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スウィングスピードアップの決めて[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/06/02(木) 12:12

ストロークで速いショットを打ちたいって、誰もが思うこと。
その為には当たり前のことだけ、速いスウィングが求められる。
スウィングスピードを速くするにはどうすればいいんだろう。
 
速いスウィングを生むには色んな事をしないといけない。
まずはもちろん筋力アップ。
しっかり速くスウィングするための筋肉が必要なのは明らか。
腕力はもちろんのこと、胸筋や足の筋力、腹筋、背筋も重要。
パワー系というよりスムーズで速い動きが出来る筋肉が欲しい。
 
それから身体全体を使った効率の良いフォーム。
特に軸足で地面を蹴り上げた時の床反力をキッカケにして
スウィングスピードを上げるので、足の力を最大限反映させることが
出来るフォームを覚えて行かないといかない。
 
でもこの筋力とフォームよりも大事なことがある。
それは・・・自分より速いスウィングの選手と同じ環境で練習したり
試合したりすること。
効果的に速いスウィングを使ってプレーしている選手達に
囲まれて一緒に打っていると、準備のタイミングから身体の使い方、
リラックスする部分と力を入れる部分の違いまで、学びやすい。
逆にこういう選手が周りにいない環境で速いスウィングを心掛けても
あまり良い結果は得られない。
単なる空回り選手になりやすいのだ。
 
日々の筋力トレーニング、効率の良いフォーム、その二つに
取り掛かる前に、まずは自分より速いスウィングスピードを持った
選手達に囲まれた練習環境を手に入れないと、速いスウィングは
手に入らないよ。

ライバルの存在[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/06/01(水) 07:40

上達するためには練習相手が必要。
でもただ練習してくれるだけの相手よりも、それが
ライバルだったりする方がやっぱり上達はしやすい。
「コイツに負けたくない!」「コイツに勝たないと!」
そう思いながら練習することで、技術的な部分だけじゃなく
精神面もトレーニングすることが出来るからね。
俺がそういったライバル的練習相手と思っていた一人が
とあるテニススクールのコーチにいた。
俺がまだ20歳頃の話だな。
 
そこのテニススクールは月一回ワンデートーナメントを
開催していて、まだまだ試合経験が少なかった俺は
毎月参戦しては試合経験を積んでいった。
色んなレベルの人達が出場するこの大会、最初は変な
繋ぎテニスのオジサンなんかにやられたりしていたけど、
そのうちきっちり予選を勝ち上がり、本戦トーナメントでも
1回か2回勝ち進むようになってきた。
 
そうなるとだいたい勝ち残るメンバーが毎月同じ顔ぶれになってくる。
その中の一人にデカイけど、きっちり丁寧にストロークを繋ぎ、
チャンスがあればスッとネットに出て来る2つか3つ年上のコーチが
いて、その彼に何度もやられていた。
負ける度に悔しさは倍増していき、なんとかその相手に
「負けてたまるか!」って気持ちが膨らんでいった。
 
でも最初は簡単に負けていたけど、対戦する度に競るように
なってくると、ますます「勝ちたい!」という意欲が膨張して、普段の
練習も気合入ったし、勝つためにどうすれば良いかを真剣に考えるように
なっていった。
でも結局最後までその大会でそのコーチに勝てなかった。
けど、それをキッカケに、そのテニススクールでそのコーチと
練習をさせてもらったし、そのコーチが出場していない時の大会で
優勝することも出来た。
そのコーチとの練習の中でも当然
「負けてたまるか!絶対勝ってやる!」という意識を持って
プレーしたんだけど、そういったことで練習の効率も上がったと思うよ。
 
自分自身を追い込んでいくと成長出来るんだけど、
そのためにはやっぱりライバルの存在が必要。
そしてそういうライバルは出来れば試合会場で見付けたい。
その為にも試合にはどんどん出場してもらいたいね。

レッドクレーは大盛り上がり[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/05/31(火) 23:31

全仏が盛り上がっている。
シャラポワも勝ち残っているしね。
フェデラー、ナダルも勝つごとに調子を上げて
いるようだ。
 
さて、全仏と言えばレッドクレー、赤土のコート。
スペインに行った時、レッドクレーでとことん練習したんだけど
日本の土のコートとは随分と違う。
まず、砂粒一つ一つの大きさがかなり細かい。
だから「パウダー」って言われることもあるくらい。
 
そんな細かい粒子の土をがっちり固めて作ってあるから
かなりカッチカチに出来ているので、ボールのバウンドはけっこう
高く弾むんだよ。
一方日本のクレーコートは粘土質も含まれているから、さほど
高く弾む印象は無いかな。
 
そんなレッドクレーのコート、土台はしっかり固めてあって高く弾むが、
やはり表面にある土は微妙にデコボコなので、思い切って
踏み込みながらのライジング系攻撃ショットがちょっと打ちにくい。
イレギュラーする可能性があるからね。
だからハードコートやオムニコートの試合に比べて、
クレーコートの試合は、比較的しっかりバウンドさせてから
打ち合う内容になりやすいのだ。
 
しかし最近の全仏を観ていると以前ほど後ろに下がって
ストロークラリーをしている選手が少なくなったね。
ナダルを筆頭に、しっかりショートクロス系の攻撃ショットを
打つ選手が増えてきたから、下がってるだけでは守りが不十分に
なってきたし、今のテニスは繋ぎのショットと言っても、パワー系の
攻撃色強いストロークがメインになって来たから、やっぱり選手は
出来るだけ前で打とうと心掛けている。
 
それでもやっぱり他のサーフェースよりもラリー数は長いから
観ていてもどういう作戦で展開をしようとしているのか
分かりやすくて面白い。
見どころはやはり、崩された状態からどうやって逃げショットを
繰り出すかってところだね。
意外と忍耐強く、地味に耐える場面が多い全仏オープンはやっぱり
そういう場面が盛り上がるよ。
 
それからもう一つ楽しいのは、レッドクレーの色。
レッドクレーにカラフルな選手のウェアの色が綺麗だね。
さて、誰が優勝するのかな?

平凡ショットでパッシング[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/05/30(月) 04:48

パッシングショットの練習ってやってる?
相手がボレーに出てきた時に、その横やロブをストロークで
抜くのがパッシングショットなんだけど、
単なるストロークショットとは違って来る。
 
当然甘いアプローチなんかで前に出てきた相手には
普通にストロークで抜いてしまえば良いんだけど
しっかり良いアプローチショットで前へ出てきた
相手には何らかのことをしないと、ボレーでやられてしまう
危険性がある。
さて何が必要なんだろう。
 
もちろん取れないくらい端っこに凄い速いショットが
打てればそれで十分なんだけど、そんなショットを常に
打ち続けるのは難しいし、そんなのを自分に要求してたら
ボレーでやられる前に自分のミスが多くなってしまうでしょ?
となると大事なポイントは、安定した平凡ショットでいかに
効果的なのを打てるかってことなんだよ。
 
そこで重要になるのは「意表を突く」ということ。
ちょっとした心理作戦があると効果的なんだよね。
例えば相手がこちらのバックハンドにアプローチしてきたとする。
それに対してしっかりと肩を入れてストレートを狙う・・・フリをする。
その状態からショートクロスへパッシングショット。
どう?イメージ出来るでしょ?
ただクロスへ良いショットを打とうと心掛けるより、一旦ストレートを
臭わせておいてからクロスへ打った方が、相手のフットワークを
止めることが出来る。
 
こういうちょっとしたサプライズを混ぜることがコツなんだよ。
他にもクロスアピールからストレート打つことも効果あるし、
クロス、ストレート、両方臭わせておいてのロブってのも面白い。
それから、こちらへ向かって来る相手のアプローチに対して
大きく一歩踏み込んで、一瞬早いタイミングでパスを打つのも良いね。
相手にしてみれば、まだパスは打たないだろうと、前へ詰めている
途中だったりすると、一歩も動けなかったりするからね。
 
でもこういう違うコースを臭わせたり、一瞬早いタイミングで返球したり
するには、打つための準備を早くする必要がある。
準備を早く終わらせることで、余った時間を他のコースのアピール
タイムに使ったり、一歩大きく踏み込んで早いタイミングで打てたり
するのだ。
 
ということで、パッシングの練習をするにはもちろん、ボレー対ストロークの
シチュエーションで練習するのも重要だけど、とにかく準備を早くしておくことが
重要なんだよ。
どれだけボレーの選手の足を止められるか・・・だね。

ハワイでナンパ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/05/27(金) 12:14

アメリカのハワイに初めて行った22歳の時、
一応ハワイ大学のテニスチームに混ぜてもらうという
約束をもらって行ったんだけど、実際練習しに行くと
遠征でまず1ヶ月間はテニス部はハワイ大で活動しないらしい。
なので、いきなり練習相手を探さないといけない状態になった。
 
アメリカは大抵どの町にもパブリックコートが
あってそこは無料でテニスが出来る。
そういう場所に行って強い選手を探すんだけど、だいたい
そういう選手は予め強い人と約束して練習するからなかなか
チャンスがない。
しかも俺がそこそこ打てる人だと分かると、色んな人が
「俺と練習やろうよ!」と声を掛けてくれる。
 
その中には一見、世界ランキング持ってそうな人に見えるんだけど
実際やると全然ラリーが続かない・・・なんてことが多かったなぁ。
技術が無い癖して速いショットばっかり打とうとするから
練習にならないんだよね。
でも帰り際は「明日もやろうよ。何時にする?」って聞いて
来るから断るのも大変だったこともよく覚えている。
 
でもそういうやり取りを面倒に思ってしまうと、なかなか練習相手も
見付からない。
2,3か所、パブリックコートを周りながら自分の存在をアピールし
徐々に色んな人を介してやっと強い選手と知り合えた時には
嬉しかったし、その頃にはコミュニケーションもスムーズに
出来たし、何より自分の居場所が出来たって感じたかな。
 
今考えると、その時知り合った選手も大したレベルじゃないけど
当時の俺も大した選手じゃなかったから丁度良かったし、
何よりその選手はモチベーション高かったのが良かったね。
のんびり感たっぷりのハワイのテニス界では貴重な選手だったよ。
 
それをキッカケに、色んな場所で練習相手を見付けることが苦じゃ
なくなった気がする。
日本で練習相手見付ける時も、格上の選手に練習を申し込んだり
出来たしね。
選手としてこういう事が出来るかどうかが、上達条件の一つ。
皆の知らない世界に飛び込んだ時、ちゃんとコミュニケーションを
取れるようにしておこう。
ま、たまには自分より下手な人に引っ掛かることもあるけど
そういうのも重要な練習になるよ。
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