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喜怒哀楽コントロール[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/06/13(土) 08:05

久しぶりに自分のテニスの練習を行なった。
一緒のテニススクールでコーチとしても頑張っているランキング
100位くらいで20代の選手なんだけど、1時間半程度の練習で
ラリーとマッチ練習を少しという内容。

自分自身、緊急事態宣言で1ヶ月コートに立たなかったことで調子は落として
いたものの、思った以上に感覚は残っていて、順調にプレーの手応えは
戻りつつある。
だけど実際ガチなテニスはやっていなかったので、
かなり不安もあり、そのあたりを確かめながらの練習であった。
暑さも尋常じゃなかったしね。

実際練習が始まると、相手のガシガシ打ってくれるテンポに、上手く
テンションも上げてもらって心地よく調子も上向き。
横に動かされたり、急な前後の対応で息苦しくなるも、現役の頃から
そういう辛さが逆にワクワク感に変わるマゾ的性格が気持ちを前向きに
してくれる。
暑さも然り。

最後30分ほどサーブからのマッチ練習をしよう・・・ということに
なったのだが、ここで改めて現在の自分の色んなことが見えてくる。
レッスンや練習(といってもダブルス)といったことは自分の中で、
普段から比較的想定しながら冷静にコントロールできていた感じだが、
これがいっぱいいっぱいの状態のシングルスとなった時に、自分の中の
思わぬ部分が顔を出してきた。
厳密にいうと感情の横揺れに対して思った以上に焦ってコントロールできない
という自分・・・。

試合の中で、ちょっとしたピンチに陥った時、また相手が打ち損じて、
攻めるチャンスを握った時、ネットに出たけど、相手がどこにパスを
打ってくるか読めない時の不安・・・など、色んなプチショックや
プチ喜び、プチ焦りが数々出てくるのだが、その度に感情が思った以上に
大きく横揺れをし、冷静な判断が難しくなったのだ。

ピンチであっても、どう凌いで行けば良いのか探らないといけないし、
チャンスであっても、それをどう生かすか考えないといけないし、
相手が読めなくても、何から仕掛けてデータを取り始めるか決めないと
いけないんだけど、それをいちいち大焦りしたり、大喜びしたり・・・。
やっぱり普段から勝敗を意識したマッチ練習をしておかないと、自身の
喜怒哀楽をコントロールするのは難しいと実感。
これが大会中の試合となると、更に大きくなるしね。
何事も淡々とこなしていかないと行けるように、またこれからも練習を
重ねて「勝負時の感情横揺れ制御」について向き合っていきたい。

 

てにすまん練習メニュー深掘りトーク[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/05/27(水) 23:13

先日、練習メニューをコーチや部活関係の先生ら4名で
様々な練習メニューを深掘りするトークを撮影した。
初めての企画なので、まずは試験的ではあるが、行ったのだが
初回は「ショートラリー」、「クロスコートラリー」、そして
「ボレーストローク」と、練習メニューとしてはオーソドックスな
この3つの練習について。

この3つの練習をそれぞれ、他のコーチがどのようにレッスンの中で
取り入れているのかをじっくりトークしてもらい、そこでの気付きや
同調に盛り上ったのだが、やっぱりこういう練習でも様々な気付きが
発見できて、早速翌日からのレッスンに取り入れてます。

例えばショートラリーにしても、何を意識してショートラリーをレッスンや
練習の最初に持ってくるのか・・・。
いや、色んなコーチがそうしているでしょ?とか、そう決まっているから・・・では
流石に、やっている生徒や選手も集中が足りなくなる。
これにはこういう意味があって、こういう目的で、という意図を伝えれば
単なる練習最初に行うたった3分のアップのためのショートラリーが、立派な
練習にもなるし、その次のメニューにも繋がっていく。
普段から、そう言った「より良いものを」という意識は持っているが、
そこを複数のコーチやテニス指導者で意見やコツを持ち寄れば、そこから
更なる良いものが見えてくる。

日々精進を目指すなら、他人の力もしっかり利用させてもらいましょう。
もちろん、私も経験してきたことをどんどん出し尽くします。

この「練習メニュー深掘りトーク」は編集して、動画でアップしますので
お楽しみに。

アレンジしながら練習メニューを考える[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/05/21(木) 15:34

レッスンで生徒さんを前にした時、人数やレベルの他に、
どういうタイプか、気温や風の強さ、試合が近いかどうか、
そんなことも当日にアレンジしながらレッスンのメニューを
考えていかないといけない。
もっと言えば、練習をスタートしたけど、調子がどんどん上がり
気分が乗ってきたとか、その逆で何かにつまづいて、どんどん
落ちていく・・・なんてこともあるだろう。
どっちとも、やはり途中で方向転換する必要を感じる。

そういうことを考えると、練習メニューの種類は無限に必要で、
その都度その状況にあったことを用意できるかがコーチの仕事として
重要になると思う。

それが「こう決められているから」とか「こう決めたから」という
感じでレッスンを進めていると、息苦しくなるし、なんだかコーチとしての
面白さ、楽しさが奪われる気がする。
そう、コーチしていて「ちょっとこんな練習考えてみたんだけど・・・」的な
試してみるワクワク感がたまらない。
当然、ハズレになってしまったり、裏目に出る練習で終わることも時として
あるのだが、でもそのアレンジは、今ある状況でよりベストを探る行動の
一環であり、生徒のためでもあるのだ。
ま、そういったアレンジが出来ないコーチや、アレンジはするけど
ハズレの確率が高すぎるコーチは、そもそもコーチに向いていないのかも
しれないか、もしくはアレンジの基本が出来ていないのかもしれない。

アレンジの基本とは、テニスはあくまでもテニス・・・ということ。
テニスの試合で結果を出すための色んなアレンジやアイデアであり、
テニスの試合とは違う方向性で楽しませたりすることは違うことかな。
難しいが、そこを外さず楽しんでコーチしていこう。

テニスの調子は空間認識能力で決まる?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/05/12(火) 00:59

先週からレッスンがスタートしたが、テニスの調子はまだまだ
戻り切れていない。
ま、徐々に・・・という感じはあるものの、程遠い。
そこは1ヶ月間コートに立たなかったので、ある意味仕方がない
ことだし、ある程度の覚悟はあった。

で、休職中もほぼ毎日走ったり、ラケットで素振りをしたりしていたので
体はある程度動くのだが、実際にオンコートでテニスを久しぶりにした際に
想像と違ったことと言えば、サーブを打つ時の肩の回し具合と、ボールとの
距離感を測る空間認識脳力。
ボールが見えていないわけでは無く、ボールの伸び具合だとか、バウンドの
弾み具合といったところ。
打つイメージは感じているのだが、肝心なボールの位置関係に不信感を
持ち始めると少しずつ色んな部分がずれていく感じ。
バランスやスタンスの広さ、膝の曲がり具合、肘の伸ばし具合など。

やはり、こういった空間認識脳力は普段のトレーニングにて
かなり体へ染み込ませておかないといけなくて、プレー中に丁寧に
調整できるものではない。
それでも意識すればするほど感覚は酷くなるので、頑張って自分自身を
自己暗示かけて学習させながら対応しているが、まだまだ時間は必要な感じ。
もう一つ動きがイマイチだった肩の回し方は、順調に感覚は戻りつつあるが
考えてみたら、サーブの素振りは一度もやらなかったかも。
今度長期的にボールを打たない状況となったら、バウンドやボールの伸び具合の
シュミレーションと、サーブの素振りをちゃんとやらないと・・・と思った。
あとは、暑さが半端ないんだけどね。
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