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直感テニス[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2014/10/01(水) 07:35

直感を信用するようにしている。
例えば、サーブを打とうと構えた時、その場面で
それをどのコースにどういったサーブで打つのか
最初の思い付いた事をそのまま採用する。
ま、直感というより、考え過ぎないと言った方が
良いのかな。
 
出来るだけこういった直感的な最初の思い付きを採用する
ようにすることで、得られるのは自分への信頼なんだよね。
これが「ん?本当にそれで大丈夫?」なんて思い付いた自分に
対して疑い始めると、そこから不安が広がり始めるし、
どんどん自分に対して疑心暗鬼になっていく。
だってそもそも「絶対」なんてことは無いんだから、どれかを
信じておかないといけないんだけど、そうなると自分の
最初に感じた感覚を大事にすることが重要でしょう。
 
ただし、これが外れる場合もあるわけ。
最初に感じたことを採用した事で、浅はかな考えで
プレーしてしまったり、感情に流されたりする危険性も
出てくるんだよ。
 
でもそこで
「簡単に決めないで、じっくり考えるようにしよう」
なんて作戦に変更してしまうのはマズいんだよね。
大事な事は、やっぱり最初に思い付く感覚であって
その最初の感じ方を信じる習慣を付ける事と、
その最初の感じの精度を鍛えて行かないといけないんだよね。
瞬時に、浅はかではなく、感情にも流されず、きちんと
それまでの経験やデータに基づいたことから次に
やるべき事を判断することが出来ないといけないのだ。
 
その為には、色んな経験をしておかないのはもちろん
だけど、自分の直感を信じ切って思い切ってプレーする
経験も積んでおかないとね。
自分の直感に疑問持って、結局何も出来なかったって
負け方の方が学ぶべき事は少ない。
自分に対しての信頼感も揺らぐしね。
テニスは情報戦。
そして情報戦はスピード。
直感を磨く為にも、直感を信じ切って失敗する経験も
普段の練習でやりながら、現在の自分の直感力のレベルを
知っておかないといけない。

緩急打ち分けしたいなら・・・[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2014/06/17(火) 13:54

「もっと緩急をつけて!!」
テニスのレッスンの中でそう注意することが多い。
試合に出場している人なら、緩急をつけることの
重要性はよく分かっているじゃないかな?
凄く速いショットを打てるからと言っても、それを
使い続けると相手がそのスピードに慣れてしまい、
そうなると効果は無くなってしまうし、状況が苦しい中で
速いショットは自分の首を絞めることになりかねない。
やっぱりゆっくりのショットは必要だね。
 
ということで、皆緩急を意識して練習を始めるんだけど
それが上手くいかなくて「緩急って難しい」なんて
声をよく聞く。
緩急を付けようとつけようとした結果、全体のリズムも
崩れてしまい、結局グダグダテニスで負けてしまい、
そんな結果になると「だったら全部打っとけば良かった!」
ということで、緩急をつけることに苦手意識を抱いてしまう
人も少なくないでしょ?
 
そうなってしまった人がよく陥るミスは、実は
スウィングスピードの方なんだよ。
ゆっくりのボールを打つ時、ゆっくりのスウィングで
振ろうと思ってしまう人はまずこの緩急の切り替えが難しい。
ボールのスピードはもちろんゆっくりと速いという変化は
欲しいんだけど、実はスウィングスピードはあまり変えて
もらいたくないのだ。
じゃあ何でボールのスピードが変わるかと言うと、それは
ボールの回転量は種類の違いとなるのである。
回転量が少なくてフラットに近いとスウィングスピードに
近いボールのスピードになるし、ボールの回転量を増やせば
そのスウィングスピードはボールの回転を掛けることに使われ
結果、スピードはゆっくりになる。
 
ということは、自分自身の速めのショットの
スウィングスピードを覚えておいて、それと同じリズムの
振り抜きでボールの回転量を増やしたり減らしたり・・・と
切り替える練習を普段からやれば良いのだ。
この同じ振り抜きでの緩急を覚えると驚くくらい沢山の
メリットがある。
まずはやはり同じリズム、同じ振り抜きと言うことで
緩急の切り替えがしやすい。
それから当然相手にも速いのかゆっくりなのかを読まれにくい。
しっかり振り抜くスウィングだから、足もよく動かしやすい。
それがスウィングスピードを落としてしまうとバレるうえに、
足が急に動かなくなって腰砕けのショットになりやすいのだ。
そういうの、経験したことあるでしょ?
しっかり振ろうとした方が、足も元気に働こうとしてくれる。
ゆっくりのボールと言えど、ボールはとにかくラケットで
打つとよく飛ぶように出来ているで、コートの枠へ安定して
入れるにはやっぱり回転量の多さが不可欠。
そこでしっかり振り抜いて、回転多めにした形での
ゆっくりショットの方がアウトも意外と少ないし、
その結果安心感も得られる・・・という訳なのだ。
怖々と当てにいった時の方がアウトしやすいのも
分かるでしょ?
 
他のショットも同様のことが言える。
よくあるのが、サーブだね。
1stサーブでフォルトしたから、2ndサーブをゆっくりで
入れにいこうとして、結局リズムが変わってミスをする
というパターン。
もっと安定させて、なおかつ2ndサーブも相手に叩かれない
ような最低限の質を維持するには、1stサーブと同じスウィングの
速さで振り抜いて2ndサーブを打つこと。
2ndサーブをゆっくりにしてしまうと、本当に入れるだけに
なるからそれはレシーバーに叩かれやすいし、そこで
ゆっくり当てるだけの打ち方をすると、結局サーブの後の
ストローク、もしくはボレーのリズムまで大幅に狂ってしまう。
こんなところにゆっくりスウィングに変えた影響が出てくる
ことは気付いてない人が多いのだ。
 
ということは、一番最初のサーブの時点でその後のショットの
ことを考えて、しっかり振り抜き、次のショットのリズムを
壊さないようにすることを意識しておかないといけないと
いうことなのだ。
それはスライスでも同じこと。
ゆったり打っているイメージがあるスライスでも、やっぱりボールを
打つ瞬間の当たりはリズム良く振り抜くのだ。
 
例えばサーブを打って、それをしっかり深くトップスピンの
ストロークで返球してからスライスで返球、それが甘く
返って来たから前へ詰めてしっかり打ってアプローチ
してからオープンコートへボレー、更に返って来たのを
オープンコートのネット際へ殺し、それをやっと拾った相手が
ロブを上げたのでスマッシュで決める・・・なんてパターンだと
何種類もショットを混ぜて使っているし、緩急もつけている。
でも実はリズムは全部「しっかり振り抜く」ということで
統一されていれば、プレーしている選手にとってはさほど
使い分けの難しさは感じないのである。
 
テニスのレベルが上がるにつれて、相手のレベルが上がり
試合のレベルも上がっていく。
そうなると、自分の一番良いショットをどこで使うか・・・という
ことになり、その場面に辿り着くまでは、ゆったりと地味な
ショットで相手と打ち合わないといけないし、「ここだ!」という
場面になったら、それまでと同じ雰囲気や構えの状態から
自分の一番のショットを繰り出す。
そのことをしっかり意識すると、緩急を打ち分けるヒントが
見えてくる。
アグレッシブにゆったりとしたショットを練習しましょう。

自分との向き合い方[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2014/06/11(水) 13:07

人間は社会で生きている。
どんなに有能な人でも、どんなにタフな人でも
社会で生きている以上他人の助けが必要だし、誰かと
関わってないと生きていけない。
その中で当然社会性は身に付いていないといけないし、
そんな人間社会の中で自分がどういう位置にいるとか、どういう
風に見られているのか、良くも悪くも気にする習性が
人間には染み付いているものだ。
 
ところでテニスというものは、自分自身と向き合わないと
いけない場面がたくさんある。
コーチや仲間の助言が受けられないテニスの試合中は
自分だけが頼りになる。
ダブルスはペアがフォローしてくれる場合もあるが、その
ペアが崩壊してしまったら自分のテニスを自分自身で
何とかしないといけない。
試合だけじゃなく、練習中もトレーニング中も自分という
人間と向き合い、課題に取り組まないといけない。
もっと言えば信頼出来るコーチや仲間と一緒に練習を
していたとしても、自分という人間をちゃんと確立させて
おかないと何も考えられないようになり、成長はどこかで
止まってしまう。
アドバイスや助言、励ましの言葉なんて単なる上達の糸口を
もらったに過ぎず、それをキッカケとして自分がそこから
次のステップに自身の力で這い上がらないといけないし、
そもそもそのアドバイスが自分にとって合っているのかを
判断するということも、自分と向き合っていない人には
出来ないでしょ?
 
そんな自分自身と向き合う時にどういうキャラクターで
自分を見るのが良いのだろうか。
俺が選手時代から意識してきたことは、「社会の目」という
位置付けを出来る限り意識したのだ。
「社会の目」という目で自分自身を見つめると、そこには
個人的な私情は湧かないし、感情というものも発生しにくい。
「社会の目」から見た自分は味方でもなく敵でもないから、
ありのままの自分を素直に客観的に見つめられるから、欠点や
問題点、特徴や状態を把握しやすいのだ。
でもそれより何より、「社会の目」で見られているということを
自分自身が意識することで、変な言い訳をしたり誤摩化したり
することが出来なくなるし、自分がどういう目的で現在それに
取り組んでいるかというコンセプトを常に誰かに話せる状態になる。
当然誰も見ていない場面、例えばトレーニング中の最中も
常に自分は見られているということを意識することで、
良い緊張感を持続出来たりする。
 
もし自分と向き合うキャラが、「自分のこと大好き」という
要素しか無い偏った性格を持っているとどうなるか。
まず自分の都合の良いように何でもかんでも解釈するだろうね。
試合で負けても「相手が強すぎた」とか「ちょっと肘が痛かった」
なんて言い訳を考え、「君は悪くないんだよ」「運が悪かっただけ」
なんて原因究明も中途半端になる。
もちろん自分のことを信じている部分は大きいので、それを
活かして強気で大胆な行動を起こす可能性もあるけど、方向性や
やり方がマズい場合でも周りの意見を聞けなかったりするどころか
そういったアドバイスを「自分への攻撃」として殻を作って
閉じこもったりする傾向になりやすい。
 
逆に「自分という人間が好きじゃない」というタイプで
自分と向き合うのも厳しい。
自分の欠点ばかり目が行くし、周りの人達と自分を比較して
ばかりいる。
無い物ねだりなうえに、目標設定は低くてしかもそれさえも
「自分には無理かも」って思っていたりする。
トライしようとする人間は今現在の自分が不十分と思っている
のだから、当然不満や不安はたくさんあるはず。
だけどそれを私情や感情を通して自分と向き合ってしまうと
そこにストレスが発生し、前に進むための方法を考えるより
なんで自分はこうなんだろうって我が身の不幸に打ち拉がれる。
 
がむしゃらになって何かに取り組めている時期って楽しいが
テニスなんてやった分だけ上手くなるスポーツじゃない。
試合中も一つのことをずっとやっていても勝てない。
上手くいかなかったり、泥沼状態にはまった時にふと
立ち止まって自分と向き合ってみた時、結局自分自身に発する
一言は常にこれなんだよ。
「また一歩ずつ前へ踏み出しましょう」
当たり前のこの一言を自分に向けて発せられるようにするには
自分と向き合うキャラをちゃんと「社会の目」的な一枚自分と
距離を置いたドライで少し距離を置いた感じで設定して
おかないと、変に同情したり自分自身に苛立ったりしてしまう。
自分自身に対し、人ごとのように言えるようになるのが
重要なのかもね。

実はこれが究極のショット[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2014/05/21(水) 09:36

テニスの試合が始まると、相手を観察しないといけない。
どういう攻め方をしてくるのか、どういう逃げ方を
してくるのか、一番速いショットはどのくらいなのか、
それをどこに打ってくることが多いのか、他にどんな
球種やパターンを持っているのか・・・。
 
例え自分よりもレベルが高い相手であっても、
相手を学習することで、そんな格上を泥沼に引きずり込み、
勝利を得ることが出来るのがテニス。
だから試合が始まると、学習能力をフル稼働させて、相手の
テニスに「慣れる」ということに集中するのだ。
そうすると、「凄いスピード!!」って最初に感じた
相手サーブとかストロークも、意外と返せるように
なるし、凄いコースのショットも読めれば逆にカウンターで
切り返せたりするようになるものなんだよ。
 
しかし、そんな相手のプレーを学習する中で、俺自身
ちょっと苦手にしているものがある。
それは何かと言うと「バウンド」。
ボールの回転量や種類によって、ボールのバウンドに
変化が生じるけど、その対応って実は難しい。
そもそもバウンドって、飛んでくるボールのスピードや
軌道からバウンドの弾み具合を予測するんだけど、ここに
予想以上の回転が加わっていると、その弾み方が予想とは
ちょっと違ってくる。
そんなのは分かっているんだけど、ついついバウンドするまでの
ボールのスピードと軌道の具合からどんなバウンドなのかを
割り出してしまい、結局ラケットの真ん中を外したり、
打点が遅れたりしてしまい、それが甘く返って次で決められる
という展開になるのだ。
 
こういう予測とは違ったバウンドになってしまうショットに
共通しているのは、バウンドするまでは、さほど
ショットの速さが無い代わりに、ボールの回転量は
かなり多いということ。
その激しいトップスピンの回転が地面でバウンド
した時にボールをキックさせ、その分弾み方に変化が
表れ、打つ人にとってはむしろバウンドと同時に
ショットが加速したかのように感じてしまう。
切れ味鋭いスライス系のショットも回転は正反対だけど、
同じバウンド後に「伸びてくる!!」って印象がある。
 
もちろんバウンドするまでのショットスピードはさほどでは
ないから、エースにはなりにくい。
でも追い付けるけど、バウンドが読みにくいから踏み込んで
打てず、ついつい待ってしまいやすいし、ボールと一緒に
後ろへ下がってしまうなんてことも起こりやすい。
そうなるとチャンスボールが得られやすいし、ミスも
期待出来るよね。
そう、バウンドをしっかりさせるショットというのは、
エースで派手に決める・・・と言うより、相手に打ちにくい
ショットを打たせるためのテクニックなんだよね。
言い方変えれば、ちゃんと相手と打ち合う意識がないと
使えないという逃げ腰の人には使えないテクニックである。
 
「エースを取りたい」って思うとついつい速いショットを
練習してしまう。
でも現実的に試合のことを考えると、エースで決めることより
相手と打ち合いながらミスをもらったり、相手の陣形を崩して
ボレーで仕留めたり・・・というのがメインとなる。
だからこそ、バウンドを磨こうよ。
ストロークはもちろんだけど、サーブもね。
バウンドするまでのショットの速さ以上に、バウンド後の
ボールに勢いがあるトップスピンや、バウンド後に伸びのある
スライスを手に入れることが出来れば、そこからもっと色んな
展開が広がってくると思わない?
さあ、意識してバウンドを磨く練習をしてみよう。

負けて当たり前[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2014/05/04(日) 13:17

テニスというのは難しいスポーツだ。
相手よりショットが優れているからと言って、
絶対勝てる保証はない。
相手より速い足を持っていても、相手より身長が高くても
相手より腕力があっても、相手より体力が勝っていても
それが勝利を確実にしてくれることには繋がらない。
 
負ける理由なんていくらでもある。
相手が強かったらそりゃ、負けるでしょう。
でもそういう相手じゃない場合にも負けることはある。
調子が上がらないまま試合を続けてれば負けるし、
調子が上がっても、大事な場面で勝負が出来なかったら
それで負けてしまうこともある。
 
コートサーフェースに馴染めなくて負けることも
あるだろうし、相手のプレースタイルとの相性が
悪くて負けることもある。
試合の緊張感で負けることもあるし、練習不足や
試合前の準備不足で負けることもある。
風が強ければそれで負けることもあるし、夏の暑さも
負けの要因になるのは当たり前。
練習ではニューボールを使っていないから、試合中の
ボールの感触の違いで負けることも考えられる。
 
相手が格下であったとしても、ロブが上手かったり、
スライスが得意だったりと、思った以上に粘り強くて
精神的にもタフだったということでこちらが調子を
落として負ける・・・なんてこともよくある。
相手の汚いジャッジや、スコアでもめたことを
キッカケに負けてしまうこともある。
負ける原因なんていくらでもあるんだから、負けることは
何も不思議ではない。
だから負けそうな試合状況になった時、いくらでも
その負けの敗因は思い付くもんなんだよ。
「だから、俺は負けたんだ」
皆にそれをちゃんと説明出来るし、それで周りを納得
させることも容易なことである。
 
さて、「負ける理由」がいくらでも思い付く反面、
「負けられない理由」はどれだけ頭に浮かぶだろうか。
自分より格下の相手であっても「負けることがある」という
テニスというスポーツにおいて、「負けられない」という
気持ちが強力な対抗馬となり、実はそこに勝利への道が
開かれる。
その「負けられない理由」が単なるプライドという
曖昧なものでは弱く、それはもっと具体的で、ある意味
自分に対して脅迫的なものに近いものなのだ。
 
例えば団体戦という形で自分の勝利が絶対必要と
されている場合だったり、決勝に進み、初のタイトルが
掛かっているなど、戦績や賞金であったり。
その試合に辿り着くまでにこなしてきた練習やトレーニングの
苦しさや費やした時間、そして金額だったり。
自分がそれまで築いてきた地位だったり。
周りの期待だったり。
応援してくれている周りの仲間や家族だったり。
とにかく負ける理由は山ほど思い付くのだが、それ以上に
「それでも俺は負けられないんだよ!」という気持ちがあれば
「負ける理由」以上に「負けられない理由」が優先され、
そしてその状態にならないと、選手は「勝つ方法」を試合中に
本気で考えられないのだ。
「負けられない理由」が乏しい人は残念ながら
「負ける理由」の方を優先してしまい、気付くと試合中、
自分の負けの正当性を必死で探したり、既に反省を始めたり
酷いやつなんかは、自ら負ける理由を大げさに周囲へPRしたり
するもんだ。
 
「負けられない理由」
必ずしも、トップアスリートや常勝選手にしか当てはまる
ことではない。
いつも負けてばかりの人、テニスを初めてまだ間もない人、
どんな人も、探せばあるんだよ。
そしてその気持ちを強く感じることが出来なければ、試合中に
どんどん襲ってくる「負ける理由」に目を向け、心を奪われて
しまい、勝利への道は閉ざされ、敗者の道を無様に歩かされるのだ。
そしてまた「やっぱり負けました」ということとなる。
「負けられない理由」は時に自分自身へプレッシャーを与え、
それがより試合中のストレスを増やすこととなる。
でもね、負けて悔しい思いをしながらもそれを隠して
くだらない「負ける理由」を語るより、試合中に
「負けられない理由」で苦しみながらも自分を支え、
勝利を導いて、その勝利を勝ち取った方が100万倍嬉しいはず。
 
「負けられない」その要素をたくさん用意して試合に挑め。
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