トップ >>
てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
ブログ
<<前へ | 次へ>> |
これが世界レベルってヤツかぁ!![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/27(木) 15:30
今まで一番レベルの高い選手とテニスしたのはスペインに
いる時かな。
いや、アメリカでも元デビスカップアメリカ代表の選手と
練習をしたことあるけど、その時その人はもう引退した後
だったから、現役選手とプレーしたのはスペインにいる時が
一番多かったね。
特に俺が所属していたアカデミーは強い選手が多かったから
チャンスはけっこうあったよ。
もちろん日本からスペインに行ってすぐは全然どころか
俺の相手は14歳の少年とか、たまに少女とか・・・・。
大したレベルではないと当然そういうクラスに入れられるのだ。
それから自分のテニスのレベルを上げ、そしてコーチの信頼を
得て、期待させる選手になっていくと、どんどん良い選手と一緒に
練習させてもらえるようになるわけだ。
そういうチャンスを作る為に、俺自身も積極的に遠征行く時は
付いていくようにしたんだけど、そういうチームに潜り込むと俺以外の
選手は全員世界ランキング持っている・・・なんて夢のようなチームで
遠征に行けたりするから、練習相手は贅沢になるんだよ。
で、そんな世界ランキング一番高かった選手は誰かと言うと
同じアカデミーにいたランキング200位代の選手かな。
確かクリスマスシーズンとかで、殆どの選手が自分達の国に
帰ってしまっている時で、アカデミーには地元バルセロナに住んでいる
選手と俺みたいにずっといっ放しの選手だけになるから、結構その時に
沢山良い選手と練習させてもらえた。
で、そんな世界ランキング200位の選手のボールはどうかと言うと
そんなにあり得ないほど速いボールでは無かった。
もちろんそれなりには速いよ。
でもそれよりびっくりしたのは、バウンドの高さ。
スウィングスピードがムチャクチャ速いから、ボールの回転量が
半端なく掛かっていて、ビックリするくらいバウンドするから
最初のちょっとしたラリーの段階から俺は完全に後ろ体重で
打点食い込まれっ放し。
その後、ポイント練習やったんだけど、アップの段階で
いっぱいいっぱいなんだから、ゲーム形式なんてとんでもなかったよ。
結局テニスって、どれだけ攻撃出来るかってこと以上に
どれだけ攻撃されないようにするかが大事だったりする。
だからその選手も、その速いスウィングを活かして、速いショットを
打つ以上に、相手をいかに下がらせるか、いかにコートの外へ
追い出せるか・・・が重要なんだよね。
もちろん凄い速いスウィングスピードだから、打とうと思えば
ライナー性の超速いショットも打てるんだろうけど、俺との
対戦では結局最後までそんなショットを使うまでも無かったみたい。
でも、俺にとってはある意味衝撃的な体験だったよ。
真の強さを見させてもらった気がした。
「強い=速い」じゃない。
「強い=やられない」ってことが重要なんだって。
いる時かな。
いや、アメリカでも元デビスカップアメリカ代表の選手と
練習をしたことあるけど、その時その人はもう引退した後
だったから、現役選手とプレーしたのはスペインにいる時が
一番多かったね。
特に俺が所属していたアカデミーは強い選手が多かったから
チャンスはけっこうあったよ。
もちろん日本からスペインに行ってすぐは全然どころか
俺の相手は14歳の少年とか、たまに少女とか・・・・。
大したレベルではないと当然そういうクラスに入れられるのだ。
それから自分のテニスのレベルを上げ、そしてコーチの信頼を
得て、期待させる選手になっていくと、どんどん良い選手と一緒に
練習させてもらえるようになるわけだ。
そういうチャンスを作る為に、俺自身も積極的に遠征行く時は
付いていくようにしたんだけど、そういうチームに潜り込むと俺以外の
選手は全員世界ランキング持っている・・・なんて夢のようなチームで
遠征に行けたりするから、練習相手は贅沢になるんだよ。
で、そんな世界ランキング一番高かった選手は誰かと言うと
同じアカデミーにいたランキング200位代の選手かな。
確かクリスマスシーズンとかで、殆どの選手が自分達の国に
帰ってしまっている時で、アカデミーには地元バルセロナに住んでいる
選手と俺みたいにずっといっ放しの選手だけになるから、結構その時に
沢山良い選手と練習させてもらえた。
で、そんな世界ランキング200位の選手のボールはどうかと言うと
そんなにあり得ないほど速いボールでは無かった。
もちろんそれなりには速いよ。
でもそれよりびっくりしたのは、バウンドの高さ。
スウィングスピードがムチャクチャ速いから、ボールの回転量が
半端なく掛かっていて、ビックリするくらいバウンドするから
最初のちょっとしたラリーの段階から俺は完全に後ろ体重で
打点食い込まれっ放し。
その後、ポイント練習やったんだけど、アップの段階で
いっぱいいっぱいなんだから、ゲーム形式なんてとんでもなかったよ。
結局テニスって、どれだけ攻撃出来るかってこと以上に
どれだけ攻撃されないようにするかが大事だったりする。
だからその選手も、その速いスウィングを活かして、速いショットを
打つ以上に、相手をいかに下がらせるか、いかにコートの外へ
追い出せるか・・・が重要なんだよね。
もちろん凄い速いスウィングスピードだから、打とうと思えば
ライナー性の超速いショットも打てるんだろうけど、俺との
対戦では結局最後までそんなショットを使うまでも無かったみたい。
でも、俺にとってはある意味衝撃的な体験だったよ。
真の強さを見させてもらった気がした。
「強い=速い」じゃない。
「強い=やられない」ってことが重要なんだって。
テニスコートは微妙な広さ[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/26(水) 09:08
テニスコートって広いのかなぁ。
シングルスで一人の時は広く感じる?
じゃあダブルスは狭いって思う?
テニスコートって微妙な広さだと俺は思う。
広いと言えば広いし、狭いって言うか、
「守りやすい広さ」と言えばそうなのかなって。
じゃあどういう時に広いなぁって感じるか・・・。
コートを端から端まで有効に使って配球してくる相手の時って
すごい走らされてしまうからそう感じない?
例えそれがダブルスだったとしても、相手からペアと一緒に
走らされると、ゼーゼーハーハーなるくらい疲れる。
コートに二人もいるのに「守る場所広過ぎる!!」って思っちゃうよ。
逆にコートを有効に使えないような相手だと、その人が多少ショットの
スピードがあっても楽チンで守れてしまう。
守る範囲が狭いと、コートは狭く感じられるのだ。
そんな微妙な広さで行うテニスというスポーツだから
しっかり相手コートの隅々まで配球が出来るように普段から
練習しておかないといけないんだけど、それと同時に自分より
強い相手と対戦する時には、空いている自分のコートの
どのスペースに打たれても、そのボールに追い付いて
返球し続けられるかが重要となる。
そのためには、トレーニングで足を速くするってことも必要だけど
テニスコートはそんなに死ぬほど広い訳じゃないから
大事なことは最初の一歩をどれだけ素早く出せるか・・・なんだよ。
100メートルを10秒以内で走れる人がいても、最初の一歩が
出遅れたらテニスはもう間に合わない。
とにかくボールの方向へ、最初の一歩を早く出でるよう専念しよう。
その為には、予測と準備が必要。
予測とは・・・まず相手が打つ直前に、まずは自分達のコートを
見渡して、空いているスペースを確認すること。
その空いているスペースは、当然一つでは無いので
きっちり全部チェックするのを忘れずに。
でも当然全てをチェックしても守り切れるわけじゃないから
そこで瞬時に過去のデータを思い出し、その選手がその幾つかある
スペースの中でどこを選んで打つことが多いか、順番を決めたいね。
そうやって予想範囲をしっかりさせておくと、予想範囲内のショットが
来た時にサッと足がその方向へスムーズに動くんだよ。
その一歩が速ければ、多少足が遅い人でも相手のナイスショットを
しのいだり出来るもんだよ。
そこまで予測をしておいたら、あとはボールがバウンドした方向へ走る
準備をしないといけない。
一応どの方向にでも走れるようにする為、そしてショットに追い付いた
時の為にも、相手がボールを打つ直前に、スプリットステップで
右足、左足、どちらも均等に体重を乗せ直してあげると同時に
スタンスを広く取って膝を曲げ、腰を落とすことで、その後判断した
方向へのダッシュをスムーズにしてあげること。
だって短距離走もスタートの時、膝を曲げて腰の位置を落とすでしょ?
せっかく良い反応が出来たのに、スタートが遅いのも悲しい。
相手がショットを打つ可能性の高いコースの予測と
その方向へのスムーズなスタートダッシュの準備、これが
出来なきゃ、「コートって広いなぁ~」って感じながら
プレーしなきゃいけなくなるよ。
シングルスで一人の時は広く感じる?
じゃあダブルスは狭いって思う?
テニスコートって微妙な広さだと俺は思う。
広いと言えば広いし、狭いって言うか、
「守りやすい広さ」と言えばそうなのかなって。
じゃあどういう時に広いなぁって感じるか・・・。
コートを端から端まで有効に使って配球してくる相手の時って
すごい走らされてしまうからそう感じない?
例えそれがダブルスだったとしても、相手からペアと一緒に
走らされると、ゼーゼーハーハーなるくらい疲れる。
コートに二人もいるのに「守る場所広過ぎる!!」って思っちゃうよ。
逆にコートを有効に使えないような相手だと、その人が多少ショットの
スピードがあっても楽チンで守れてしまう。
守る範囲が狭いと、コートは狭く感じられるのだ。
そんな微妙な広さで行うテニスというスポーツだから
しっかり相手コートの隅々まで配球が出来るように普段から
練習しておかないといけないんだけど、それと同時に自分より
強い相手と対戦する時には、空いている自分のコートの
どのスペースに打たれても、そのボールに追い付いて
返球し続けられるかが重要となる。
そのためには、トレーニングで足を速くするってことも必要だけど
テニスコートはそんなに死ぬほど広い訳じゃないから
大事なことは最初の一歩をどれだけ素早く出せるか・・・なんだよ。
100メートルを10秒以内で走れる人がいても、最初の一歩が
出遅れたらテニスはもう間に合わない。
とにかくボールの方向へ、最初の一歩を早く出でるよう専念しよう。
その為には、予測と準備が必要。
予測とは・・・まず相手が打つ直前に、まずは自分達のコートを
見渡して、空いているスペースを確認すること。
その空いているスペースは、当然一つでは無いので
きっちり全部チェックするのを忘れずに。
でも当然全てをチェックしても守り切れるわけじゃないから
そこで瞬時に過去のデータを思い出し、その選手がその幾つかある
スペースの中でどこを選んで打つことが多いか、順番を決めたいね。
そうやって予想範囲をしっかりさせておくと、予想範囲内のショットが
来た時にサッと足がその方向へスムーズに動くんだよ。
その一歩が速ければ、多少足が遅い人でも相手のナイスショットを
しのいだり出来るもんだよ。
そこまで予測をしておいたら、あとはボールがバウンドした方向へ走る
準備をしないといけない。
一応どの方向にでも走れるようにする為、そしてショットに追い付いた
時の為にも、相手がボールを打つ直前に、スプリットステップで
右足、左足、どちらも均等に体重を乗せ直してあげると同時に
スタンスを広く取って膝を曲げ、腰を落とすことで、その後判断した
方向へのダッシュをスムーズにしてあげること。
だって短距離走もスタートの時、膝を曲げて腰の位置を落とすでしょ?
せっかく良い反応が出来たのに、スタートが遅いのも悲しい。
相手がショットを打つ可能性の高いコースの予測と
その方向へのスムーズなスタートダッシュの準備、これが
出来なきゃ、「コートって広いなぁ~」って感じながら
プレーしなきゃいけなくなるよ。
甘ったれるな!トレーニングしろよ![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/25(火) 11:30
テニスを頑張っている皆、トレーニングはやっているだろうか?
そう偉そうに聞いている俺は現在トレーニングお休み中。
もう休んでどのくらいになるだろう・・・。
でも必ず再開させるので、とりあえずは「お休み中」ということに
しておく。
現役の頃はもちろんしっかり行っていた。
特に俺のテニスは体力がウリだったからね。
それから、実際25歳を過ぎると、体力は落ちなかったけど疲労が
残るようになってきたので、とにかく身体を良い状態に保つことが
重要だった。
いくらテニスの技術が上がっても、大会の2日目、3日目になると
ガクッと落ちるような身体では勝ち上がれない。
だって、大会って勝ち上がって行けばいくほどタフマッチになるんだから。
そのためのトレーニングはとにかく毎日行った。
ほぼ毎日だな。
ただしハードなトレーニングだけじゃない。
負荷を小さくして、ストレッチをするのとさほど変わらない程度の
トレーニングなんかもやるんだよ。
毎日毎日自分の身体をいじめるだけがトレーニングじゃない。
使われていない筋肉や、弱い筋肉に焦点を絞ってじっくり
行うトレーニングや、疲れきって固まっている筋肉をほぐす為の
トレーニングなんかも重要。
何もしない・・・というのも疲労回復になるけど、筋肉が疲れ切ったまま
放置するのは逆に疲労が抜けなかったりするんだよ。
だから「大会前はトレーニングやらない」って最初そう思ってたんだけど
だんだん分かって来ると、大会の会場に行っても、ランニングやダッシュ、
チューブトレーニングや道具が無くても出来る簡単な腕立て腹筋は
必ず行っていたし、他の多くの選手も同じようにやっていた。
皆も筋力を増やす為のトレーニングというより、付いた筋肉を状態良く
維持する為って感じだけどね。
とにかくそういう意味では、色んなトレーニングを覚えて、それを常に
ローテーションで回しながら自分の身体を作って行かないといけないんだよ。
でもトレーニングってやっぱり、キツイし面倒くさい。
そうするとどうしてもさぼりたくなる。
特に「試合前だから・・・」とか「ちょっと膝の具合が良くないから・・・」と
言って敬遠する人いない?
元気な人はもちろんのこと、怪我を抱えている人も試合前の人も
やるべきトレーニングはたくさんある。
ん?もちろん今の俺もやらないといけない。
さぁ、皆しっかりトレーニングして良い状態でコートに立とう。
そう偉そうに聞いている俺は現在トレーニングお休み中。
もう休んでどのくらいになるだろう・・・。
でも必ず再開させるので、とりあえずは「お休み中」ということに
しておく。
現役の頃はもちろんしっかり行っていた。
特に俺のテニスは体力がウリだったからね。
それから、実際25歳を過ぎると、体力は落ちなかったけど疲労が
残るようになってきたので、とにかく身体を良い状態に保つことが
重要だった。
いくらテニスの技術が上がっても、大会の2日目、3日目になると
ガクッと落ちるような身体では勝ち上がれない。
だって、大会って勝ち上がって行けばいくほどタフマッチになるんだから。
そのためのトレーニングはとにかく毎日行った。
ほぼ毎日だな。
ただしハードなトレーニングだけじゃない。
負荷を小さくして、ストレッチをするのとさほど変わらない程度の
トレーニングなんかもやるんだよ。
毎日毎日自分の身体をいじめるだけがトレーニングじゃない。
使われていない筋肉や、弱い筋肉に焦点を絞ってじっくり
行うトレーニングや、疲れきって固まっている筋肉をほぐす為の
トレーニングなんかも重要。
何もしない・・・というのも疲労回復になるけど、筋肉が疲れ切ったまま
放置するのは逆に疲労が抜けなかったりするんだよ。
だから「大会前はトレーニングやらない」って最初そう思ってたんだけど
だんだん分かって来ると、大会の会場に行っても、ランニングやダッシュ、
チューブトレーニングや道具が無くても出来る簡単な腕立て腹筋は
必ず行っていたし、他の多くの選手も同じようにやっていた。
皆も筋力を増やす為のトレーニングというより、付いた筋肉を状態良く
維持する為って感じだけどね。
とにかくそういう意味では、色んなトレーニングを覚えて、それを常に
ローテーションで回しながら自分の身体を作って行かないといけないんだよ。
でもトレーニングってやっぱり、キツイし面倒くさい。
そうするとどうしてもさぼりたくなる。
特に「試合前だから・・・」とか「ちょっと膝の具合が良くないから・・・」と
言って敬遠する人いない?
元気な人はもちろんのこと、怪我を抱えている人も試合前の人も
やるべきトレーニングはたくさんある。
ん?もちろん今の俺もやらないといけない。
さぁ、皆しっかりトレーニングして良い状態でコートに立とう。
小さな勝利[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/24(月) 09:19
テニスを始めたのが高校生の時だから
高校時代はそんな大した戦績は残していない。
でもキラリと光るテニスの才能の片鱗があったか・・・と言われると
それも無かった気がする。
たまに教わっていたコーチからも
「お前はサッカーの方が向いていたんじゃない?」って言われるほど。
だから、さほどテニスにのめり込んではいなかったし、高校卒業後に
続ける気なんて全然無かった。
でも結果が出ると、それが励みになって「よし次も頑張ろう!!」って
少しずつ自分を成長させる努力をしようとし始める。
そのキッカケとなる大会を今でも覚えている。
それは、大阪府の第4学区団体戦であった。
どういう大会かと言うと、大阪が地域によって幾つかの学区に
分けられているんだけど、そのうち俺が行っていた第4学区という
小さな地区の団体戦なのだ。
そう、とても小さな大会。
でもその大会で、我々は皆で頑張って予選を突破して本戦に
進むことが出来た。
たった2回勝ち上がっただけなんだけど・・・・。
でも我々弱小テニス部にとっては、皆初めての予選突破で
大喜びだったのを鮮明に覚えている。
あまりに嬉しかったから、学校にお願いして学校全体の集会の時
全校生徒の前で表彰してもらい、それがまた感動だった。
今考えると、そんな大した規模の大会では無いし、相手もそんな
凄いレベルじゃない。
でも当時の俺達にとっては本当に嬉しくて、誇りに思えた。
結局そういうのがあったから次に繋がり、また次もう少し大きな規模で
結果を出して更にステップアップし、そうやってプロテニスプレーヤーという
領域まで来れたんだよ。
そう考えると、どんな小さな大会のちょっとした一勝も、その人の
その後のテニス人生の突破口になる可能性ってあるわけだ。
一つ一つの喜びや感動を積み重ねて、初めて高い目標を目指すことが
出来る・・・ということだね。
才能なんて関係ない。
高校時代はそんな大した戦績は残していない。
でもキラリと光るテニスの才能の片鱗があったか・・・と言われると
それも無かった気がする。
たまに教わっていたコーチからも
「お前はサッカーの方が向いていたんじゃない?」って言われるほど。
だから、さほどテニスにのめり込んではいなかったし、高校卒業後に
続ける気なんて全然無かった。
でも結果が出ると、それが励みになって「よし次も頑張ろう!!」って
少しずつ自分を成長させる努力をしようとし始める。
そのキッカケとなる大会を今でも覚えている。
それは、大阪府の第4学区団体戦であった。
どういう大会かと言うと、大阪が地域によって幾つかの学区に
分けられているんだけど、そのうち俺が行っていた第4学区という
小さな地区の団体戦なのだ。
そう、とても小さな大会。
でもその大会で、我々は皆で頑張って予選を突破して本戦に
進むことが出来た。
たった2回勝ち上がっただけなんだけど・・・・。
でも我々弱小テニス部にとっては、皆初めての予選突破で
大喜びだったのを鮮明に覚えている。
あまりに嬉しかったから、学校にお願いして学校全体の集会の時
全校生徒の前で表彰してもらい、それがまた感動だった。
今考えると、そんな大した規模の大会では無いし、相手もそんな
凄いレベルじゃない。
でも当時の俺達にとっては本当に嬉しくて、誇りに思えた。
結局そういうのがあったから次に繋がり、また次もう少し大きな規模で
結果を出して更にステップアップし、そうやってプロテニスプレーヤーという
領域まで来れたんだよ。
そう考えると、どんな小さな大会のちょっとした一勝も、その人の
その後のテニス人生の突破口になる可能性ってあるわけだ。
一つ一つの喜びや感動を積み重ねて、初めて高い目標を目指すことが
出来る・・・ということだね。
才能なんて関係ない。
足元の境界線[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/21(金) 15:02
ボレーはスライス回転が基本。
でもショートバウンドで打つハーフボレーに関しては
スライス回転ではなく、ある程度ラケット面を被せて
ボールをヒットさせるから、どっちかと言うとトップスピンに近い。
この辺りの切り替えが難しいからネットプレーが苦手って人は
多いんじゃないのかな。
足元のボレー、ノーバウンドで取るんだったらスライス系、
落としてハーフボレーにするなら、面を被せるトップスピン系、
どちらの技術もしっかり練習して身に付けることも必要なんだけど
と同時に、どっちで処理するかを瞬時に判断する判断力も
身に付けないといけない。
その判断を正確にするためには、しっかり自分の頭の中に
「ここまではノーバウンド処理、これ以上前はハーフボレー」という
線引きが出来ているかどうかになる。
相手は足元にどんどん集めてくるから、そこが曖昧だといちいち
迷ってしまって、その一瞬の迷いがミスに繋がる。
その線引きなんだけど、大事なことは前重心。
特にバウンドさせるハーフボレーは、ラケット面が被さっている分
しっかり前重心を保ってブロックしていかないといけない。
となると、あまり足元でバウンドさせると身体はのけ反ってしまって
重心は後ろになるでしょ?
そういうのは完全にノーバウンドで処理しないといけない。
だから足元ボレーで、ノーバウンドかハーフボレーかの
線引きをするためには、常に前重心を保って、前に前にボールと
取りに行きながら、それをノーバウンドで取れそうならノーバウンド、
前に取りに行ったけどバウンドしそうだったら、ワンバウンドさせて
ハーフボレー・・・っていう風にしていると境界線が見えて来る。
でも、前にボールを取りに行ったり、待ってしまったり・・・とその時々で
変えてしまうと、結局いくらやっても境界線が見えてこないのである。
それから足を一歩ちゃんと出してボレーが出来ると、けっこう
前のボールもノーバウンドで処理が出来るよ。
足が出ないと曖昧な範囲が広くなって判断ミスしやすい。
打つ時はちょっとでも良いから前足を出しながらボレーを
打てるようにするのも、足元ボレーが上手くなるキッカケになるよ。
まぁ、俺の経験上「落とすかどうか迷ったらノーバウンド!!」って
覚えておいた方が良い気がする。
迷った挙句、ハーフボレーを選択するとミスしやすいんだよねぇ。
でもショートバウンドで打つハーフボレーに関しては
スライス回転ではなく、ある程度ラケット面を被せて
ボールをヒットさせるから、どっちかと言うとトップスピンに近い。
この辺りの切り替えが難しいからネットプレーが苦手って人は
多いんじゃないのかな。
足元のボレー、ノーバウンドで取るんだったらスライス系、
落としてハーフボレーにするなら、面を被せるトップスピン系、
どちらの技術もしっかり練習して身に付けることも必要なんだけど
と同時に、どっちで処理するかを瞬時に判断する判断力も
身に付けないといけない。
その判断を正確にするためには、しっかり自分の頭の中に
「ここまではノーバウンド処理、これ以上前はハーフボレー」という
線引きが出来ているかどうかになる。
相手は足元にどんどん集めてくるから、そこが曖昧だといちいち
迷ってしまって、その一瞬の迷いがミスに繋がる。
その線引きなんだけど、大事なことは前重心。
特にバウンドさせるハーフボレーは、ラケット面が被さっている分
しっかり前重心を保ってブロックしていかないといけない。
となると、あまり足元でバウンドさせると身体はのけ反ってしまって
重心は後ろになるでしょ?
そういうのは完全にノーバウンドで処理しないといけない。
だから足元ボレーで、ノーバウンドかハーフボレーかの
線引きをするためには、常に前重心を保って、前に前にボールと
取りに行きながら、それをノーバウンドで取れそうならノーバウンド、
前に取りに行ったけどバウンドしそうだったら、ワンバウンドさせて
ハーフボレー・・・っていう風にしていると境界線が見えて来る。
でも、前にボールを取りに行ったり、待ってしまったり・・・とその時々で
変えてしまうと、結局いくらやっても境界線が見えてこないのである。
それから足を一歩ちゃんと出してボレーが出来ると、けっこう
前のボールもノーバウンドで処理が出来るよ。
足が出ないと曖昧な範囲が広くなって判断ミスしやすい。
打つ時はちょっとでも良いから前足を出しながらボレーを
打てるようにするのも、足元ボレーが上手くなるキッカケになるよ。
まぁ、俺の経験上「落とすかどうか迷ったらノーバウンド!!」って
覚えておいた方が良い気がする。
迷った挙句、ハーフボレーを選択するとミスしやすいんだよねぇ。
<<前へ | 次へ>> |
ブログ最新記事
- 参考にしたいし、参考にしてもらいたいし。 (07/27 10:23)
- 練習掘り下げトーク「クロスコートラリー編」 (07/27 10:13)
- 尊敬されているか不安ですか? (06/26 23:12)
- 湧き上がって来た闘志 (06/19 10:34)
- 練習“掘り下げ”トーク第一弾「ショートラリー』 (06/16 00:58)
- 喜怒哀楽コントロール (06/13 08:05)
- てにすまん練習メニュー深掘りトーク (05/27 23:13)
- 【動画】ゴムゴムボレーの作り方 (05/21 15:49)
- アレンジしながら練習メニューを考える (05/21 15:34)
- テニスの調子は空間認識能力で決まる? (05/12 00:59)
- 1ヶ月ぶりのオンコート (05/08 00:14)
- 福田勝志プロとのZOOMシングルストークセッション公開 (05/07 23:33)
- コーチはどう伝えるか。 (05/01 22:42)
- とにかく、食べよう。 (04/27 23:06)
- 自宅でボレー練習 (04/27 22:12)
- やりたいテニス、やれないテニス (04/23 23:50)
- おからブーム (04/23 23:13)
- 非日常を楽しんでいる。 (04/20 00:02)
- テニスコーチの言葉は何が貴重なのか。 (04/19 23:34)
- 誰かに何かを伝える仕事 (04/17 23:59)
アーカイブ
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(4)
- 2020年5月(7)
- 2020年4月(9)
- 2015年3月(1)
- 2015年1月(1)
- 2014年10月(2)
- 2014年6月(2)
- 2014年5月(2)
- 2014年4月(3)
- 2014年3月(4)
- 2014年2月(1)
- 2014年1月(5)
- 2013年12月(3)
- 2013年11月(2)
- 2013年10月(3)
- 2013年9月(2)
- 2013年8月(3)
- 2013年7月(2)
- 2013年6月(3)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(6)
- 2013年3月(8)
- 2013年2月(8)
- 2013年1月(9)
- 2012年12月(9)
- 2012年11月(8)
- 2012年10月(17)
- 2012年9月(5)
- 2012年8月(12)
- 2012年7月(22)
- 2012年6月(21)
- 2012年5月(23)
- 2012年4月(21)
- 2012年3月(22)
- 2012年2月(21)
- 2012年1月(22)
- 2011年12月(22)
- 2011年11月(22)
- 2011年10月(21)
- 2011年9月(22)
- 2011年8月(23)
- 2011年7月(21)
- 2011年6月(22)
- 2011年5月(22)
- 2011年4月(21)
- 2011年3月(23)
- 2011年2月(20)
- 2011年1月(21)
- 2010年12月(23)
- 2010年11月(22)
- 2010年10月(21)
- 2010年9月(22)
- 2010年8月(29)
- 2010年7月(31)
- 2010年6月(30)
- 2010年5月(29)