、例えば
「苦手なバック側に打つぞ!!」ととことんアピールして
相手の意識をバック側に向けさせておいてから、フォア側に
打つ・・・ということ。
一瞬でも「あっ!」と思わせたらチャンスは広がる。
 
そういった相手との駆け引きの楽しさがテニスの楽しさでもある。
打ち方も威力も大事だけど、そう言った事を何も考えてない人は
絶対勝てないよ!!
頑張って練習しよう。

苦手ショットに陥る人たち[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/10/25(月) 07:25

毎日毎日色んな人にレッスンを
してるんだけど、当然レッスンを受けてくれる人達の
多くは「ここが苦手なので、どうすればいいか教えて」と
自分の不得意なショットを聞いて来る。
実際何が問題か、見せてもらうんだけど
大抵「苦手」と思っているショットって皆似てるんだよね。
 
例えばストロークの場合、苦手だからまず
「丁寧に打とう」と思うあまり、ボールをよく見過ぎて
準備がおそい。
バウンドに合わせて準備始める人さえいるほど。
その結果、準備が慌ただしくなり、打点が食い込まれて
後ろ足に重心が掛かってしまう。
 
しかもネットに引っ掛かる事を恐れているから
ラケット面はしっかり下向きを作れない。
そうなると回転が掛からない。
準備が遅れて打点が食い込まれているから
相手ショットが重く感じるために、テイクバックも
更に大きく引いてしまう・・・。
 
結果、詰まった当たりでボテボテのストロークに
なってしまってどうしようもなくなるのだ。
そんなパターンに陥って「苦手!」と思っている人
スゴイ多いよ。
でもね、俺も以前バックハンドストロークが苦手で、こういう
症状に陥っていたんだよ。
 
毎日毎日、苦手なバックを克服するために練習し
その中で、スウィングの仕方を色々考えてやっていたんだけど
ダメだったね。
でもその後打てるようになったのは、準備を早くして
打点を前にすることで、前足を軸にするようにしてから。
スウィングの仕方とかじゃなかったんだよ。
 
それを覚えてから「あっ!一生懸命打つんじゃなくて、相手の
威力をある程度利用すれば良いのか」と思って楽に打てる
ようになった。
苦手ショットのためには労力を惜しまない・・・なんて
気持ちで打とうと思っている人は間違いだ。
大事なことは、いかに合理的に打てるか。
 
ストロークに限らず、まずは苦手なショットが来ても早く
準備して打点を前にしてみよう!!

ビビって、当たり前[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/10/22(金) 23:53

今までで一番ビビった試合は、初めて出場した
高一の5月の大会。
そりゃ、4月からテニスを始めたんだから、緊張するはず。
自分でもびっくりするくらいラケット振れず、ちょこんとボールを
なんとか当てる程度。
でもその当てるだけテニスだったのに、初試合、初勝利で
勝てたのだから、相当相手もビビってたんだろうね。
 
でもそんな「初めて」という緊張感とは別で
ビビった思い出は4年前の試合。
規模としてはそんな大きな大会ではなく、俺の中では
十分優勝を狙える大会で、気合入れて臨んだのだが
準々決勝で対戦した相手がとにかく走りまくっては
スライスで返球しまくるとい超ディフェンシブな奴。
 
1セット目から競りに競った末にタイブレークとなり
そこでミスをたくさんさせられて落とすと、そのまま2セット目も
最悪な内容でやられて敗退となった。
勝てると思った相手に崩されて負けた悔しさは、相当なもんで
ラケット投げるは大声でわめくは、本当にマナーも守れないくらい
俺は完全にダメ人間になっていた。
 
そうなった原因は、先ほども書いたけど相手の超粘る
ディフェンステクニックを嫌がってしまい、段々強引なテニスで
ポイント取ってやろうと思ってしまったこと。
それによりミスが増えてしまい、最後は
「俺のストロークは、入らない・・・・」と自分自身のショットを
信じなくなったのだ。
そうなるとラケットを振れなくなり、最後はホント当てる程度の
粗末なプレーで散ったのだ。
 
ちょっと初めて試合出た時の「びびり」とは違うが
ラケットを振れなくなったという点では一緒だね。
でもその1ヶ月後、違う大会で念願の優勝を飾る事が
出来たのだ。
でもその決勝もけっこう危なくて、若干ビビったんだけど
その前の悔しい敗退で得た経験を基に乗り越えたんだと
思う。
 
大事な場面は必ず緊張する。
「勝ちたい!」と思えば思うほど緊張するもんだし
レベルが上がって、大会の規模が大きくなったり、
勝つための意識が強くなったりしても緊張する。
でも大事なことは、そんな場面になったら何をすれば
良いのかって事を事前に考えて用意しておくことだね。
しっかりシュミレーションして、何をすべきか今一度
考えてみよう。
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